
2026年モデルで電子制御スロットルやIMUを獲得し、最高出力116psへとパワーアップを果たしたカワサキ・Z900RS。往年の名車Z1を彷彿とさせる美しいスタイリングはそのままに、走りの質を大きく向上させた。この完成されたネイキッドスポーツをさらに自分好みに引き立てるカスタムパーツとして、ヴァレンティから「ジュエルLEDテールランプ」が新登場。手軽な装着で最新の光の演出を組み込める注目アイテムを紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:Valenti
熟成の域に達したZ900RSの魅力をさらに引き立てるリアビュー構築
2026年モデルとして発表された新型Z900RSは、電子制御スロットル(ETV)やボッシュ製IMUを獲得し、最高出力は従来の111psから116psへと引き上げられた。さらに双方向のクイックシフターやクルーズコントロールを新採用するなど、走りのメカニズムは最新鋭へと大幅なアップデートを遂げている。
しかし、初代Z1へのリスペクトを感じさせるティアドロップ型の燃料タンクや、アイコニックなテールカウルといった普遍的なスタイリングは不変だ。この完成された造形だからこそ、かえってオーナーの個性を主張するカスタムの余地が残されている。
とくに、後続車や街行く人々の視線をもっとも集めるリアビューの構築は、バイクカスタムの醍醐味。そこで有力な選択肢となるのが、先進的な光の演出を取り入れられるヴァレンティの「ジュエルLEDテールランプ」だ。
純正コネクターに挿すだけ。配線加工を排除したスマートなプラグイン設計
電装系のカスタムと聞くと、配線の切断やギボシ端子の加工といった面倒な作業を想像するかもしれない。しかし、このテールランプは純正コネクターをそのまま使用可能。
カプラーオンの簡単な構造により、電気系統の知識が少なくても比較的スムーズに装着作業を進めることが可能だ。余計な配線トラブルのリスクを減らし、純正の配線ハーネスを傷つけない点は、愛車を大切にするライダーにとって大きなメリットとなる。
視線を釘付けにする流れる光。シーケンシャルウインカー機能を採用
最大のハイライトは、内蔵されたシーケンシャルウインカー機能。オプションの配線を接続することで、テールランプ内でウインカーが流れるように発光する仕組みを備える。
近年、四輪車だけでなく二輪車でもトレンドとなっている流れるウインカーは、最新モデルにふさわしい先進性を演出。もちろん、通常の点滅パターンへの切り替えも可能だ。なお、本機能を使用する際は、ハイフラッシュ防止リレーなどの制御ユニットを別途用意する必要がある。
遊び心を刺激するブレーキフラッシュ機能は裏側スイッチで簡単設定
さらに独自のギミックとして、純正にはないブレーキフラッシュ機能も搭載している。ブレーキ入力時にランプが激しく点滅し、後続車へ強力に減速をアピールする機能だ。ランプ裏側に配置されたスイッチを操作するだけで、機能のオン・オフを簡単に設定できる。
サーキット走行やクローズドコースでのイベントなど、非日常の空間で愛車の存在感を際立たせるための遊び心あふれる装備となっている。
愛車のイメージに合わせて選べる2つのカラーバリエーション
レンズカラーは、オーナーの好みや車体色に合わせて選べるよう、2種類のバリエーションが用意されている。ひとつは、テールまわりを引き締まった印象に変化させる「ライトスモーク/クローム」。
もうひとつは、LEDの輝きをダイレクトに放ち、クリアな質感を強調する「クリア/クローム」だ。火の玉カラーやブラックボールエディションなど、多彩なボディカラーを展開するZ900RSだからこそ、テールランプの色味ひとつで全体のバランスを巧みにコントロールできる。
Z900RSシリーズとZ650RSを網羅。車検対応の基本機能と1年保証の安心感
カスタムパーツ選びで気になるのが、車検への対応と耐久性。本製品のポジションランプおよびブレーキランプ機能は、純正と同等の性能を持ち、保安基準に適合している。さらに1年間の製品保証が付属するため、長期間の使用にも安心だ。
ただし、シーケンシャルウインカー機能およびブレーキフラッシュ機能を使用している状態では保安基準不適合となるため、公道走行時の設定には注意が必要となる。適合車種は2018年以降のZ900RSおよびZ900RS CAFEに加え、2022年以降のZ650RSにも対応する。
価格は2万5300円。2026年3月下旬より発売開始となるカスタムの決定版
ヴァレンティの「Z900RS用ジュエルLEDテールランプ」の価格は2万5300円(税込)。発売日は2026年3月下旬を予定しており、全国のカー用品店や主要ECサイトを通じて販売される。
熟成を重ねて走行性能に磨きをかけたZ900RSに、最新のライティングテクノロジーを付加するこのアイテム。リアビューを一新し、夜の街を駆け抜ける喜びをさらに深めるための、確かな選択肢となるはずだ。
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