【MICHELIN POWER 6】&【MICHELIN POWER GP2】試乗インプレッション!

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【MICHELIN POWER 6】&【MICHELIN  POWER GP2】試乗インプレッション!

現在のミシュランはスポーツライディングの楽しさを重視したラジアルタイヤとして、パワーGP2とパワー6を販売している。当記事ではこの2つのタイヤの特性をじっくり探るべく、2台のヤマハMT-09 Y-AMTに各製品を装着し、同条件での比較テストを行ってみた。

●文:中村友彦 ●写真:山内潤也 ●BRAND POST提供:日本ミシュランタイヤ

似て非なる運動性と汎用性

[左]MICHELIN POWER 6/[右]MICHELIN POWER GP2

近年のミシュランで、僕が最も好感を抱いているのはスポーツツーリングラジアルのロード6である。耐久性や万能性を重視しつつも、ロード6は侮りがたい運動性を備えていて、正直言ってこれまでの僕は、公道ではこれがベストかも?と感じていた。だから、トレッド面のミゾが明らかに少なく、サイドウォールにチェッカーフラッグを思わせるプレミアムタッチデザインを採用したスポーツタイヤ、パワーGP2とパワー6の比較テストには、あまりノリ気ではなかったのだが……。

MICHELIN POWER 6

試乗日の天気が雨のち曇りで、ルートには悪路が含まれていたにも関わらず、僕はパワーGP2とパワー6を存分に堪能してしまった。逆に言うならこれまでの僕は、ロード6とは方向性が異なる、パワーシリーズならではの魅力が理解できていなかったのだろう。

MICHELIN POWER GP2

まずは2つの製品に共通する美点を記すと、それはもう言わずもがな、ドライ路面の峠道での運動性である。乗り手の操作に対する忠実な反応を知ると、ヘルメットの中で自然に笑みがこぼれ、やっぱりスポーツタイヤとスポーツツーリングタイヤは別物だと思う。

MICHELIN POWER 6

もちろん、公道を主戦場とするパワー6(ミシュランのカタログに記載されるストリートとサーキットの比率は90:10)より、サーキットを視野に入れたパワーGP2(50:50)のほうが運動性は優位で、コーナー進入時のブレーキングで感じる手応え、フルバンク中の絶大な安心感、コーナーの出口でアクセルを開けた際のダイレクトなトラクションなどには、明確な差異を感じる。そして旋回中の好感触は、温まりには少々時間がかかるものの、温まった後は絶大なグリップ力を発揮するカーボンブラックコンパウンドを左右ショルダーに配置し、スリックゾーンを広く取った恩恵だろう。とはいえ今回の試乗がロード6とパワー6の比較だったら、僕はパワー6にそういった印象を抱いたのではないかと思う。

MICHELIN POWER GP2

では運動性以外の要素、冷間時の感触やウェット性能、乗り心地はどうかと言うと、パワー6のほうが優位である。トレッド面のミゾが多く、温まりやすくて冷えづらいシリカ配合コンパウンドを全面に採用しているパワー6は、誤解を恐れずに言うなら、悪条件下でロード6に通じる安心感が得られるのだ。

と言っても、パワーGP2が寒暖差や悪路に露骨に弱いわけではない。サーキット走行を重視していても、パワーGP2はタイヤウォーマーの使用を前提にしているわけではないし、センター部にシリカ配合コンパウンドを採用しているから、冷間時やウェット路面でも不安やシビアさはそんなに感じないのである。

そういった特性を認識した僕は、ミシュランが全製品に採用するシリカ配合コンパウンドの美点を改めて実感した。今回の試乗で特に印象的だったのはウェット路面で、パワー6よりミゾが少ないパワーGP2で不安やシビアさを感じなかった理由は(念のために記しておくと、ミゾの量と配置は排水性に多大な影響を及ぼす)、温まりやすくて冷えづらく、低温時でもしなやかさを維持する、シリカ配合コンパウンドを採用しているからだろう。

MICHELIN POWER 6

MICHELIN POWER GP2

【MICHELIN POWER 6】
スポーツツーリングタイヤのロード6と同じく、パワー6は全面にシリカ配合コンパウンドを採用。トレッドの溝面積を示すボイドレシオは、ロード6より3%少ない11%。

【MICHELIN POWER GP2】
パワーGP2はシリカ配合コンパウンドを中央のみとし、左右にはカーボンブラックを使用。ボイドレシオは、サーキットに特化したパワーカップ2/EVOの5%と大差ない6.5%。

いずれにしても今回の試乗で、僕のパワーGP2とパワー6、そしてロード6に対する認識は一変。今後はロード6イチオシの姿勢を改め、ツーリング中に遭遇する峠道でスポーツライディングを満喫したいライダーにはパワー6、峠道での爽快感や高揚感を重視し、年に何度かサーキット走行会に参加するライダーにはパワーGP2をオススメしようと思う。

[テスター:中村友彦]
2輪メディア業界30年目のフリーランス。旧車に適合するバイアスから最新スポーツバイク用ラジアルまで、タイヤ事情全般に精通。

【MICHELIN POWER 6】

サイズ一覧(フロント用2サイズ、リヤ用8サイズ)

フロントリヤ
110/70ZR17140/70ZR17
120/70ZR17150/60ZR17
160/60ZR17
180/55ZR17
190/50ZR17
190/55ZR17
200/55ZR17
240/45ZR17

【MICHELIN POWER GP2】

サイズ一覧(フロント用1サイズ、リヤ用5サイズ)

フロントリヤ
120/70ZR17160/60ZR17
180/55ZR17
190/50ZR17
190/55ZR17
200/55ZR17

※本記事はミシュランが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。