
日本ミシュランタイヤは、モーターサイクル用の新世代マルチパーパスタイヤ「MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 2」を2026年1月21日より順次発売すると発表した。2019年発売の初代モデルからはウェットグリップと耐久性を向上し、さらにタイヤから発生する走行ノイズを大幅に低減したという。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:日本ミシュランタイヤ
オンロード80%、オフロード20%の使用を想定
ミシュランから、2019年に登場した初代アナキーアドベンチャーの後継モデルが登場する。その名も「MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 2(ミシュラン アナキーアドベンチャーツー)」は、オフロードでの優れた性能を維持しながら、ウェット路面でのグリップ力が前モデルと比べて10%向上し、さらに中央部の長寿命設計により、耐久性も14%アップした。
さらに注目なのは、アドベンチャーモデルにふさわしいブロック調のパターンデザインとしながら、走行ノイズを大幅に削減し、長距離ツーリングでのライダーの疲労を軽減したことだ。
ウェット性能10%改善(2024年2月19日に実施されたBMW R 1250 GSのミシュラン内部ウェットグリップテストに基づく結果は、ミシュランアナキーアドベンチャーと比較してミシュランアナキーアドベンチャー2の方が+10%改善していることを示した)
耐久性14%向上(2023年4月25日から5月26日まで実施されたBMW R 1250 GSのミシュラン内部テストに基づく結果では、ミシュラン アナキー アドベンチャー 2 の寿命が先代と比較して +14% 増加した)
トレッド部分に2CTテクノロジーを採用(シリカを配合した2種類の異なるコンパウンドを使用。中央部は長寿命、サイド部はコーナリング時に優れたグリップを提供)
このほか、天候を問わず安心して走れるよう、トレッド部分に2CTテクノロジーを採用。強化された構造によってオフロード走行時にもタイヤの損傷を軽減し、快適なライディングを実現するという。サイドウォールに施されている「ミシュランプレミアムタッチ:による高級感の演出も見逃せない。
サイズ展開はフロント5サイズ/リヤ4サイズの計9サイズ展開で、2026年1月21日より順次発売される。なお、従来のアナキーアドベンチャーも正規ラインナップとして併売の予定だ。
使用用途の多様化に対応
2003年に初代アナキーが登場し、2013年には名作として支持されたアナキー3が登場。その後、2016年によりオフロード寄りのアナキーワイルド、2019年にオンロード寄りのアナキーアドベンチャー、2024年にオンロード主体のアナキーロードが登場した。2026年発売のアナキーアドベンチャー2はアナキーアドベンチャー(今後も併売予定)の後継モデルだ。
オフロードテイストのルックスを残しながら走行中のノイズを低減
トレッドパターンのデザインは、中央(CENTRAL ZONE)でノイズを低減し、独自の角度を付けたグルーブ(ANGLE GROOVES)でコーナリンググリップと安定性を向上。さらに駆動方向と直角付近で交わるグルーブ(TRANSVERS GROOVES)でオフロードでのトラクション性能を確保する。
サイドウォールに施したベルベット調の特殊加工「プレミアムタッチ(PREMIUM TOUCH)でロゴを際立たせ、所有感を高める。
2CTテクノロジーと内部構造で各性能を向上
前後ともに共通するテクノロジーを採用しながら、前/後タイヤそれぞれに求められる性能を向上している。シリカを配合した2種類の異なるコンパウンドを使用する「2CTテクノロジー」はミシュラン得意のマルチコンパウンド技術で、中央部は長寿命、サイド部はコーナリング時に優れたグリップを提供する。
高強度のアラミド繊維を用いた「ARAMID SHIELDテクノロジー」は、高速走行時に遠心力によるトレッドのせり上がりを抑制。タイヤ重量の軽減にも貢献する。そして「REINFORCED RADIAL-X EVOテクノロジー」はラジアルカーカスに斜めの角度をつけることでケーシングを強化。オフロード走行やトレイル走行でのダメージからタイヤを守る。
プロントタイヤ
リヤタイヤ
サイズラインナップ
| フロント | リヤ |
| 120/70 R 17 M/C 58V TL/TT | 150/70 R 17 M/C 69V TL/TT |
| 110/80 R 18 M/C 58V TL/TT | 170/60 R 17 M/C 72V TL/TT |
| 110/80 R 19 M/C 59V TL/TT | 180/55 R 17 M/C 73V TL/TT |
| 120/70 R 19 M/C 60V TL/TT | 150/70 R 18 M/C 70V TL/TT |
| 90/90-21 M/C 54V TL/TT |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(ミシュラン)
似て非なる運動性と汎用性 近年のミシュランで、僕が最も好感を抱いているのはスポーツツーリングラジアルのロード6である。耐久性や万能性を重視しつつも、ロード6は侮りがたい運動性を備えていて、正直言ってこ[…]
抜群の安定感に「なにこれ! 四輪みたい!」 となるとコーナリングは得意としないのかと思いきや決してそんなことはなかった。「アナキー」ブランドはオフ性能も確保すべくケース剛性が高めに設計されているという[…]
オンロードに的を絞って新規開発 主な適合車種 ※[120/70R15・160/60R15]は、ほかにKYMCO AK550(生産終了モデル)、Honda FORZA 750(輸出専用モデル)などにも適[…]
純正以外では世界では初のゴールドウイング専用品 GL1800・ゴールドウイング専用にサイズ展開 そして2つ目の画期的な要素は、ゴールドウイングに適合する既存のアフターマーケット製タイヤが、あくまでもク[…]
小椋&チャントラの若手が昇格したアライヘルメット まずは国内メーカーということで、アライヘルメットから。 KTM陣営に加入、スズキ、ヤマハ、アプリリアに続く異なる4メーカーでの勝利を目指すマー[…]
最新の関連記事(タイヤ)
25,651kmを走ったものの、リアタイヤはまだ溝が3mm以上残っている! 装着して25,651kmを走ったものの、ワインディングロードなどのスポーツ走行でのフロント荷重などで早く減ったフロントタイヤ[…]
夏の猛暑が招く「空気圧高すぎ」のブラインドスポット 多くのライダーは「空気圧は自然に減るもの」と思い込んでいる。そのため、しばらく放置していても「少し減っているくらいだろう」と楽観視しがちだ。しかし、[…]
50ccモンキーとゴリラが持つ普遍的な魅力と足回りの課題 1967年に誕生し、超小型・軽量な車体でレジャーバイクというジャンルを確立したモンキー。そして1978年、大容量9.0Lタンクとマニュアルクラ[…]
「スポーツマックスQ5」シリーズ&「トレイルマックス」シリーズのタイヤ開発者トークも! TESTER 元レーシングライダー 高橋裕紀さん 各種カテゴリーでのチャンピオン獲得やMotoGPへの参[…]
ライフの末期を迎えても段減りや偏摩耗はナシ‼ どうしてこんなに耐久性と持続力が高くて、守備範囲が広いんだろう?2万1000㎞を走ったロードスマートⅣを体験した僕の中には、素朴な疑問が芽生えてきた。 そ[…]
人気記事ランキング(全体)
軽量化への徹底したこだわりが生んだ、革新的なスーパースポーツ 1980年代、国内のバイク市場ではレーサーさながらの外観と高性能を備えた、レーサーレプリカの人気が急速に高まっていた。その流れを牽引する存[…]
税込418万円で2027年1月23日発売! 国内限定300台のプレミアモデル 再導入の報から注目を集めていた2027年モデルのNinja H2 CARBONだが、注目の価格はカワサキケアおよびETC2[…]
国土交通省の性能等確認試験に適合した免許不要の特定小型EV四輪 ELEMOsが展開する特定小型EV四輪「エレポーター」および「エレポーターPRO」が、国土交通省の定める性能等確認制度に基づき、公益財団[…]
武骨で美しいファットバイクスタイルと16歳以上免許不要の手軽さ 一般的な電動キックボードや華奢な電動アシスト自転車とは一線を画す、圧倒的な存在感を放つのが「COSWHEEL MIRAI G」だ。 この[…]
冬ツーリングの天敵「底冷え」と「着ぶくれ」を克服するインナーの重要性 氷点下に迫る冬の道路を走る際、ライダーの体感を急激に奪っていくのが連続する走行風だ。寒さによって身体が強張ると、ブレーキやクラッチ[…]
最新の投稿記事(全体)
本物のワークスマシンが、一般のオークションに出品 2023年シーズンの第6戦イタリアGP。ムジェロ・サーキットでファクトリーライダーのブラッド・ビンダーが駆るRC16は366.1km/hと、当時のMo[…]
世界でも希少なワンメイクレース その名も“WGP-GAG”クラス! 1980年代ミニバイクレーサーと言えば、ホンダのNSR50やヤマハYSR50といったマシンが有名。だが、その2台に先駆けて登場したの[…]
新形状シートと彫りの深いタンクが生み出すシルエットとエルゴノミクス 欧州で発表された2027年モデルのMT-125は、ヤマハが誇るハイパーネイキッド「MTシリーズ」の次世代デザイン思想を取り入れ、装い[…]
「チョットなのに、ちょうどいい」を越えた!? 異例の移動量に込められた開発者のリアル ミリ単位のポジション調整でバイク本来のハンドリングを崩さないのがエフェックスの流儀。従来の「イージーフィットバープ[…]
純正スポーツスターのディスコンに終止符を打つ! ジュラルミン削り出し・強化デテントアーム 1991〜2003年式の5速エボスポ乗りやショップにとって、近年、頭の痛い問題だったのがミッション内部のデテン[…]
- 1
- 2






































