今のところ2023年モデルはSEのみ

カワサキ新型「ニンジャZX-25R SE」がタイに登場! 現行日本仕様はタイ生産、ということはもうすぐ……なの?!

カワサキはタイで、新型「ニンジャZX-25R SE」を発表した。マフラー変更による日本基準の排出ガス規制適合を謳い、スマートフィン接続可能&サーキットモード対応のTFTメーターやLEDウインカーなどを採用している。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

なぜか”日本の排出ガス規制に適合”としているが……

カワサキはタイで新型の「ニンジャZX-25R SE」を発表。最新の機能を備えたメーターや新排出ガス規制適合のためのモディファイ、LEDウインカーの採用といった変更を施し、新たにTFTフルカラーメーターパネルを採用。スマートフォンをBluetooth接続し、ライディオロジーアプリと連携することで様々な機能にアクセスできるようになる。また、フロントサスペンションのセッティングも変更された。

新型ニンジャZX-25Rは、すでにインドネシア仕様が発表済みだったが、日本に導入している現行モデルはタイ生産。このルートを次期モデルも踏襲するならば、タイ仕様の新型登場が日本導入へのサインととらえても不思議はない。

ただし、インドネシア仕様にラインナップされる“RR”モデルや、クイックシフターを省略したスタンダードモデルはタイには登場せず、SEのKRTカラーのみ。近い将来、日本に導入される際にどのようなグレード展開になるのかは調査が必要だろう。

興味深いのは、タイカワサキのリリースに“触媒取り付け位置をにヘッダー部分に近付けることで排ガスをクリーン化、日本の新排出ガス規制に適合”とある点だ。これを素直に受け取るなら令和2年排出ガス規制(ユーロ5相当)ということになり、さらなるグローバル展開への布石と見ることもできる。

もしくは、11月のEICMA(ミラノショー)ではZX-25RをベースとしたニンジャZX-4Rが登場すると予想されているが、これに関連性があるのだろうか。

ニンジャZX-25R SE(タイ仕様)の主要装備は以下の通り。

・アシス&トスリッパークラッチ
・エコ運転インジケーター
・電子制御スロットル
・KTRC(カワサキトラクションコントロール)
・KQS(カワサキクイックシフター)
・パワーモード
・スマートフォンコネクティビティ
・SHOWA製SFF-BP倒立フォーク
・SHOWA製リヤサスペンション
・ABS

価格は29万9000バーツ(日本円換算約116万1000円)だ。日本仕様やZX-4Rについては情報が入り次第お伝えする。

KAWASAKI NINJA ZX-25R SE[2023 Thai model]

主要諸元■全長1980 全幅750 全高1110 軸距1380 最低地上高125 シート高785(各mm) 車重184kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 250cc 出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量15L■ブレーキF=φ310mmディスク+4ポットキャリパー R=φ220mmディスク+1ポットキャリパー■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ※諸元はタイ仕様

KAWASAKI NINJA ZX-25R SE[2023 Thai model]LIME GREEN/ EBONY

KAWASAKI NINJA ZX-25R SE[2023 Thai model]LIME GREEN/ EBONY

KAWASAKI NINJA ZX-25R SE[2023 Thai model]LIME GREEN/ EBONY


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