
ホンダが打ち出した期待のネオクラシックモデル新型CB1000F。そのスタイルを、より一層引き立てるカスタムパーツが早くもアクティブから発表された。往年の名車を彷彿とさせるセパレートハンドル化や、走りの質を高める足まわりパーツなど、「ストリートスポーツ」性を高める意欲的なラインナップだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:アクティブ
ハンドリングが選べる「コンバーチブルステムキット」
まず注目したいのが、フロントまわりの印象を劇的に変える「コンバーチブルステムキット」。単なるドレスアップパーツではないのがアクティブの真骨頂だ。
特筆すべきは「可変オフセット機構」の採用。 ステムに組み込まれた偏芯カラーを180度入れ替えることで、フォークオフセット量を2段階に変更可能。これにより、ライダーの好みや走行シーンに合わせてハンドリング特性を調整できるのだ。
具体的には、オフセット量をショート(短く)設定すれば、バンクさせ始めからすぐに前輪が切れ込む、クイックでスポーティーなハンドリングに。逆にオフセット量を多くすると、バンクさせ始めに追従して切れる素直なハンドリングに変化する。
ストリートでの軽快さを求めるか、高速巡航での安定性を求めるか。一台のバイクで異なるキャラクターを楽しめるこのギミックは、走りにこだわるライダーにはたまらない仕様と言えるだろう。ブラックとシルバーの2色展開で、価格は19万8000円で、発売は2026年3月末予定だ。
往年のクリップオンをオマージュした「セパレートハンドル」
ステムキットと合わせて装着したいのが、「セパレートハンドル&トップブリッジキット」だ。 このキットは車種専用設計されており、70年代から80年代にかけての純正クリップオンハンドルをオマージュしたデザインが採用されている。
もちろん、ポジションは現代の交通事情やスポーツライディングに合わせて最適化されている。 垂れ角は0度、最小絞り角度は128度~132度に設定されており、ストリートスポーツに最適な剛性と車体バランスを実現している。
なお、キットにはブレーキホース、クラッチワイヤー、キーステー、ステムナットなど、交換に必要なパーツが一式付属しているため、導入のハードルが低いのも嬉しいポイント。ただし、車検時の構造変更が必要になる本格的な仕様という点には注意が必要だ。ブラックとシルバーの2色展開で、価格は11万円、3月末発売を予定している。
操作性と剛性を両立した「バックステップ」
ライディングポジションの要となるステップも、車種専用設計の逸品が登場した。 このバックステップは、純正に近いレバー比を採用することで、違和感のない操作フィーリングを実現している。
アルミ削り出しによる高剛性な作りは、ステップワーク時の入力を逃さず車体に伝え、優れた操作性を発揮する。ポジションは以下の4パターンから選択可能だ。
- Back 30mm / Up 34mm
- Back 30mm / Up 45mm
- Back 41mm / Up 34mm
- Back 41mm / Up 45mm
特筆すべきは、純正のクイックシフターが同時装着可能である点だ。最新の電子制御の恩恵を損なうことなく、好みのポジションを追求できる。 先述のセパレートハンドルキットと組み合わせることで、アクティブが提唱する「ベストポジション」が完成するぞ。ブラックとシルバーの2色展開で、価格は5万5000円、発売は2026年3月末予定だ。
足元を引き締める「リアキャリパーサポート」
制動力の強化だけでなく、リア周りの軽量化とドレスアップに貢献するのが「リアキャリパーサポート」だ。 これはGALE SPEED製またはbrembo製の2ポットキャリパー(84mmピッチ)を装着するための専用サポートとなっている。
特徴的なのは、キャリパーの装着位置だ。純正ではスイングアームの上側に配置されているキャリパーを、このサポートを使用することで下側、それもトルクロッド受け流用などではなく専用設計によるアンダーマウントに変更できる。
これにより重心位置が下がり、見た目もレーシーに引き締まるというわけだ。こちらはブラックの1色展開で2026年1月中の発売予定。価格は2万5300円となっている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
進化した走りに見合う質感を求めて 最高出力が従来の111psから116psへと5ps向上し、クイックシフターやクルーズコントロールなどの先進装備を標準搭載した2026年モデルのZ900RS。スポーツ性[…]
新型CB1000Fは魅力的だけど、付きまとう足つきの悩み 2025年11月に待望の発売を迎えたホンダ・CB1000Fと、上級グレードのCB1000F SE。1980年代の名車CB750Fをモチーフにし[…]
憧れのボンネビル、乗り心地に妥協していないか トライアンフを象徴するバーチカルツインエンジンの鼓動感と、色褪せないクラシカルなスタイリングを持つボンネビル。週末のツーリングから街乗りまでこなす懐の深さ[…]
ショップ厳選パーツで武装した超プレミアムカスタムを展示 同店が展示するカスタムは、ただ単純にパーツをたくさん取り付けるのではなく、顧客のニーズや等を考慮してスタッフらがパーツを厳選。そのうえで展示、販[…]
見る者を魅了するマシン群 今春より、プロトが取り扱いを始めたMorbidelli( モルビデリ)C252Vと、BENDA(ベンダ)NAPOLEON BOB 250。両車共に249ccの水冷Vツイン2気[…]
最新の関連記事(アクティブ)
モタード用にチューニングされたDR-Z4SM のアルミ鍛造GALESPEED TYPE=X 足回りやサスペンション、ブレーキパーツなどバイクのハードパーツが得意なアクティブ。注目はモタード用に進化した[…]
高性能を、もっと身近に 空力性能を追求したダイナミックな新シェルデザインを採用。走行時のリフトを抑えるシャープなシルエットはスポーツライディングにおける安定感を約束。帽体内部には多密度EPSライナーを[…]
クラシックなデザインと現代的な機能を巧みに融合させた最新作 現在のヘルメットの原型となった伝統あるアメリカのメーカー「BELL」。始まりは1950年代にまでさかのぼる。モータースポーツは人々を熱狂させ[…]
スーパースポーツの魂を宿した優美なる巨躯「CB1000F」 ホンダのプロダクトブランド「CB」の頂点として君臨する新型CB1000F。その最大の魅力は、なんといっても歴代CB750Fを彷彿とさせる流麗[…]
スタビライザーとは?【基本知識と種類】 スタビライザーとは、オートバイの走行安定性を高めるために取り付けられる補助パーツです。特に高速走行時やコーナリング時に、車体のふらつきやねじれを抑え、快適かつ安[…]
人気記事ランキング(全体)
免許返納後の「買い物の足」問題、もう悩まなくていい 高齢の親を持つ世代にとって、運転免許の自主返納は避けて通れない悩ましい問題だ。車さえあれば遠くのスーパーにも行けるし、特売日でまとめ買いをしても楽に[…]
“水冷”と、その存在感から「ウォーターバッファロー」の愛称も 1971年の東京モーターショーにGT750が出品された当時、観客はラジエーターの大きさや、フィンの見えないシリンダーブロックに目を丸くした[…]
新型CB1000Fは魅力的だけど、付きまとう足つきの悩み 2025年11月に待望の発売を迎えたホンダ・CB1000Fと、上級グレードのCB1000F SE。1980年代の名車CB750Fをモチーフにし[…]
電子制御で快適性向上、新型YZF-R7発売 大型スーパースポーツモデルの2026年仕様となる新型YZF-R7を5月29日に発売。最新モデルでは、長距離走行の疲労を大幅に軽減する電子制御スロットル連動の[…]
第1位:ホンダ CB1000F/SE 717票 堂々の1位に君臨したのは、ホンダが誇る新世代フラッグシップ「CB1000F」だ。往年の名車CB750FやCB900Fの熱き血統を受け継ぎつつ、現代の技術[…]
最新の投稿記事(全体)
AGV K1 S 3万円台で買えるフルフェイスの日本専用ソリッドカラー このたび導入される日本別注カラーは、シンプルなソリッドカラー(単色)の5色がそろう。メタリックな質感で見る角度によって表情が変わ[…]
進化した走りに見合う質感を求めて 最高出力が従来の111psから116psへと5ps向上し、クイックシフターやクルーズコントロールなどの先進装備を標準搭載した2026年モデルのZ900RS。スポーツ性[…]
第1位:ホンダ CB1000F/SE 284票 堂々の第1位は、伝説のCB750Fをモチーフにした新フラッグシップ、CB1000F。スーパースポーツ譲りのエンジンを搭載し、最新の電子制御を纏いながらも[…]
Kabuto KAMUI-5 VELTA シンプルなデザインだからTPOを選ばずに愛用できる 『KAMUI-5 VELTA』は、力強いラインでシンプルに構成したグラフィックで、左右の側面にまたがる「K[…]
公道専用のバイク乗車用エアバッグベスト「T-SABE」 バイク用ライディングギアの企画・製造・販売を行うタイチから、公道専用のバイク乗車用エアバッグベスト「T-SABE(ティーセーブ)」が登場した。 […]
- 1
- 2












































