
名車Z1から受け継がれた美しいスタイリングと、最新の電子制御を手に入れたカワサキ「Z900RS」。ツーリングでの使い勝手も大きく向上しているが、ネオクラシックスタイルゆえに荷物の積載には工夫が必要となる。そこで活躍するのが、デグナーからリリースされている「スライドレール一体型サドルバッグサポート」だ。車体の美観を損なうことなく、確実で安全な積載を可能にする専用アイテムの魅力に迫る。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:デグナー
電子制御と5psアップで走りを磨いた最新Z900RS
カワサキZ900RSは、最高出力111ps/8500rpmを発揮する水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ、948ccエンジンを搭載したネオクラシックの代表モデルだ。その魅力は、初代Z1/Z2を彷彿とさせるスタイリングや「火の玉」カラーに代表される、往年の名車へのオマージュを込めたカラーリング、そして現代的なパフォーマンスを融合させた「ヘリテイジ」としての高い資質にあるといっていいだろう。
2018年モデル:Z1/Z2モチーフ 発売は2017年12月1日。モチーフとなったZ1・Z2は、ショートピッチの燃料タンク形状とオレンジの塗色から「火の玉オレンジ」と呼ばれたカラーリング。これが伝説の[…]
これひとつで解決するスライドレール一体型構造
そんなZ900RSで長距離を快適に走ろうと思うと、必然的に直面するのが荷物の積載問題だ。車体サイドにサドルバッグを取り付けるには、タイヤへの巻き込みを防ぐためのサポートステーと、バッグを吊り下げるためのスライドレールが個別に必要になるケースが多い。
そこで使いたいのが、デグナーのZ900RS専用スライドレール一体型バックサポートだ。これは、この2つの機能をひとつにまとめたスライドレール一体型構造を採用している。余計なパーツを組み合わせる手間を省き、パーツ点数を減らすことで、スマートかつ確実なバッグの装着ができるのだ。
車体デザインに溶け込むスチール製ブラック仕上げ
Z900RS最大の魅力は、往年のZ1を彷彿とさせる流麗なティアドロップタンクやテールカウルが織りなす造形美に他ならない。機能性を追い求めるあまり、その美しさが損なわれてしまっては本末転倒だ。
そのあたりもこのバッグサポートなら心配無用。重厚な荷物を支えるために堅牢なスチール素材を用いながら、表面に落ち着いたブラック塗装を施している。バッグを取り外した状態でも車体のシルエットに自然と馴染み、火の玉カラーなどの美しいグラフィックや車体デザインを邪魔することなく、ネオクラシック特有の雰囲気を保ち続けることが可能だ。
タイヤへの巻き込みを防ぐ専用設計の安全性
汎用品のステーでは車体とのクリアランス調整が難しく、走行中の振動や段差の衝撃でバッグがリヤタイヤやチェーンに干渉するリスクが伴う。
そこでデグナーのバッグサポートは、Z900RSの車体構造に合わせた緻密な専用設計を採用し、バッグを適切な位置へ確実に固定できるようになっている。ワインディングでの車体の挙動変化にも耐えうる保持力が確保されているため、ライダーは安心して走りに集中できるというわけだ。
実用性重視のパッケージ
適合車種は、2018年から2025年式のZ900RSおよびCafe、SEモデルを幅広く網羅している(50th Anniversaryやカスタム車両は除く)となっている。ステー本体に加え、取り付けに必要となる専用ボルトが付属しており、ボルトオンでのスムーズな装着が可能。ただし取り付けの際は、製品や付属物が車体と干渉する部位には保護シールを貼るなど、塗装面への傷防止対策を事前に行っておくと安心だ。
快適な旅を約束するスマートな積載パーツ
Z900RS専用スライドレール一体型バックサポートは、左側専用設計で価格は2万2000円(税込)。美しい車体の美観を守りながら、日帰りから宿泊を伴うツーリングまで幅広く対応する積載力を拡張したいオーナーにとって、有力なカスタムの選択肢といえるだろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(Z900RSシリーズ)
機能を成立させた上で独創性と独自性を追求する 愛車を自分好みのスタイルや仕様に変更するカスタムは、ツーリングやサーキット走行と同様にバイクの楽しみ方のジャンルとして確立されている。そしてオリジナルパー[…]
不動の人気を誇るZ900RSという“素材” 本題のパーツに入る前に、まずは装着対象となるZ900RSという傑作について振り返っておこう。2017年の東京モーターショーで世界初公開され、同年12月に発売[…]
日本ではブラックボールエディションが標準モデルの位置づけだが…… カワサキは、欧州で新型「Z900RS」シリーズを発表した。日本では「Z900RS SE」および「Z900RS CAFE」、そして「Z9[…]
2026年2月発売! 注目のカワサキ製新型ネイキッド3モデルに早速触れてみる 10月30日から11月9日までの期間に開催されたジャパンモビリティショーで初披露となったカワサキの人気モデルZ900RSの[…]
火の玉「SE」と「ブラックボールエディション」、ビキニカウルの「カフェ」が登場 カワサキモータースジャパンは、ジャパンモビリティショー2025で世界初公開した新型「Z900RS」シリーズについてスペッ[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
衝撃を逃がすモリワキの専用パッド まずはベース車両について振り返っておこう。2025年11月に発売が開始されたCB1000Fは、最高出力124psを発揮する水冷直列4気筒エンジンを搭載。低回転から高回[…]
この『バランス感』は写真じゃすべて伝わらない 突然ですが、私(北岡)はカスタムがかなり好きなほうだと自負しています。バイクに興味を持ち始めたころはストリート系カスタムが全盛期で『バイクはカスタムするこ[…]
ネオクラシックKATANA唯一の不満点 令和2年排出ガス規制への適合や、電子制御システムS.I.R.S.の搭載により、現行KATANA(8BL-EK1AA)の完成度は極めて高い。150psを発揮する水[…]
LMWの安定性に快適性をプラスするカスタムパーツ ヤマハ独自のLMW(リーニングマルチホイール)機構により、悪路や段差に対しても無類の強さを誇るトリシティ125。しかし、いかに車体が安定していようと、[…]
待望のホンダ・ネオクラシック 124psを発揮するスーパースポーツ譲りの999cc直列4気筒エンジンを搭載し、2025年に満を持して登場したホンダ「CB1000F」および上級仕様の「CB1000F S[…]
人気記事ランキング(全体)
アルピーヌがこだわり抜いたRRパッケージへ 現在のアルピーヌはルノーのスポーツ部門、ルノースポールを吸収合併した「組織」となっていますが、V6ターボをリリースした1984年当時は単純にルノーの子会社と[…]
月内予定:SHOEI「X-Fifteen MARQUEZ 9」 MotoGPで通算7度目のワールドチャンピオンに輝いたマルク・マルケス選手の最新鋭レプリカモデル「X-Fifteen MARQUEZ 9[…]
この『バランス感』は写真じゃすべて伝わらない 突然ですが、私(北岡)はカスタムがかなり好きなほうだと自負しています。バイクに興味を持ち始めたころはストリート系カスタムが全盛期で『バイクはカスタムするこ[…]
ライダーに向けた特別な仕様のInsta360 X5(限定版) 誰でも手軽に映像作品や写真をSNSなどでシェアできる時代、スマホでの撮影でも問題ないが、他とは違うユニークな映像や写真を撮影したいと考える[…]
ネオクラシックKATANA唯一の不満点 令和2年排出ガス規制への適合や、電子制御システムS.I.R.S.の搭載により、現行KATANA(8BL-EK1AA)の完成度は極めて高い。150psを発揮する水[…]
最新の投稿記事(全体)
電子制御と5psアップで走りを磨いた最新Z900RS カワサキZ900RSは、最高出力111ps/8500rpmを発揮する水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ、948ccエンジンを搭載したネオク[…]
3リッターNAから3.5リッターターボへ アルピナは今でこそBMWのカタログモデルという位置に収まっているものの、1961年の創業から2022年までは独立した自動車メーカーであり、BMWをベースとしな[…]
2025年10月マイナーチェンジでCL250 Eクラッチはどう変わった? 2025年10月にマイナーチェンジを受けて発売されたCL250 Eクラッチ。大人気モデルであるレブル250の兄弟車として、エン[…]
SPIDIとは?――レースの現場で磨かれた「本物の鎧」 1977年、イタリア・ヴェローナで産声を上げたSPIDI。MotoGPやWSBKのパドックではお馴染みのブランドだが、その真髄は自社研究機関「S[…]
ノーマルで乗ってもカスタムしても楽しさを実感できるビッグシングル スターターボタンを押せばいつでもすぐにエンジンが掛かるのが当然という中で、わざわざライダー自身がキックペダルを踏んで始動する儀式が必要[…]
- 1
- 2








































