
2026年1月、ついにヤマハから待望の原付二種オフローダー「WR125R」が登場する。かつてのWR250Rやセロー250の系譜を継ぐ一台として、オフロードファンの期待は最高潮だ。VVA搭載エンジンやフルサイズ車体といった魅力だけでなく、実際の使い勝手やカスタムの拡張性も気になるところ。ここでは、購入を決断する前に目を通しておきたい記事3本を厳選して紹介する。
●文:ヤングマシン編集部
縦目2灯の斬新スタイルとVVAエンジンの実力を確認
「WR125R」の基本スペックを知るならこの記事だ。WR125R最大の特徴は、YZF-R125やXSR125と基本設計を共有する水冷4ストローク単気筒エンジンに、可変バルブ機構VVAを搭載している点にある。最高出力15psを発揮しつつ、WMTCモード燃費44.8km/Lという高い環境性能を両立した。
デザイン面ではオフ車としては珍しい縦目2灯のLEDヘッドライトを採用し、独自の存在感を放つ。シャーシにはKYB製φ41mm正立フォークとリンク式モノクロスサスペンションを装備。さらに、スマートフォン接続機能「Y-Connect」対応のLCDメーターにより、燃費管理やライディングログの確認も可能となっている。
車両価格は53万9000円。カラーはヤマハ伝統のブルーと、精悍なブラックの2色展開だ。本格的なオフロード走行を見据えたフルサイズ125ccとして、所有欲を満たすスペックが凝縮されている。
航続距離はなんと362km! ヤマハは、2025春に開催された大阪モーターサイクルショーにて「オフロードカスタマイズコンセプト」なる謎のコンセプトモデルをサプライズ展示。従来型のWR155R(海外モデ[…]
オフロード性能は本物か? プロが語る試乗インプレッション
スペック表だけでは分からない「走り」の真髄を伝えているのが、モトクロスコースや林道で行われたこの試乗記だ。特筆すべきはサスペンションの完成度で、ジャンプの着地でも底突きしないタフさを備えている。フレームは125ccのパワーに対して過不足ない剛性バランスで、コーナリング時のしなりが路面を捉える安心感を生んでいる。
エンジンのVVAは8000rpm付近から明確に伸びを感じさせ、小排気量が苦手とする峠道の上りでも力強い加速を見せる。また、シート高875mmという数値に身構えるかもしれないが、車体がスリムなため、172cmのテスターでも数値以上の足つきの良さを実感できる結果となった。
さらに8.1Lのタンク容量により計算上の航続距離は360kmを超え、ツーリングバイクとしての資質も極めて高い。単なる入門用にとどまらない、本格的な「土遊び」を許容するシャーシ性能こそが、このマシンの最大の魅力と言えるだろう。
足つき不安も解消! ポテンシャルを広げるワイズギア純正パーツ
購入後の使用イメージを具体化させるのが、ワイズギアから登場する純正アクセサリー群の紹介記事だ。車両発売に先駆け1月上旬より順次展開されるパーツは、実戦的なものばかりである。転倒時のレバー破損を防ぐ「ピボットレバー」や、林道走行で威力を発揮する「アドベンチャーフットペグ」は、オフロード走行を志すなら外せない装備だ。
とくにフットペグは工具なしでゴムカバーの着脱が可能で、オン/オフを問わず高い操作性を維持できる。最大の懸念点になりがちな足つき性についても、合計で最大70mmのダウンを可能にする「ローダウンシート」と「ローダウンリンク」が設定されており、小柄なライダーへの配慮も万全だ。
さらに、長距離走行を快適にするショートスクリーンやグリップウォーマー、スマートフォンの充電に欠かせないDCジャックなど、ツーリング性能を底上げするアイテムも充実している。これらの純正パーツを組み合わせることで、オフロード特化型から長距離旅仕様まで、自分好みのWRを仕立てることが可能だ。
オフ走行の質を高める「ピボットレバー」と「アドベンチャーフットペグ」 オフロード走行において、転倒時のレバー破損リスクを軽減し、操作性を高めるパーツは必須レベル。それに応えるかのように設定されたのが「[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
一定のレベルを超えると風の危険度は一気に増す バイクの面白さのひとつは、夏の暑さや冬の寒さを直に肌で感じながら走ること。必ずしも快適なばかりではありませんが、それゆえに非日常感や自然の中に生きている実[…]
TT通算6勝目のディーン・ハリソン選手がスーパーバイクTTを制覇 スーパーバイクTT決勝レースは天気予報がすぐれず不安視されていたが、前日になって雨予報が消え、5月31日13時30分に予定どおりにスタ[…]
FFの限界点をミッドシップマシンで超越 ベース車両のルノー5はご存じの通り、FF2ボックスの庶民的なコンパクトカー。1972年のデビューで、先代モデルとなる4に比べて先進的なスタイルや優れた実用性から[…]
【第1位:わずか46分で完売した限定スクーター】 プラスチックカバーを脱ぎ捨て、むき出しの鋼鉄フレームとチタンマフラーを採用したイタルジェットの限定スクーターが堂々の1位に輝いた。約160万円という価[…]
いよいよTTウィークスタート! しかし赤旗中断でセッション中止 マン島TTは、イギリス王室領であるマン島で毎年開催されている公道レースで、1907年からはじまって現在まで続いている。これは現存するバイ[…]
最新の関連記事(WR125R)
可変バルブ機構と縦目2灯フェイスを備えた本格派オフローダー まずはWR125Rが持つポテンシャルをおさらいしておきたい。最大の特徴は、走行中に吸気カムが切り替わる可変バルブ機構(VVA)を採用した水冷[…]
待望のフルサイズ! WR125Rがもたらす「給油を忘れる」冒険の旅 2026年1月30日に国内発売を迎えたヤマハの新型「WR125R」。125ccクラスでありながら、本格的なオフロード走行と日常のオン[…]
1/9発売:スズキ GSX250R 4気筒などの高性能を競うライバルが多い中、低中速域の扱いやすさを重視した並列2気筒エンジンにより、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで真価を発揮する一台。2026[…]
125ccのMTバイクは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)[…]
排気量に見合った絶妙なシャーシがオフロードで効く!! オフロードバイクのYZF-R1の触れ込みで登場したWR250R、そして長年オフロードバイクのエントリーモデルとして愛されてきたセロー250…がカタ[…]
人気記事ランキング(全体)
16歳以上なら免許不要! 圧倒的な安定感を誇る4輪スタイル 16歳以上であれば運転免許がなくても公道を走れる手軽な規格として、注目を集めている「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」。2輪のキックボ[…]
モンキーを中心に4ミニが560台超も集まる 新緑の香りが心地よく残る東京サマーランドの特設会場。今年もこの場所に、日本全国から規格外の情熱を持ったミニバイクたちが集結した。熱いモンキー愛を持つオーナー[…]
長距離ツーリングの「あの疲労感」を最新の足回りで劇的に改善 アドベンチャーバイクの醍醐味は、どんな道でも躊躇なく突き進めることにある。しかし、長時間のライディングや荒れた路面での走行は、ライダーの体力[…]
ツーリング仕様の「後付け感」や「ゴチャゴチャ感」を美しく解決 スクーターに快適性を求めてあれこれパーツを追加すると、ハンドル周りがゴチャつきがち。スマホホルダーにUSB電源、そして今やツーリングの必須[…]
FFの限界点をミッドシップマシンで超越 ベース車両のルノー5はご存じの通り、FF2ボックスの庶民的なコンパクトカー。1972年のデビューで、先代モデルとなる4に比べて先進的なスタイルや優れた実用性から[…]
最新の投稿記事(全体)
梅雨のドンヨリした空を、BMWのハイテクギアで快適なクルージングステージに変えてみせる アイテム①&②:GSラリーGTXアウタージャケット/パンツ 「ゴアテックスの盾を纏う。これぞGS乗りのための最強[…]
バイク用ヘルメットにおいて、「視界」は安全性を大きく左右する重要な要素です。どれだけ高性能なヘルメットでも、雨による水滴やシールドの曇りで視界が遮られてしまえば、頭部を守るどころか、安全に走行すること[…]
適度なパワーと車格がもたらす、公道での爽快なスポーツ性 250ccクラスでは久々となる4気筒エンジン搭載の新型として、2020年9月に新登場したのがNinja ZX-25R。2023年型で熟成が図られ[…]
新型CB1000F/SE(’26)専用グラブバーで、スタイルと実用性を両立せよ! 2026年モデルとしてストリートを賑わせているCB1000F/SE。その美しいリヤまわりのシルエットを崩すことなく、タ[…]
2025年の大幅刷新が生み出した、疲労知らずの「極上の乗り味」 「最新のアドベンチャーバイクは速くて快適だが、どれも電子制御の塊で味気ない」。そんな不満を抱えるライダーにこそ、V85TTはおすすめだ。[…]
- 1
- 2







































