
ホンダから新たに登場したフラッグシップモデル「CB1000F」。歴代CB750Fを思わせる美しいデザインと力強い直列4気筒エンジンが魅力だが、大型バイク特有の車格や足つきのしにくさに不安を感じる人もいるはずだ。そこで注目したいのが、デイトナから発売された専用の「リアローダウンリンクロッド」。純正リンクプレートと交換するだけでシート高を20mm下げ、信号待ちや取り回し時の安心感を大きく高めてくれる実用的なパーツだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:デイトナ
新型CB1000Fは魅力的だけど、付きまとう足つきの悩み
2025年11月に待望の発売を迎えたホンダ・CB1000Fと、上級グレードのCB1000F SE。1980年代の名車CB750Fをモチーフにした流麗なボディラインに、スーパースポーツ譲りの水冷直列4気筒エンジンを搭載している。最高出力124psを発揮しながらも、低回転から高回転まで谷のないスムーズな出力特性を持ち、市街地からツーリングまで幅広く楽しめるのが大きな魅力だ。
一方で、大排気量モデルだけに車両重量は214kg(SEは217kg)としっかりとした重さがある。シート高は795mmに設定されているが、ストップ&ゴーの多い街中や、傾斜のある駐車場では、かかとがしっかりと地面に着かないことで立ちゴケの不安を感じるライダーも少なくないだろう。
純正リンクプレートとの交換でシート高を確実に20mmダウン
そんな足つきの悩みを解消してくれるのが、デイトナの「リアローダウンリンクロッド」だ。車体のリヤサスペンション付近にある純正のリンクプレートをこの商品に交換するだけで、シート高をマイナス20mm下げることができる。
たかが20mmと思うかもしれないが、大型バイクの足つきにおいてこの差はとても大きい。つま先立ちだった状態から指の腹や土踏まずまで接地するようになれば、車体を支える際の安定感は劇的に向上する。長距離ツーリングの終盤など、疲労が溜まっている場面でも、足がしっかり着くという事実はライダーの心強い味方になってくれるはずだ。
サイドスタンドもメインスタンドも純正をそのまま使用可能
ローダウン化を行う際、ネックになりがちなのがスタンドの交換だ。車高が下がると純正のサイドスタンドでは車体が立ちすぎてしまい、駐車時に不安定になるケースがある。また、ショートスタンドへの交換が必要になると、追加の費用と手間がかかってしまう。
しかし、このデイトナ製ローダウンリンクロッドは、シート高を20mm下げつつも純正のサイドスタンドとメインスタンドがそのまま使える設計になっている。余計なパーツを追加購入することなく、最小限の投資で足つき性を向上できる点は安心だ。
主張しすぎないブラックのスチール素材と専用刻印
実用パーツとしての強度やデザインもしっかりと考えられている。ロッド本体には頑丈なスチール素材を採用し、サスペンションの動きをしっかりと受け止める耐久性を確保した。
表面はブラックで仕上げられており、装着後も車体下部で変に目立つことがない。純正部品のように車体の雰囲気に自然と馴染むデザインだ。さりげなくあしらわれた「DAYTONA」の刻印が、信頼のメーカー製であることを静かに主張している。
装着後の注意点も理解しておこう
メーカーが公表する取付作業時間の目安は1時間。ブレーキのエア抜きなどの複雑な作業は不要だが、サスペンション周辺の重要な部品を扱うため、交換に慣れていない場合は信頼できるショップに作業を依頼するのが確実だ。
装着時の注意点として、純正サイドスタンドが使えるものの、ノーマル状態と比べると駐車時の車体の傾きは少なくなる。そのため、駐車する場所の傾斜には少し気を配る必要がある。また、車高が下がることでバンク角が減り、走行中にステップなどを擦りやすくなる点にも留意してほしい。もし走行中にサスペンションが柔らかく感じる場合は、好みに応じてサスペンションの調整を行うとよいだろう。
7920円で手に入る安心感。CB1000Fの納車と合わせて検討しよう
デイトナの「リアローダウンリンクロッド CB1000F/SE(’26)」は、価格7920円(税込)とお求めやすい設定になっている。CB1000F(139万7000円)、CB1000F SE(159万5000円)という憧れのマシンを手に入れた際、足つきに少しでも不安があるなら、納車時のカスタムとして真っ先に組み込んでおくのも賢い選択だ。
スーパースポーツ譲りのエンジンと「F」らしい美しいデザインを、足つきの不安なく存分に味わう。そんな理想のバイクライフを支えてくれる小さなパーツ。検討してみてはいかがかな。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カスタム&パーツ | デイトナ)
憧れのボンネビル、乗り心地に妥協していないか トライアンフを象徴するバーチカルツインエンジンの鼓動感と、色褪せないクラシカルなスタイリングを持つボンネビル。週末のツーリングから街乗りまでこなす懐の深さ[…]
この『バランス感』は写真じゃすべて伝わらない 突然ですが、私(北岡)はカスタムがかなり好きなほうだと自負しています。バイクに興味を持ち始めたころはストリート系カスタムが全盛期で『バイクはカスタムするこ[…]
人気のネオクラシッククルーザーにさらなる安心感を 空冷2バルブのロングストローク単気筒エンジンを搭載し、シンプルかつクラシカルな佇まいで多くのライダーから支持を集めるホンダ・GB350シリーズ。202[…]
「遊べるカブ」の完成形、JA60型の熟成 まずはベース車両であるクロスカブ110の実力をおさらいしておこう。2013年の初代登場以来、ビジネスバイクの代名詞だったスーパーカブに「遊び心」を注入し、独自[…]
快適性とスタイルを両立するスクリーン&バイザー 長距離ツーリングの快適性を求めるライダーにとって、風防効果の高いスクリーンは必須アイテムだ。「ブラストバリアー 車種別キット(スモーク)」と「エアロバイ[…]
最新の関連記事(CB1000F)
展示車両に触れて跨がることでユーザーに伝わる「楽しく、カッコよく、そして安全に」 パーツメーカーや用品メーカー、国内外のバイクメーカーなど180以上の出展者が集い、3日間の開催期間中に12万人近くの入[…]
フレディ・スペンサーが再び来日、天才の膝すりは健在だ! 5回目となるCBファンミーティング2026が開催された。来場者は700組以上、CBだけで600台以上が集まったという。袖ヶ浦マルッと耐久レース形[…]
我慢できずに単独で全開走行! 1982年にAMAデイトナ100マイルレースを空冷CB750F改で制し、翌1983年には参戦2年目となるWGP500でヤマハのケニー・ロバーツと死闘を演じて当時史上最年少[…]
スーパースポーツ譲りの心臓と流麗なフォルムを持つCB1000F カスタムパーツの真価を知るには、まずベース車両の素性を把握しておこう。2025年11月に発売されたCB1000Fは、最高出力124psを[…]
新型『CB1000F』のイメージってどんなもの? 長年、Honda『CB』を象徴してきた「CB1300」シリーズが30年以上の歴史に終止符を打ち、その後を継ぐかのように登場した新型『CB1000F』と[…]
人気記事ランキング(全体)
“水冷”と、その存在感から「ウォーターバッファロー」の愛称も 1971年の東京モーターショーにGT750が出品された当時、観客はラジエーターの大きさや、フィンの見えないシリンダーブロックに目を丸くした[…]
「酷暑日」を超える45℃の環境を演出!「君は生き延びることができるか!?」ショー まず会場には中央にファッションショー会場のようなステージが設けられ、それを囲むように2026年春夏新製品が展示されてい[…]
第1位:ホンダ CB1000F/SE 717票 堂々の1位に君臨したのは、ホンダが誇る新世代フラッグシップ「CB1000F」だ。往年の名車CB750FやCB900Fの熱き血統を受け継ぎつつ、現代の技術[…]
軽くて足つき抜群の相棒バイク 「バイクに乗りたいけれど、重くて取り回しが不安」「ちょっとコンビニに行くのに大型バイクを出すのは面倒」。そんな不満を感じたことはないだろうか。重いバイクは所有感を満たして[…]
リスクを取りつつサーキットでトレーニングする小椋藍 アメリカズGPからスペインGPまでのインターバルで、日本では「オグラアイ前線」がズンズン北上し、レースファンの注目を集めた。筑波サーキット、モビリテ[…]
最新の投稿記事(全体)
新型CB1000Fは魅力的だけど、付きまとう足つきの悩み 2025年11月に待望の発売を迎えたホンダ・CB1000Fと、上級グレードのCB1000F SE。1980年代の名車CB750Fをモチーフにし[…]
電子制御で快適性向上、新型YZF-R7発売 大型スーパースポーツモデルの2026年仕様となる新型YZF-R7を5月29日に発売。最新モデルでは、長距離走行の疲労を大幅に軽減する電子制御スロットル連動の[…]
新作アニメ「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」が放送・配信開始!! 武論尊先生が作り上げた作品の原画やフィギュアなどが展示されている『さくまんが舎』も市内にあり、今や佐久市は[…]
自分のペースで走るライダーに最適なソロ専用設計 仲間とワイワイ走るのも楽しいが、時にはインカム越しの会話から離れて、自分だけの世界に没入したい日もある。デイトナの「DT-S2」は、そんなひとりで走るラ[…]
免許返納後の「買い物の足」問題、もう悩まなくていい 高齢の親を持つ世代にとって、運転免許の自主返納は避けて通れない悩ましい問題だ。車さえあれば遠くのスーパーにも行けるし、特売日でまとめ買いをしても楽に[…]
- 1
- 2








































