
ハーレーダビッドソン創業120周年、さらにハーレーオーナーズ グループ(H.O.G.)設立40周年となる2023年、H.O.G.オフィシャルイベントがより楽しく、誰でも参加できるオープンなイベントとしてパワーアップ。日本各地で開催されるイベント「ブルースカイミーティング」に加えて、毎年恒例となるハーレーが1000台も集まるイベント「ブルースカイヘブン in 富士スピードウェイ」も8月に開催決定だ。
●文:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:ハーレーダビッドソンジャパン
国籍/年齢/性別を問わず、さまざまなオーナーが加入するH.O.G.
ハーレーオーナーズグループ(H.O.G.)は1983年にスタートして今年で40周年。当初はミルウォーキー本社で始まった小さなライダーズグループだった。1982年秋のことだ。このグループ結成が、ハーレーダビッドソンとライダーたちとの関係を一変させる。やがてH.O.G.はコミュニティや連帯を生み、年月を超えて続いていくことになる。
元々の目的は、ロイヤルティの高い顧客にアメリカ全土のディーラー網のリストを発送し、ツーリングや交流を促すことだったが、その効果は想定を超えて広がっていく。1990年代前半までにメンバーは世界で25万人を超え、100万人を突破したのは2006年のことだった。国籍/年齢/性別を問わず、さまざまなオーナーが加入している。
入会資格は単純明快=“ハーレーダビッドソンのオーナーであること”、それだけだ。
「H.O.G.ジャパン」は1995年に設立され、当初約3200人だったメンバーは、15年目の2008年では3万7000人を超え、世界第2位の規模となった。
主な活動であるツーリングやミーティングといったイベントを中心に、海外のメンバーとの交流なども図られ、ハーレーライフを満喫するための大きな要素になっている。
いま、世界中に1350以上のH.O.G.チャプターがあり、何百人ものハーレー愛好者たちをつなげている。定期的に開催されるイベントによって、そのつながりはますます強いものになっている。
こうした動きはまだまだ続き、40周年を迎えた記念イベントは壮大なものになるに違いない。今年からはH.O.G.会員だけではなく、ハーレー好きならば誰でもウエルカムな「ブルースカイミーティング」が、福岡県を皮切りに全国5ヵ所で開催される。『ウィズハーレー』編集部もそのお手伝いをするので、現地にて待っているぞ。
一方、ハーレーダビッドソンとして生誕120周年となり、かなりの規模と内容が期待される「ブルースカイヘブン」も、例年通り富士スピードウェイで8月26日/27日に開催される。
H.O.G.のこれまでの道のりはワイルドだった。さあ、次の40年へ!
ブルースカイミーティング
多くのライダーが集まり、自慢の愛車を披露するバイクミーティングイベント。最新モデル展示や 『ウィズハーレー』とのコラボレーション、地元グルメなどコンテンツが盛りだくさん。そのスタートとなる初イベントは、4月22日(土)に福岡市ヨットハーバーの隣接駐車場にて開催される。ウィズハーレー編集部は、雑誌誌面やWEBで活躍してくれているH-D女子と一緒に、現地にて来場者を出迎える予定だ。
4/22(土):福岡 [10〜15時]
イベントを一緒に盛り上げてくれるパートナー:ミツバサンコーワ /日本ミシュランタイヤ /ストライダージャパン
福岡市ヨットハーバー隣接駐車場(福岡県福岡市西区小戸3丁目58)
イベント会場には120周年記念モデルなどの最新モデルが並び、ご当地コーヒーやフードを味わえたり、ハーレーユーザーが喜ぶパーツ&用品メーカー、そしてお子様も楽しめるコンテンツが用意されている。
以降のBLUE SKY MEETINGは、日光(栃木県)/苫小牧(北海道)での開催が確定。合計5回を予定している。
5/13(土):日光(栃木県) [10〜15時]
日光霧降高原 大笹牧場(栃木県日光市瀬尾字大笹原3405)
7/8(土):苫小牧(北海道) [10〜15時]
苫小牧キラキラ公園(北海道苫小牧市入船町3丁目1)
ロングツーリング
一方で、ロングツーリングを仲間と共に楽しめるツーリング企画も用意されている。四国や北海道の絶景/自然/観光名所を巡る旅を満喫できる。素晴らしい景色や旅先のグルメを楽しみながら、ロングツーリングに出かけよう!
4/24(月)〜4/28(金):四国(4泊5日)
7/4(火)〜7/7(金):北海道(3泊4日)
日本各地でイベント開催計画中! さぁ、一緒にハングアウトしよう!!
こちらは大型のイベントだ。SSTRとのコラボ企画や、ハーレーの生まれ故郷アメリカを堪能できるロングツーリング、ミルウォーキーで全世界のユーザーと一緒に120周年記念を祝うイベントにも参加できる。今後の予定や詳細は、こちらのページでチェックしよう。→ハーレーダビッドソン オフィシャルイベントページ
5/27(土)〜28(日):ハーレーダビッドソン プレミアムステイ in 石川
SSTR の開催に合わせて、プレミアムなパーティーと宿泊がセットのイベントを楽しもう!(1泊2日)
6/11(日)〜6/21(水):ワイルドウエストデラックスツアー※
壮大な大自然を有する国立公園や、マザーロード“ROUTE66”を満喫できるスーパーデラックスコース(9泊11日)
7/13(木)〜18(火):ハーレーダビッドソン120周年記念ツアー※
ハーレーを愛する世界中のライダーとともに、生まれ故郷のミルウォーキーで生誕120周年を祝おう!(4泊6日)
※株式会社日本旅行のツアー商品です。 詳細は株式会社日本旅行へお問合せください。
ブルースカイヘブン
そして、日本で一番大きなハーレーのイベントがこのブルースカイヘブンだ。例年通り富士スピードウェイでの開催が決定した。2022年は9月だったが、今年は8月に開催される。イベントを盛り上げる様々なコンテンツはこれから随時公開されていくので、楽しみにしていてほしい。
8/26(土)〜27(日):ブルースカイヘブン in 富士スピードウェイ
各イベントの詳細情報やチケット情報はこちらから→ https://blueskyheaven.jp/
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
リジッドフレーム最終年のパンヘッドは、博物館で保管されていたリアルポリス! この車両は、アメリカ・ミズーリ州セントルイス警察で使われていた正真正銘のポリスバイクで、走行距離は1万4000マイル(2万2[…]
ハードな見た目でソフトな乗り心地。ソフテイルのリミテッドエディション 創業者たちの家系による純血主義を貫いてきたハーレーダビッドソンだったが、企業買収が盛んになった1960年代後半、経済状況の低迷から[…]
バガーレーサー譲りのモーター ハーレーダビッドソンの純正エンジン「スクリーミンイーグル135」は、ボア109.5×ストローク158.75mm(4.31×4.625インチ)で、排気量はじつに2212cc[…]
FLFBS ANV ファットボーイ30周年記念モデル:銀幕の中で輝いた初代から30年。精悍なブラックボディで堂々の登場 『イージーライダー』のパンヘッドチョッパーなど、銀幕のスターとともに存在感を示し[…]
XL1200Xフォーティエイトファイナルエディションの特徴 1948年のモデルSに由来する小振りな燃料タンクをそのままに、最後を飾るにふさわしい特別パーツとして、ヴィンテージムードあふれるボバーソロサ[…]
最新の関連記事(ハーレーダビッドソン)
最新ストアデザイン「FUEL」を関東初採用 ハーレーダビッドソンの正規ディーラーを運営する株式会社陸友・モータースが、神奈川県横浜市鶴見区に新店舗となる「ハーレーダビッドソン横浜鶴見(以下HD横浜鶴見[…]
筑波サーキットにH-D Xたちが集合 H-D Xでのサーキット走行をおすすめしたい。X350はあきらかにXR750をモチーフとしたデザイン。「スポーツライディングを楽しんでほしい」というメーカーからの[…]
〈WEBIKE FESTIVAL〉2024.10.19 SAT. ロングウッドステーション(千葉県長柄町) 【X500 ヒデヨリさん】「見た目など、あえてハーレーらしさを捨てたチャレンジ精神の塊のよう[…]
7年のブランクを感じさせない”74歳”! “チームイワキ”や”K’s Garage”の名前で知られた岩城滉一さんが率いるチームは、昨シーズンから”51ガレージ”と名乗って、7年ぶりに活動を再開しました[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! カーシャンプーやワックスなど、多彩なカー用品を手がける老舗ブランド・シュアラスター。そのガソリン添加剤シリーズ・LOOPのフラッグシップモデルが「LOOPパワーシ[…]
最新の関連記事(ライフスタイル)
かつての人気モデル「キャンパー」のDNAと手巻きムーブメントの融合 「MK1ハンドワインド」のルーツは、1980年代に登場し、シンプルかつ実用的なデザインで人気を博したキャンパーモデルに遡る。そのデザ[…]
高まるペット移動ニーズに応える革新的モビリティ ガソリン価格の高騰と50ccクラス原付の製造終了という時代の転換期において、経済的かつ環境に優しい移動手段への需要が急速に高まっている。その一方で、近年[…]
みなさま初めまして。北海道は江別市在住の道産子ライダー、ゆーまです! 元々は某バイクディーラーにて勤めておりました。バイクが生活の一部になっている私のバイクライフについて、綴らせていただきます。 バイ[…]
一般人ほど相続に気をつけろ! “相続”は「金持ちの問題」と思っている人が多いようですが、それは大間違い! 少しでも物やお金を持っていれば、相続は誰にでも関係します。そして、一般人ほど面倒です。 お金持[…]
投資におけるリスクはネガティブな意味ばかりではない “リスク”は”危険”という意味もありますが、投資の世界では”結果の振れ幅”とか、”予想通りにいかない可能性”という意味で使います。 バイクを投資目的[…]
人気記事ランキング(全体)
【ご注意】本記事は、エンジンオイルの過剰注入がエンジンに与える影響を確認するための実験であり、一般使用車両での実施や再現を推奨するものではありませんのでご了承ください。 オイルの規定量は守らなくちゃイ[…]
その姿、まるでGB400TT MkIIの正統後継者! 欧州ホンダは、2025年も例年通りカスタムコンテスを開催。これは正規ディーラーがホンダ車をベースにカスタムを手がけ、オンライン投票で最優秀マシンを[…]
実は”ホンダエンジン”時代からの愛車だった マンセルがF1のパドックで乗っていたのは、ホンダのダックス70(CT70)でした。1988年モデルとも、1987モデルとも言われていますが、いずれにしろ当時[…]
フェイスリフトと前後サスペンションの再設定 ホンダが「XL750トランザルプ」の国内2025年モデルを発売する。CB750ホーネットに似た2眼ヘッドライトを新たに採用し、センターダクトを設けたウインド[…]
2ストレプリカの原点にして、TZRへの橋渡し役だったRZシリーズ 最後の2ストロードスポーツを作るという情熱が込められ、1980年に登場したRZ250。同車が「最後」と言われたのは、環境問題も絡めて今[…]
最新の投稿記事(全体)
ヤマハ主催のナイトミーティング 去る5月10日(土)、ヤマハ発動機販売が主催するヤマハMTシリーズのイベント『The Dark side of Japan Night Meeting 2025(以下D[…]
『エンジンの振動・騒音低減技術 二輪・四輪・汎用』(グランプリ出版) 内燃機関を搭載するモビリティで、快適性や信頼性に大きな影響を与えるのが振動と騒音。その対策技術を二輪/四輪、そして汎用分野に至るま[…]
「KB4RC」「KB998 Rimini」の2機種を展示(予定) 株式会社カワサキモータースジャパンは、イタリアの⾼級ハンドメイドモーターサイクルブランド ・bimota(ビモータ)の⽇本総輸⼊元とし[…]
レジャーバイク人気の主役となった初代ダックスホンダ(1969年~) 国産レジャーバイクの元祖と言えば、ホンダが多摩テックで子供向け遊技用に用意したモンキーバイクZ100、それに続く市販車のモンキーZ5[…]
CBR650R&CB650Rをもっと楽しく、ジェントルに! マフラーカスタムは出力特性を向上させるもの。そんなイメージを抱いている方はとても多いと思います。しかし、近年のバイクはノーマルでも十分パワフ[…]
- 1
- 2