
401cc以上の大型バイクで最も販売台数の多いカワサキ「Z900RS」を筆頭に、2010年代後半から特に人気が高まってきているのがネオクラシックモデルだ。国産&外国車ともに数多くラインナップされているが、ここでは国産の600cc~1000ccに絞ってお届けしよう。
●文:ヤングマシン編集部
大型二輪免許は18歳から取得可能!
ヤマハ XSR900 GP
バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する。大型二輪免許の取得は18歳以上からだが、原付~普通二輪免許は16歳から取得可能になっている。
401cc以上(400cc超)のバイクを運転できる「大型二輪免許」を取得するには、指定教習所を利用するか運転免許試験場でのダイレクト受験かの2つの方法があり、教習所に通う場合は技能教習と学科教習を受け、卒業検定合格後に運転免許試験場で適性試験と学科試験(技能試験は免除)を受けて合格すれば免許が交付される。
小型限定を含む普通二輪免許を持っていれば学科教習が免除され、普通自動車免許を持っている場合は学科教習が1時限のみに短縮される。
教習所の費用は保有免許によって変わり、免許なしか原付免許保持者の場合は27万円前後(限定なし)/25万円前後(AT限定)、普通自動車免許保持者の場合は6~8万円程度安くなり、普通二輪免許保持者は15万円前後安く済ませることができる。
試験場でのダイレクト受験(通称:一発試験)では、お住まいの都道府県にある運転免許試験場(運転免許センターとも呼ばれる)で適性検査を行ったのちに学科試験、技能試験に合格し、取得時講習と応急救護講習を受ければ免許交付となる。ちなみに、小型限定普通二輪免許または普通自動車免許を持っていれば学科試験は免除される。
試験場における免許の申請手続きに必要な費用は、教習所卒業者で3800円(受験料/交付手数料)、一発試験の場合は2万2750円(受験料/試験車使用料/交付手数料/取得時講習料/応急救護講習料)だが、不合格の場合は再び受験料と試験車使用料がかかることに留意したい。
600~1000ccネオクラシックバイクのメリットは?
カワサキ Z900RS
全世代に受け入れやすいデザイン
歴史のあるバイクのエッセンスを取り入れているだけあって、誰もが“バイクらしいバイク”と受け入れやすいデザインになっている。機種によって1960年代を再現したものから1970年代、1980年代とさまざまな年代の名車をモチーフにしており、今回紹介するもの以外では1990年代をオマージュしたカラーリングなども出始めている。
余裕があるけどちょうどいいパワー
パフォーマンス追求型ではなく、低回転の普段使いで常用する領域でしっかりトルクが出るような特性。排気量も1000cc以下とされているため、大型バイクらしい余裕はありつつも持て余すほどのハイパワーではない。車重も200kg前後までと、ヘビー級というよりはミドル級~ライトヘビー級くらいに抑えられていて扱いやすい。
エンジンの趣味性が高い
エンジンの排気量が一定の大きさ以上なため、気筒数による鼓動感の違いやトルク特性などがより感じ取りやすい。さらにネオクラシックモデルは常用域のトルク特性を作り込んでいる傾向なため、鼓動感が豊富なうえ、常用的な速度域でエンジンを味わいながら走る余裕が生まれやすい。
カスタムの楽しみが豊富
名車もしくは特定の年代をモチーフとしていることが多いため、当時のカスタム例などを参考にしやすく、またパーツメーカーも新たなスタイルを模索して多様なパーツをリリースしているため、ユーザーは思い思いのスタイルでカスタムしやすい。バーハンドルを採用している機種も多く、ガジェットなどのマウントにも有利だ。
600~1000ccネオクラシックバイクのデメリットは?
防風性能はあまり期待できないものが多い
一部のカウル付きモデルを除けばネイキッドスタイルが主流。高速道路主体のツーリングなどはツアラーほど楽ではない。とはいえバタつきにくいウエアを選ぶなどすれば十分に対応可能ではある。
車検の存在
軽二輪以下は車検がなく、点検や整備、走行以外で年間に必須でかかるコストは税金と自賠責保険だけ。排気量が251cc以上の“小型二輪(=小型の二輪自動車)”になると税金が少し上がり、車検の審査費用印紙代1750円がかかる。とはいえ、きちんとした整備をする前提であればであれば、車検の有無による差額は年間に均して数千円ほどと、じつはそれほど大きくない。また、普段は整備をサボリがちという方にとっては、車検が点検&整備の目安になることもあってデメリットと言い切れない側面も。
2024年、600~1000ccネオクラシックバイクはどんな状況?
カワサキが2017年秋の東京モーターショーでZ900RSを発表し、翌年から大型バイクの販売台数でトップをひた走る。カワサキはこのほかにも空冷2気筒のW800をラインナップし、この兄弟バージョンとして2021年には“メグロ”ブランドを復活させたメグロK3を発売した。ミドルクラスのZ650RSの気軽さのあるZ-RSシリーズとして存在感を放つ。ヤマハはMT-09の兄弟車として同社の言うスポーツヘリテイジにあたるXSR900をリリース。海外生産のXSR700も後に導入された。そして2024年の大きなトピックとして、5月20日に1980年代のグランプリマシンをモチーフとしたフルカウルモデル、XSR900 GPを発売した。
ホンダはこのクラスで独自路線を貫いており、ネオスポーツカフェをコンセプトとしたCB650RはフルカウルスポーツのCBR650Rとともに新技術・Eクラッチを採用した新型が登場した。また、CB1000ホーネットの登場とともにCB1000Rはラインナップから外れることに。なお、1000cc超えのクラスにはツインショックのCB1300シリーズ/CB1100シリーズもあるが、それらはまたの機会に。スズキはこのクラスの国産で唯一となってしまったVツインエンジンのSV650/SV650Xをラインナップしている。
カワサキ メグロK3
【2025年1月版】600cc~1000ccバイク 国産ネオクラシックおすすめ12選!
カワサキ Z900RS / イエローボールエディション / SE / カフェ
カワサキ Z900RS ※写真はSE
ストリートファイター系のZ900をベースとしながら、空冷フィンのようなデザインを与えられたエンジンや、モチーフとしたZ1(900 Super4)を彷彿とさせるタンク~シート、丸目LEDヘッドライトなどによって往年のカワサキZらしいスタイリングを具現化したのがZ900RSだ。2017年末に発売され、2018年以降は大型バイクカテゴリーで不動のベストセラー車として君臨している。
ブレンボ&オーリンズで武装し、少数が生産される(限定ではない)Z900RS SEや、ビキニカウルを装備したZ900RSカフェなどバリエーションが豊富なのも特徴。2024年モデルには、カラーリングだけでなく専用エンブレムなどが与えられたZ900RSイエローボールエディションも登場した。2024年9月1日にイエローボールエディション以外にカラーチェンジを施した2025年モデルが発売され、さらに12月14日にはグリーンボールが追加発売された。イエローボールエディションは継続販売だ。
主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 シート高800(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/85000rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格&色:STD=148万5000円(赤、緑)/SE=170万5000円(黒×灰)/カフェ=151万8000円(黒×ライムグリーン)/イエローボールエディション=156万2000円(キャンディグリーン) ●発売日:2024年9月1日/STD緑のみ12月14日 ※諸元はスタンダードモデル/イエローボールエディションは継続販売
ホンダ CB650R / Eクラッチ
ホンダ CB650R Eクラッチ
ネオスポーツカフェをコンセプトとした4気筒ネイキッド。流麗なエキゾーストパイプの取り回しは、1974年に登場したヨンフォアことCB400Fourをモチーフとしたものだ。2024年モデルでマイナーチェンジを受け、ヘッドライト、シュラウド、リヤカウル、テールランプなどのデザインを一新し、メーターは5インチフルカラーTFTディスプレイに。そして最大のトピックは、マニュアルトランスミッションをベースとしながらクラッチ操作を自動制御とする「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」搭載車をタイプ設定したことだ。
Honda Eクラッチは、発進、変速、停止に至るまでライダーのクラッチ操作を必要とせず、クイックシフターと連携することで手動よりもスムーズかつ素早いギヤシフトを可能に。シフト操作はあくまでもライダーが行う&クラッチレバーを装備していることからAT限定免許で運転することはできないが、スポーツ派のライダーにもツーリング派のライダーにも役立つ装備になりそうだ。 ※AT限定で運転できるかどうかはクラッチレバーを装備しているかどうかで判断される
主要諸元■全長2120 全幅780 全高1075 軸距1450 シート高810(各mm) 車重205kg[207kg](装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 648cc 95ps/12000rpm 6.4kg-m/9500rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:103万4000円[108万9000円] ●色:黒[黒、灰] ●発売日:2024年6月13日 ※[ ]内はEクラッチ
ヤマハ XSR900 GP
ヤマハ XSR900 GP
ネイキッドモデルのXSR900をベースに、1980年代のグランプリマシン・YZR500をモチーフとしたカウルを装着したネオクラシックレーサーレプリカ。セパレートハンドルにはバーエンドミラーを装着し、前後サスペンションも専用開発品。ブレンボ製マスターシリンダー、新設計アジャスタブルクラッチレバー、クルーズコントロール、USBタイプCソケット、クイックシフターなどを備え、5インチTFTフルカラーディスプレイには専用アプリでナビゲーション表示も可能だ。世界同時発表された際には、1990~1992年にWGP500クラスを連覇したウェイン・レイニーがPVに登場したことでも話題になった。
主要諸元■全長2160 全幅690 全高1180 軸距1500 シート高835(各mm) 車重200kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 888cc 120ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:143万円 ●色:白、灰 ●発売日:2024年5月20日
ヤマハ XSR900
ヤマハ XSR900
XSR900 GPの登場に呼応するかのように、ベースモデルのXSR900も1980年代の赤白レーシングカラーを纏ったカラーが登場。デルタボックス風のメインフレームと並列3気筒エンジンはネイキッドモデルのMT-09と共有しているが、ロングスイングアームによってホイールベースを延長するなど、単なる外装の着せ替えではなく専用スペックが与えられている。
バーエンドミラーやブレンボ製の純ラジアルマスターシリンダー、専用セッティングのフルアジャスタブル倒立フロントフォークといった充実の装備を誇り、トラクションコントロールシステムやスライドコントロールシステム、リフトコントロールシステム、ブレーキコントロールなど最新の各種電子制御のほか、クルーズコントロールも標準装備。クイックシフターは加減速時のどちらでもシフトアップ/ダウンできる第3世代だ。
主要諸元■全長2155 全幅790 全高1155 軸距1495 シート高810(各mm) 車重193kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 888cc 120ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:125万4000円 ●色:白、黒 ●発売日:2024年5月20日
カワサキ W800 / メグロK3
カワサキ W800
カワサキ メグロK3 ●価格:140万8000円 ●発売日:2024年9月1日
カワサキが50年以上にわたって育んできた「W」ブランドの最新進化系。カムシャフトをベベルギヤで駆動するという凝った造りの空冷2気筒エンジンを鉄フレームに搭載し、前19/後18インチホイールはワイヤースポークタイプだ。エンジンはほぼバーチカル(垂直に立ったシリンダー)に搭載され、360度クランクによる鼓動感や等間隔爆発ならではの整ったエキゾーストサウンドがライダーを包む。
2019年にはマイナーチェンジで大径丸型LEDヘッドライトやアシスト&スリッパークラッチ、前後ディスクブレーキなどを獲得。そして2021年、兄弟車としてメグロK3を発売し、かつてカワサキが吸収合併した“メグロ”ブランド復活の狼煙を上げた。2025年モデルはいずれも2024年9月1日発売で、W800はカラーチェンジ、メグロK3もシリーズ初となるグラフィック変更を受けた。
主要諸元■全長2190 全幅790 全高1075 軸距1465 シート高790(各mm) 車重226kg(装備)■空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 52ps/6500rpm 6.3kg-m/4800rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/80-18 ●価格:124万3000円 ●発売日:2024年9月1日(金黒×黒) ※諸元等はW800
スズキ SV650
今回紹介するカテゴリーでは唯一のV型2気筒エンジンを搭載するのが最大の特徴。扱いやすさとVツインらしい弾け感を持つこのエンジンは、1999年の初代SV650(および1998年のSV400)から連綿と受け継がれてきた名作で、時代時代に合わせた排出ガス規制等に適合しながら生き残ってきている。現行のSV650シリーズは、ローハンドル+ビキニカウルのSV650X(下記に紹介)と、ネイキッドSV650の2本立て。かつてはアルミフレームに現代的なデザインだったが、2016年より現在のスチール製トレリスフレームのオーソドックスなスタイルになった。発進時にエンジン回転数をわずかに上げてエンストしにくくする「ローRPM」アシストや、スタータースイッチを押し続ける必要なくエンジン始動が可能な「スズキイージースタートシステム」などを装備する。
2025年1月24日にカラーリングを刷新した2025年モデルが発売される。
主要諸元■全長2140 全幅760 全高1090 軸距1450 シート高790(各mm) 車重199kg(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 72ps/8500rpm 6.4kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:83万6000円 ●色:青、濃緑、黒 ●発売日:2025年1月24日
スズキ SV650X
スズキ SV650X
上記のSV650をベースにローハンドルとビキニナウル、専用デザインのシートなどを装備してカフェレーサー仕立てとした兄弟モデル。2025年1月24日にカラーリングを刷新した2025年モデルが発売される。
主要諸元■全長2140 全幅730 全高1090 軸距1450 シート高790(各mm) 車重199kg(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 72ps/8500rpm 6.4kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:88万円 ●色:銀 ●発売日:2025年1月24日
カワサキ Z650RS
カワサキ Z650RS
ネイキッドスポーツZ650をベースにレトロモダンな外装が与えられたZ-RSシリーズの第2弾。2022年の誕生時には“レトロボリューション(レトロ×エボリューションを掛け合わせた造語)”が謳われた。生時には“レトロボリューション(レトロ×エボリューションを掛け合わせた造語)”が謳われた。初登場時は1977年誕生のザッパーことZ650(B1)をオマージュし、キャンディエメラルドグリーンをまとったが、2024年モデルは1978年式Z650(B2)に寄せた鮮やかな赤をまとった。2025年モデルでは、いわばグリーンボールといったライムグリーンベースの火の玉と、黒玉虫と呼ばれるカラーリングが採用されている。
スチール製トレリスフレームに68ps/8000rpmの並列2気筒エンジンを搭載し、Z900RSよりも27kg軽い車体に800mmのシート高で、価格は45万1000円も安く設定。サスペンションはφ41mm正立フロントにホリゾンタルバックリンク式のモノショックを組み合わせ、前後ディスクブレーキは前φ300mm/後220mmにボッシュ製ABSで高度に支援される。
主要諸元■全長2065 全幅800 全高1115 軸距1405 シート高800(各mm) 車重188kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.4kg-m/6700rpm 変速機6段 燃料タンク容量12L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:107万8000円 ●色:赤、黒 ●発売日:2024年10月1日
ヤマハ XSR700
ヤマハ XSR700
扱いやすく軽快なハンドリングで支持されているネイキッドモデル・MT-07をベースとした、スポーツヘリテイジ「XSR」シリーズの2気筒モデルがXSR700だ。2022年のマイナーチェンジで令和2年排出ガス規制に適合したほか、タイヤには新たにミシュラン ロード5を採用、フロントブレーキディスクをφ298mmに大径化、灯火類のLED化、ネガポジ反転LCDメーター採用といった変更を受けた。2023年には価格改定が実施されている。
主要諸元■全長2075 全幅820 全高1130 軸距1405 シート高835(各mm) 車重188kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 688cc 73ps/8750rpm 6.8kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:100万1000円 ●色:白、黒 ●発売日:2023年1月31日
まとめ
これまで外国車を除けばカウル付きネオクラシックはさほど多くなかったが、ヤマハが投入するXSR900 GPによって勢力図が変わるか注目されるのがこのカテゴリー。ネイキッドスタイルでは通常のスポーツモデルとネオクラシックモデルで人気を二分する状況になってきており、かつてのように一部のライダーが好むというカテゴリーではなくなってきている。排気量の大きさにこだわるライダーが減ってきていることもあり、これからもますます勢力を拡大しそうだ。
よくある質問
ツーリングできる?
カウル付きモデルに比べて防風性が物足りない点を除けば、アップライトなライディングポジションや広めのシートなど、快適性や積載性は十分に確保されている。また、1000cc以下であれば車格もそれほど大きすぎない、かつハンドル切れ角もそこそこあるため取り回しや小回りも利きやすく、ほとんどのツーリングシーンで困ることはないはずだ。
初心者でも乗れる?
大型バイクに慣れていない方が乗るのにも適しているのがネオクラシック。エンジン特性が常用域重視の扱いやすい特性であることや、上記のように車格が大きすぎないこと、そしてライディングポジションの安楽さなどがポイントだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型大型二輪 [751〜1000cc] | 新型ヘリテイジ/ネオクラシック)
“エフ”の姿で降臨した新世代フラッグシップCB 売れに売れているカワサキ「Z900RS」をホンダが黙って見ている時期はもう終わりだ。 2020年春に発表された「CB-F コンセプト」は、昨年現行ライン[…]
XSR900 GPの登場によりカジュアル寄りに回帰したXSR900 ヤマハは、クロスプレーンコンセプトの888cc並列3気筒を搭載するスポーツヘリテイジ「XSR900」をマイナーチェンジ。ライディング[…]
電子制御スロットル採用でユーロ5+適合、走行モードやクルコン、トラコンなど電子制御も充実 ピアッジオグループジャパンは、EICMA 2024で初公開された新型V7シリーズの国内正式導入を発表。2025[…]
2018年モデル:Z1/Z2モチーフ 発売は2017年12月1日。モチーフとなったZ1・Z2は、ショートピッチの燃料タンク形状とオレンジの塗色から「火の玉オレンジ」と呼ばれたカラーリング。これが伝説の[…]
王道ネイキッドは相変わらず人気! スズキにも参入を熱望したい 共通の775cc並列2気筒を用い、ストリートファイターのGSX-8S、フルカウルのGSX-8R、アドベンチャーのVストローム800系を展開[…]
最新の関連記事(新型大型二輪 [401〜750cc] | 新型ヘリテイジ/ネオクラシック)
[◯] Vツインの味わい不変。Xはスタイリッシュだ 初出は1999年という非常に長い歴史を持つスズキのSV650。国内の新排ガス規制に対応した結果、最高出力は76.1→72psに、最大トルクは64→6[…]
新鮮なボディカラーに加えホイール色も刷新 スズキがSV650Xの新色を発表した。ボディカラーは新たに「パールテックホワイト」を採用し、ブラックのフレームにブルーのホイールを組み合わせる。価格は、SV6[…]
R750スタイルでフレンドリーなサイズ感と価格を実現したX350に新色 1970年代初頭から40年以上にわたってフラットトラックレースで活躍してきた伝説のマシン XR750をオマージュした「X350」[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
日本でもCL250とともに2025年モデル導入と明言 ホンダは欧州で、エンジンとフレームの主要部分をクルーザーモデル「レブル500」と共有するスクランブラー「CL500」に鮮やかなニューカラーを設定し[…]
人気記事ランキング(全体)
タイホンダ創立60周年を記念したスペシャルエディション 特別仕様車の製作に旺盛なカブハウスは、タイホンダの創立60周年を記念した「New Monkey Chrome Legacy Limited Ed[…]
ヤンマシ勝手に断言。これでレースに出るハズだ!! 「CB1000Fコンセプト モリワキエンジニアリング(以下モリワキCB)」は、見ての通り、ホンダCB1000Fコンセプトをレーサーに仕立てたカスタムモ[…]
Q.猛暑も過ぎようやくツーリングへと出かけたのですが、曲がり角やカーブのたびにハンドルを重く感じて、内側に切れるのを左手で支え疲れ果てました。これまで快適に乗れていた愛車が、わずか2ヶ月乗らずにいたら[…]
子供の夢を、ホンダが大人げないほど本気で作る この「ホンダコライドン」は、内部のモーターや駆動用タイヤによって走行が可能な電動モビリティ。手足/首/顔も可動としてゲーム上の動きの忠実な再現を目指し、子[…]
2機種/3+2グレードで構成されるインド仕様 ホンダモーターサイクル&スクーターインディア(HMSI)は、日本でGB350シリーズとして販売され人気の空冷単気筒バイク「H’ness CB350(ハイネ[…]
最新の投稿記事(全体)
ラインナップ豊富な新生KLX230シリーズ カワサキは、KLX230シリーズをモデルチェンジするとともに、KLX230Sとしては3年ぶり(その他の無印やSMは2~5年ぶり)に復活させた。 KLX230[…]
ヘッドユニットオーディオ「WHD14+」(プレシジョンパワー):Apple CarPlay&Android Autoワイヤレス対応 高機能かつ高性能のオーディオヘッドユニットを取り扱うプレシジョンパワ[…]
原付バイク安全運転スキルアップ講習会について 本講習会は原付バイクに特化した安全運転講習会で、原付利用者の交通安全意識と安全運転技能の向上を図り、交通事故を防止しようという狙いで2024年から開始され[…]
“エフ”にとらわれず、新世代のCBをゼロベースで追求 YM:まずはCB1000Fコンセプトの狙いどころや、車両のコンセプトを教えて下さい。 坂本:“CB”はレースと共に育ってきたブランドですが、その役[…]
洗車だけでなく雨天走行後にも使えそうな”吸水クロス” 雨天での走行後や、洗車後に気になるのがボディに付いた水滴。これの拭き取りに特化した設計のクロスが”超吸水ゼロタオル”だ。 吸水性を高めるため、生地[…]
- 1
- 2