
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン
FLHCヘリテイジクラシック:美しいスポークホイールは新作チューブレス仕様だ!
クラシックテイストは、伝統あるブランド・ハーレーダビッドソンにとっては大きな魅力であり、誇るべきポイントと言えよう。
ラインナップに欠かせない存在となっている「ヘリテイジクラシック」の2025年式では、オーソドックスなラウンド型エアクリーナーケースをミルウォーキーエイト117クラシック(1923cc)にセットし、チューブレス仕様のNEWスポークホイールをディープフェンダーと組み合わせて、ビンテージムードをより高めている。カラーバリエーションは全5色。
クロムメッキが美しいナセルにトリプルライト、いにしえのFLがそうだったようにウインドシールドを備えた。サドルバッグはレザー調としながらも耐候性と利便性に優れる。2025年式ではライドモードなど最新の電子制御を搭載。アルミリムの外にスポークエンドが張り出すチューブレス仕様の新作ホイールを新採用した。
ウィスキーファイヤー/ブラック(ブラックトリム) ●価格:341万3300円
ビリヤードグレー(ブラックトリム) ●価格:324万8300円
ビビッドブラック(ブラックトリム) ●価格:329万1200円
ホワイトオニックスパール(ブラックトリム) ●価格:331万2100円
アイアンホースメタリック(ブラックトリム) ●価格:331万2100円
ミルウォーキーエイト117「クラシック」搭載
【ミルウォーキーエイト117クラシック】最大トルク:156Nm@2750rpm、最高出力:91HP/68kW@5020rpm
2025モデルのヘリテイジクラシックは、シリンダーヘッド/スロットルボディ/インテークマニホールドを刷新したミルウォーキーエイト117パワートレインを搭載。
グランドアメリカンツーリング(GTA)のために導入された燃焼室形状や楕円形の吸気ポート、アルミ製でエア経路をよりダイレクトにしたインマニ、低プロファイルの吸気バルブシートを採用した新しい4バルブシリンダーヘッドは、ハイパフォーマンスと低燃費を高次元で両立するだけでなく、フレームダウンチューブ間にオイルクーラーを備えるシンプルな空油冷式によって、ラジエターを搭載するGTA用エンジンより、システム全体の重量が抑えられ、クーラントのメンテナンスを不要とするといった利点ももたらす。
ボア103.5×ストローク114.3mmで、排気量を1923ccとする強力なVツインモーター。ビンテージディテールにロックンロールスタイルが融合したヘリテージクラシックには、吸排気セッティングとして「クラシック」が採用されている。
クラシックには、トラディショナルなラウンド型エアインテークがよく似合う。そしてマフラーを2in1集合タイプにし、リヤまわりをシンプルかつ軽快にしている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
知られざる黎明期の物語 最初の完成車は1903年に誕生した。シングルループのフレームに搭載する409cc単気筒エンジンは、ペダルを漕いで勢いをつけてから始動させる。出力3psを発揮し、トランスミッショ[…]
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
パンアメリカのオフロード性能をユーザーに体験してもらう 2021年夏に販売開始されたパンアメリカ。ストローク量の多い前後サスペンションのおかげで、ハーレーの中で唯一ダート走行が可能なアドベンチャーカテ[…]
THUNDERBIKE|Satin ミニフロアボード サンダーバイクのスタイリングと乗車時の快適性を両立したミニフロアボード。サンダーバイクはドイツのハーレーディーラーでありながら、さまざまなパーツを[…]
ライディングポジションに不満を抱えているナイトスタースペシャルオーナーに朗報 最新のシャーシ設計によるアイコニックなスポーツスターのデザインの車体に、強力な水冷レボリューションマックスエンジンを搭載す[…]
最新の関連記事(ヘリテイジクラシック(H-D))
コンパクトな車体に味わいのエンジンを搭載 カワサキのレトロモデル「W230」と「メグロS1」が2026年モデルに更新される。W230はカラー&グラフィックに変更を受け、さらに前後フェンダーをメッキ仕様[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
2つのカラーバリエーションを刷新! 海外で発表されていた(海外のZ900RSにもある)グリーンボールの登場だ! これまでは1970年代にザッパーと呼ばれたZ650(空冷4気筒モデル)をオマージュしたカ[…]
FLHTKウルトラリミテッド:ウルトラこそ正統派フラッグシップ ブランドのアイコンにもなっている伝統のバットウイングフェアリングを備え、最高峰モデルとして長きにわたりラインナップの頂点に君臨し続けるウ[…]
2024年1月25日にはニューモデルとCVOも発表予定 ハーレーダビッドソンジャパンは、ハーレーダビッドソン2024年モデル19機種を発表し、2024年1月3日に発売した。12モデルに新色“レッドロッ[…]
人気記事ランキング(全体)
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
悪質な交通違反の一つ、「無免許運転」 今回は無免許運転をして捕まってしまったときに、軽微な違反とはどのような違いがあるのか紹介していきます。 ■違反内容により異なる処理無免許運転の人が違反で捕まった場[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
RZ250の歴代モデル 1980 RZ250(4L3):白と黒の2色で登場 ’80年8月から日本での発売が始まった初代RZ250のカラーは、ニューヤマハブラックとニューパールホワイトの2色。発売前から[…]
最新の投稿記事(全体)
500km/hの速度の鉛玉も防ぐ! SHOEIがキャリーケース事業をスタートする。これまでに培ってきたヘルメット製造技術を活かした新規事業で、GFRPを用いた質感と堅牢性、強固なフレーム構造による防犯[…]
機能美を実現したナップス限定ビレットパーツが登場 カワサキZ900RSは、最高出力111ps/8500rpmを発揮する水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ、948ccエンジンを搭載したネオクラシ[…]
バッテリーで発熱する「着るコタツ」で冬を快適に ワークマンの「ヒーターウエア」シリーズは、ウエア内に電熱ヒーターを内蔵した防寒アイテム。スイッチひとつで温まることから「着るコタツ」として人気が拡大し、[…]
知られざる黎明期の物語 最初の完成車は1903年に誕生した。シングルループのフレームに搭載する409cc単気筒エンジンは、ペダルを漕いで勢いをつけてから始動させる。出力3psを発揮し、トランスミッショ[…]
充実してきた普通二輪クラスの輸入モデル この記事で取り上げるのは、日本に本格上陸を果たす注目の輸入ネオクラシックモデルばかりだ。それが、中国のVツインクルーザー「ベンダ ナポレオンボブ250」、英国老[…]
- 1
- 2























































