
全世界のハーレーファンを魅了してやまないカスタムパーツたち。新たなデザイン/機能/トレンドを反映し、日ごとにデビューしている。今回は「クラウス(KRAUS)と「アレンネス(ARLENNESS)」からフロントまわりのセットやホイールなど新アイテムが登場したので紹介する。
●文:ウィズハーレー ●外部リンク:スズキ&アソシエイツ
クラウス:オーリンズ ツーリングモデル用フロントエンド
クラウスとオーリンズとのパートナーシップにより実現した、ツーリングモデル専用設計のフロントエンド。アグレッシブな走りを支える高次元の路面追従性/安定性/ブレーキング性能を有し、優れたハンドリングと乗り心地を実現するオーリンズ製倒立フォークだ。
【KR8 Inverted Front End Kit】 安定性を向上させるKR8トリプルツリー、クラウス製108mmラジアルブレーキマウント、フォークの長さを+1”と+2″から選択可能。トリプルやキャリパーマウント部分の仕上がりはブラックとマシンフィニッシュの2種類、アウターチューブはブラックとゴールド仕上げの2種類(インナーチューブはゴールド)。108mmラジアルキャリパーが別途必要。21″フロントホイールは適合外。2024年以降のツーリングモデルには、OEMフェンダーでフェンダーアダプターブラケット(#ST-FN-24-B/M)との併用で取付できる。2014-upツーリング(30mmステム)●価格:136万4330円/2008-2013ツーリング(1″ステム)●価格:136万4330円
【KR Low Bar】 2023年以前の電子制御スロットルモデルと2024ツーリング、2023-up CVO FLTRXFLHXに適合のハンドルバー。レーシーなローベントスタイルで理想的なハンドルポジションを実現する。ステンレススチール製と、より軽量なチタニウム製の2種類をラインナップ。幅29″/プルバック2.5″/センター幅3.25″/ライズ2″。2014-2023年ロードグライドモデルには、ハンドコントロール取付のためKraus Perchクランプが必要。●価格:ステンレススチール4万920円/チタニウム8万8770円
M8ソフテイル純正デジタルゲージを統合し、クリーンスタイルを実現できるライザー。ライザー下部のレッグは、付属のビレットブッシングでしっかりと固定。バークランプのすぐ下にラバーアイソレーターが入るユニークな機構を有し、剛性アップとマシンの応答性アップを実現する。【Core Riserストレート】 写真左●価格:14万360円(6″/8″/10″/12″) 【Core Riserプルバック】写真右●価格:14万360円(5″)/15万8840円(8″/10″/12″)
ゲージはトップクランプと一体のケースにコンパクトかつタイトに収められる。ライザー本体中央には配線通し用の溝があり、簡単かつキレイな配線処理が可能。仕上がりはブラックまたはマシン(機械仕上げ)の2種類。ハンドルバークランプ径は1-1/8 ″と1 ″の2種類を設定している。
アレンネス:足もとをドレスアップしつつ高剛性&軽量化
スプリットスポークホイール
アレンネスより新作ホイールが登場。中央から外側に向かって細かく分岐する美しいスポークデザインをマシニングによって削り出している。高い強度を誇る6061-T6鍛造アルミニウムを使用。DOT/JASO/TUVの各規格を満たす強度を備えた。
【Split Spoke ホイール】18×5.5/19×3.25/21×3.5/21×5.5
昨今のトレンドに合った全6色のカラーラインナップを展開し、車体色とのコーディネイトも自由自在だ。 ●価格:ブラック26万5870円(30万8440円) クロム27万6540円(31万9000円) コントラストカット27万6540円(31万9000円) ブルー27万6540円(31万9000円) ゴールド27万6540円(31万9000円) レッド27万6540円(31万9000円) TPMSセンサーキット(アレンネスホイール用)●価格:4510円 ※( )は21×5.5
チタンフローティングボルト/ローターボルトキット
小さなパーツながら精密にCNC加工されたボルトヘッドは、足まわりに上品なアクセントを加味する。軽量なチタン製で、CNC加工されたHoleshotデザインのボルトヘッド。ローターボルトは5本セットとなっている。
【Holeshot チタンローターボルトキット】[リアローターボルト]3/8-16X1” ポリッシュ/ブラック/ゴールド ●価格:9020円 [フロントローターボルト]5/16-18 X 7/8” ポリッシュ/ブラック/ゴールド ●価格:9020円
【Holeshot チタンフローティングボルト】2024 FLTRX/FLHX/2021-up パンアメリカ/2014-up ツーリング(2023CVOツーリング/2024FLTRX/FLHXを除く) ポリッシュ/ブラック/ゴールド ●価格:1万890円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
ホンダやヤマハなど国内車両メーカー用のパーツ、排気量問わずに原付からスーパースポーツ、さらにはレース関連をサポートするパーツを得意とするメーカー。今回X350用のパーツでハーレー市場に参入した。 ここ[…]
ゲイルスピード タイプE/N/R 鍛造アルミホイールメーカーとして名高いゲイルスピード。ストリートからレースシーンで活躍しているカスタムホイールだ。サイズはいずれも純正と同じF3.5-17/R5.5-[…]
欧州スタイルの正規販売店イベント 週末をハーレーダビッドソンディーラーで過ごし、ブランドの世界観の中で仲間たちと過ごす。ヨーロッパにて行われているH-D正規販売店の『HARLEY NIGHT(ハーレー[…]
空冷スポーツスター用カスタムパーツを世に送り出し続けているグリーミングワークス(大阪府)。一方で水冷スポーツスターSやナイトスター用パーツもラインナップし、自然な流れでX350用パーツの開発も手がける[…]
犬吠埼を目指し、走景に染まるハーレー乗り かつてはハーレーは、乗り手を育てる乗り物だった。走っている途中で不調を訴え、時には急に呼吸を止めたりもした。だから乗り手は路肩にバイクを寄せ、工具を片手に処置[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ | ハーレーダビッドソン)
ホンダやヤマハなど国内車両メーカー用のパーツ、排気量問わずに原付からスーパースポーツ、さらにはレース関連をサポートするパーツを得意とするメーカー。今回X350用のパーツでハーレー市場に参入した。 ここ[…]
ゲイルスピード タイプE/N/R 鍛造アルミホイールメーカーとして名高いゲイルスピード。ストリートからレースシーンで活躍しているカスタムホイールだ。サイズはいずれも純正と同じF3.5-17/R5.5-[…]
空冷スポーツスター用カスタムパーツを世に送り出し続けているグリーミングワークス(大阪府)。一方で水冷スポーツスターSやナイトスター用パーツもラインナップし、自然な流れでX350用パーツの開発も手がける[…]
筑波サーキット向けにカスタム中 「X350ウィズハーレー編集部号」は、2024年12月現在、サーキット、とくに筑波サーキットでタイムを削るためのカスタムを進めている。過去、全日本選手権に出場し、筑波サ[…]
ヘッドユニットオーディオ「WHD14+」(プレシジョンパワー):Apple CarPlay&Android Autoワイヤレス対応 高機能かつ高性能のオーディオヘッドユニットを取り扱うプレシジョンパワ[…]
人気記事ランキング(全体)
36年の“時間”を感じる仕上がり カウルが紫外線で退色し、くすんだトーンだが、じつは緑青を用いたペイント。擦れて色が剥げ落ちた箇所も塗装だ。車体右側のエンジンケースカバーやサイドカバー、マフラーには転[…]
フレーム/スタンドの別体構造と自在キャスター装備で自由に移動できる 向山鉄工のオリジナル製品である「ガレージREVO」は、バイクスタンドに自在キャスターを取り付けることで、スタンドアップしたバイクを前[…]
従来の理念をさらに深化させた「Emotional Black Solid」 今回注目したのは、新たなステップワゴン スパーダ専用に用意された、これまた新たなアクセサリー群です。その開発コンセプトは、従[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。 FXに遅れること約1年、1980年6月に発売され[…]
最新の投稿記事(全体)
AMAスーパークロス2位の実績を持つモトクロッサーのエンデューロ仕様が上陸! トライアンフが開発したオフロードマシンには、250cc4ストローク単気筒エンジンを搭載するモデルと、450cc4ストローク[…]
クラシックなボバースタイルをもつ”個性爆発”のゴアン クラシック350 名は体を表すというが、ロイヤルエンフィールドのニューモデル「ゴアン クラシック350」が表現するものは何か? 英国発祥のロイヤル[…]
A.クラッチを切らずにギヤチェンジできるクイックシフターは便利なはずですが、確かに操作するときの状況によっては仰るようにギクシャクしたりショックがあって怖い思いをするかも知れません。加速(増速)側の場[…]
新型”日産リーフ”は、北米市場投入後に日本国内でもデビュー 日産が明らかにした今後の車両投入プランによると、2025年度から2026年度にかけて多岐にわたるパワートレーンを搭載した新型車が登場する見込[…]
2年に一度、世界各国から勝ちぬいたGSライダーが競う祭典への道 BMWモトラッドは、「インターナショナルGSトロフィー2026」に出場する日本代表選手を決定する国内選考会を2025年10月11日(土)[…]
- 1
- 2