
カワサキの大人気ネオクラシック「Z900RS」。すでに発売済みの2026年モデルでの電子制御獲得、そしてまもなく8月からデリバリーされる2027年モデルの登場と、その進化は止まらない。走りの質が向上した今だからこそ、過酷な夏の熱対策や秋のツーリングシーズンへ向けた「ブレーキ周りの強化」をいち早く進めたい。今回は、Z900RS(2026年モデル)専用にプロトから発売されたブレーキホース「SWAGE-LINE PRO」の魅力を紹介する。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:カワサキ
2018年の登場から熟成を重ね、電子制御を獲得したZ900RSの魅力
カワサキZ900RSは、名車Z1を彷彿とさせるティアドロップタンクや火の玉カラーなど、往年のスタイルを現代に蘇らせたモデルだ。現行の2026年モデルでは、最高出力が従来の111psから116psへとパワーアップ。電子制御スロットルの採用により、低回転域の滑らかさと高回転域の力強い吹け上がりを見事に両立させた。
さらに双方向クイックシフターやクルーズコントロールといった最新装備も標準搭載。2026年8月1日には2027年モデルの発売も控えており、爽やかなキャンディトーングリーニッシュブルーなどの新色も追加予定。熟成を極めた走りと美しいスタイルは常にライダーの所有欲を刺激し続ける。
爽やかなブルーが街に映える「Z900RS」の新色 「Z900RSのスタイルと性能には文句のつけようがない。あとは、自分好みのカラーリングに出会うだけだ」。そんな風に購入のタイミングを見計らっていたライ[…]
ブレーキタッチのダイレクト感を高める車種専用設計のメッシュホース
エンジンの出力向上や足回りの進化に合わせ、より確実なストッピングパワーを求めるライダーに提案したいのが、ブレーキホースの交換だ。プロトが展開する「SWAGE-LINE PRO」は、膨張率の低いステンレスメッシュを採用しており、ブレーキレバーの入力を逃さずダイレクトにキャリパーへ伝える。
本製品は現行となるZ900RS2026年モデル向けに車種専用で開発。純正の取り回しに準拠しつつも独自の配置を追求した。専用設計の金具を組み合わせることで、車体への高いフィット性と、ブレーキフィーリングの劇的な向上を実現している。
プロト独自の構造とカシメ方式がもたらす揺るぎない安全性
ブレーキは命に関わる重要保安部品だけに、ホースの耐久性や安全性は決して妥協できない要素だ。スウェッジラインプロは、プロト独自の「スカート&ダンパー構造」を採用し、走行中にホースの根元へかかる負担を大きく軽減する。
さらに、カシメ方式によってホースと金具を強固に結合しているため、長期にわたってフルードの滲みや漏れを防ぐ。この徹底した品質管理こそが、ストリートからワインディングまで安心してブレーキを握り込める信頼感につながっている。
憧れのブレンボキャリパー装着にも対応する専用キットを設定
Z900RSをカスタムしていく過程で、多くのオーナーが一度は憧れるのがブレンボ製キャリパーへの換装だろう。プロトはブレンボの正規代理店でもあり、今回の製品では純正キャリパー(スタンダード車)用に加え、「ブレンボ装着用」のブレーキホースキットも同時にラインナップした。
GP4-RXなどのハイパフォーマンスキャリパーへと交換する際、専用品であればホースの取り回しや長さに悩む必要がない。ボルトオン感覚で確実かつ美しいカスタマイズを楽しめるのは、ユーザーにとって大きなメリットと言えよう。
ハンドル交換時の長さ変更にも柔軟に対応するカスタムの自由度
ライディングポジションの最適化を狙って、好みのハンドルバーへ交換するライダーも少なくない。その際、純正ブレーキホースでは長さが足りず、配線が突っ張ってしまうケースも多い。
そこでスウェッジラインプロでは、ハンドル交換に合わせたブレーキホースの長さ変更オーダーにも対応している。トライピースタイプのフロント用キットをベースに、車体構成に合わせた最適な長さを指定できるため、妥協のないポジション作りと無理のないホースの取り回しを両立可能だ。
本格的な秋ツーリングシーズンを前に確かな制動力を手に入れる
現在のような40度近い酷暑の時期は、ストップ&ゴーを繰り返す市街地や急な峠道の下りなど、ブレーキ周りにも熱による過酷な負担がかかりやすい。ゴム製の純正ホースが熱で膨張し、レバータッチがフカフカと曖昧になる現象を防ぐ意味でも、メッシュホース化の恩恵は計り知れない。
また、気候が穏やかになる秋のハイシーズンに向けて、今のうちにカスタムを済ませておくことも賢い選択だ。指先の感覚に直結する確実な制動力を手に入れれば、これからのツーリングはより安全で充実した時間となることだろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(Z900RSシリーズ)
単なる保護パーツにとどまらない、この最新ガードの注目ポイントをチェックしていこう。 1. 「身体」と「エンジン」をダブルで守る高次元のプロテクション 足挟み事故を防ぐクリアランス確保 不慮の立ちゴケ時[…]
高級パーツの“ポンづけ”じゃない。メーカが本気を出したSEの完成度 ーー試乗では、複数のモデルに試乗しましたが、それぞれ個性があった? 青木「じつは今回のサーキット試乗、最初にZ900RSブラックボー[…]
スポーツ向きのハンドル剛性 ビキニカウルと段付きのシングル風シートを装備した正統派カフェレーサースタイルのZ900RS CAFE。SEやBBのハンドルがナロー化してライダーに近づいた分、ワイドで低いC[…]
大人気バイクが8年目のフルチェンジ。ルックスからは解らない進化とは ──2017年の東京モーターショーで世界初公開されたZ900RS。名車Z1をイメージさせるティーザー動画なども相まって、登場前から鳴[…]
Z1はレジェンドではなく「レガシー」 ──まずは2026年のフルチェンジのお話を伺う前に、そもそもZ900RSを世に出した経緯から教えていただけますか? 当時(Z900RS登場前)はカワサキの旧車や中[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
ネオクラの大本命に「極上の足つき&座り心地」をボルトオン! 往年のCB-Fを彷彿とさせるスタイリングで注目を集める2026年型CB1000F。ノーマルのシート高は795mmと比較的親しみやすい数値では[…]
2つのスタイルでスタイリングや好みに合わせて選べる 立ちゴケや万が一のスリップダウン……想像するだけで胃が痛くなるが、転倒時に真っ先に地面へヒットしやすいクランクケース周辺を保護してくれるのがこのアイ[…]
120馬力の3気筒と歴代最軽量フレーム!「YZF-R9」が誇るトータルバランス ヤマハのスーパースポーツラインナップにおいて、新たな中核を担っている「YZF-R9 ABS」。”Re-DNAed Sup[…]
XSR155&Z900RS SE用 純正のボテッとした大型リアフェンダーを削ぎ落とし、リフレクターやLEDライセンスランプまでセットにしたオールインワン仕様。追加パーツ不要のボルトオン設計で、届いたそ[…]
レバー比変更で力いらず!劇的な「軽さ」を実現するメカニズム このパーツの肝は至ってシンプルかつ合理的。エンジン側のクラッチレリーズアーム長(テコ比)を変更することで、力学的にレバー操作に必要な握力を引[…]
人気記事ランキング(全体)
一度は希少になった「400cc×4気筒」が、いま再びアツい! いま、400ccクラスの4気筒エンジンに再び注目が集まっている。 そもそも400ccと4気筒の組み合わせは、日本のバイク史において決して新[…]
フレディのヒザ擦りに沸くも80sライダーは個性派揃い!! ケニー・ロバーツによって確立された“ハングオフ”は、瞬く間にGPシーンに浸透。イン側のヒザを路面に擦るシーンも目にするようになったが、ロバーツ[…]
「Z1超え」を果たした世界最速の伝説。GPZ900R Ninjaが持つ永遠のロマン カワサキモータース全面協力!3Dスキャンで純正車を1/4スケール再現 本シリーズで完成するのは、現存する実車が極めて[…]
400cc4気筒が若者たちの憧れになった時代 日本で400ccクラスのスポーツバイクが大きな存在感を持つようになった背景には、1975年に変更された二輪免許制度がある。新たな制度では400ccを境に免[…]
7月の欧州発表から待望の日本解禁!「SV-7GX」が10月13日発売 スズキは、2026年7月8日に欧州で公開されていた新型クロスオーバーモビリティ「SV-7GX」を、2026年10月1日に日本国内向[…]
最新の投稿記事(全体)
移転先は、交差点を渡ったすぐ近所 今回移転するドゥカティ大阪ノースは、自動車メーカーで、自動車販売ディーラーやBMW Motorradディーラーを展開する光岡自動車が経営するドゥカティ部門のショップだ[…]
2026年11月1日(日)に開催される「SKTR SHIMANAMI 2026」は、“いつ・どこから出発してもOK、決まっているのはゴールだけ”という超自由度の高いフリースタイル・ツーリングイベントだ[…]
ツーリングの「冷え」を克服!ライダーを支えるワークマンの防寒性能 秋が深まり冬の気配が近づくにつれて、バイク走行時の冷風や道の駅での休憩、キャンプツーリング時の冷え込みは増していく。特に首元や手首・足[…]
第1位:免許不要で乗れるクラシックバス風4輪特定原付「Blue Jay」 16歳以上なら免許不要で乗れる4輪特定原付「Blue Jay」が堂々の1位を獲得した。クラシックバス風の全天候型ボディと丸ハン[…]
雨でバイクに乗れなさすぎて、そろそろ気が狂いそうだった女の1日。 皆様こんにちは~。指出瑞貴です♪ 30日間以上、連続雨という東南アジアのような不思議なお天気ですね。自分の休み[…]
- 1
- 2








































