全日本ロードレース外国車初優勝に向けて水野が好発進!

水野涼が今季2度目のポールポジション! 2番手は野左根航汰、3番手に岡本裕生【2024全日本ロード第5戦もてぎ2&4 RACE公式予選】

全日本ロードレース第5戦もてぎ2&4 RACEの公式予選。水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)がこの暑いコンディションの中、47秒台に入れる1’47.732で今季2度目のポールポジション! 2番手には野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)1’47.760。その差はわずか0.026秒。3番手に岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)1’47.936。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)は1’48.337で4番手。前日セカンドローまでに入れば良いと言っていたが、その通りになった。中須賀がこの位置というのは珍しい。


●文:Racing Heroes(駒井俊之) ●写真:Racing Heroes(駒井俊之)

駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。

47秒台に水野涼、野左根航汰、岡本裕生!

天気予報では雨が降るか降らないか微妙なところだったが、青空が広がり一段と暑くなった。湿度も高くとても厳しいコンディション。12:45から13:25までの40分間のセッションがスタートした。ベンチマークとなったのが津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)の1’48.655。津田は昨年のポールシッター。その時のタイム(1’48.867)を上回る。

予選開始約10分で水野が47秒台に入れてトップに立つ。この時点で手応えを感じていた。

「このウィークの目標タイムが47秒台でした。それが序盤で、しかもレースタイヤで出たのでそこからは決勝を見据えた走行をしました」

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