
ホンダから新たに登場するCBシリーズのフラッグシップ「CB1000F」。歴代CBの面影を色濃く残す美しいスタイリングと、スーパースポーツ譲りの高性能な走りが多くのライダーの心を掴んでいる。この最新ロードスポーツのポテンシャルをさらに引き出し、オールドネイキッド本来の乗り味を追求するカスタムパーツがACTIVE(アクティブ)から登場した。それが走りの質を劇的に変える「口の字断面スイングアーム」だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:アクティブ
新たなフラッグシップとして君臨するCB1000Fの魅力
2025年11月に発売した新型CB1000Fは、大排気量直列4気筒エンジンの力強さと、名車CB750Fをモチーフにした流れるようなボディデザインが最大の持ち味だ。加えて、スーパースポーツモデルをベースとしたエンジンは、最高出力124PSを発揮しながらも谷のないスムーズな出力特性を実現。
最新の電子制御や専用設計フレームを備え、市街地からロングツーリングまで幅広く対応する懐の深さを持つ。この完成された車体をベースに、さらに自分好みのハンドリングを作り上げたいと考えるオーナーに向けたパーツが、今回紹介するスイングアームだ。
ゼロから金型を設計した「口の字断面」の角パイプ材
ACTIVEが開発したスイングアームの最大の特徴は、その名の通り「口の字断面」を持ったメインチューブの構造にある。理想的な剛性としなりを両立させるため、既存のパイプ材を流用するのではなく専用の押し出し金型を新造。素材には強度の高いA7000番台(一部A7N01材)のアルミ合金を惜しみなく投入した。
最適化された材料構成により、CB1000Fが放つ強烈なエンジンパワーをしっかりと受け止めつつ、路面追従性を高めるしなやかさを生み出している。
荷重移動を操る喜び。ダイレクトなアクセルレスポンス
足回りの変更は、マシンの挙動を根本から変える力を持つ。本製品は、ネオクラシックやオールドネイキッドが本来持っているダイナミックな走行感覚を狙って設計された。アクセルを開けた際の反応がよりダイレクトに後輪へ伝わり、車体を操る実感が格段に向上。とくに、コーナリング時にライダーが積極的に荷重移動を行うような、スポーツライディングを好む層にピタリとマッチする特性に仕上げられているのだ。
車体の造形美を引き立てるアルミポリッシュの輝き
カスタムパーツとしての美しさも申し分ない。表面処理にはアルマイトや塗装をあえて施さず、アルミ素地の質感を存分に味わえるポリッシュ仕上げを採用。
金属特有の鈍い輝きが、CB1000Fのメカニカルな造形や直列4気筒エンジンの重厚感と見事に調和する。職人の手によって磨き上げられたアーム部分は、停車時にも確かな存在感を放ち、愛車の所有欲を力強く満たしてくれることだろう。
純正ホイール対応と車検適合がもたらす高い実用性
大掛かりなカスタムでありながら、ユーザーに配慮した設計も見逃せない。厳しい基準をクリアした車検対応品となっており、公道での使用に不安はない。さらに、純正ホイールや同社のGALE SPEEDホイールにそのまま対応する車種専用設計を採用。MCナイロン材のチェーンスライダーも付属する。
ただし、純正のリアフェンダーは装着できず、NEXRAY製のリアフェンダー(品番31871003/31871004)が必要となる点や、キャリパーサポートが別売となる点には注意が必要だ。
走りとルックスを磨き上げる至高の足回りパーツ
最新の装備と伝統のデザインを融合させたCB1000F。その魅力を足元からさらに引き上げるACTIVEの「口の字断面スイングアーム」の気になる価格は35万8600円(税込)だ。
決して安価なパーツではないが、専用金型から作り出されたこだわりの構造と、手足のように車体を操るダイナミックな走行フィールは、値段では測れない価値をライダーに提供する。愛車との一体感を極限まで高めたいオーナーにとって、見逃せない選択肢となるだろう。
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