
3年以上続いた新型コロナ禍も、どうやら終息方向だ。楽しく皆で走るのもいよいよ遠慮なく行えるようになってきた。2023年2月、ハーレーダビッドソン埼玉花園がツーリングで目指した先は霞ヶ浦だった。
●文/写真:森下光紹 ●外部リンク:HD埼玉花園
2023年最初のチャプターツーリングは“ナマズのハンバーガー”を食らう?!
真冬のツーリング計画は、その目的地とルートの選択が大変だ。ハーレーダビッドソン埼玉花園店の2023年のチャプターツーリングの第1回目は、圏央道をひた走って深谷から東に行くルート。目的地は茨城県の霞ヶ浦方面で、行方市の「道の駅たまつくり」を目指すことになった。
ツーリングが実施されたのは2月12日。なんと前日まで関東は大雪が降るというコンディションだったが、その翌日は一気に気温が上がり小春日和になった。日照時間も少し長くなるこの時期は、まだ行楽日和と言うわけにはいかないが、のびのびとツーリングができる良い季節なのかもしれない。幹線道路の交通量も少なく、快適なツーリングが楽しめたようだ。
全国の道の駅には様々な名物があるのだが、ここはなんとナマズの身を使用したハンバーガーがあるという。バーガーのパティには他に鴨/鯉/豚もあって、そのどれもが行方で生産されたものなのだ。事前に選ぶことができるのだが、ナマズを選んだライダーにはその感想を聞くことにしよう。
集合地点は圏央道の菖蒲パーキング。朝の9時半には出発して、ひたすら東を目指す。この道が開通したおかげで、実に様々なツーリングルートが組み立てられるようになった。利用料金がやや高いのだが、環状線とは実に便利である。
常磐道にスイッチして、土浦北インターからは一般道だ。一本道なので、苦労もなく道の駅に到着。展望デッキからは穏やかな霞ヶ浦が一望できた。
「良かったね。昨日まで雪だったから行けるかどうか心配だったよ。でも今日は快晴。まだまだ寒いけど、快適だったね」そうだ。ナマズバーガーの感想を聞かなくてはと、ご夫婦で参加のメンバーに尋ねる。
「おいしいですよ。全然生臭くないしお肉も柔らかいです。あれ?カメラマンさん、ナマズバーガーじゃないの?」
すみません。僕はビビって鴨肉にしたのです。バレてしまいましたね。やっぱりご当地の名物は、きちんと食べたほうが印象に残るものだと反省しました。
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