ハーレーカスタムトレンドニュース:’78リジッドショベルチョッパー【’70’sの香りが放つ強烈なインパクト】

ハーレーカスタムトレンドニュース:'78リジッドショベルチョッパー

“チョッパー”の語源は、チョップドバイクであることは良く知られている。つまり、既存のスタイルをオーナーが自由に切り刻んでオリジナルのシルエットを創造するカスタムそのものを表している。今回紹介する車両は、数多くの旧車を扱う山梨県のマイパフォーマンスが手がけたオールドスクールチョッパーだ。


●外部リンク: マイパフォーマンス

自由奔放さを感じさせるオールドスクール チョッパー

’60年代にアメリカで生まれたヒッピームーブメントと同時に様々な進化を遂げたチョッパーだが、いわゆる70年代のロングフォークスタイルは、その自由奔放さを最も大きく主張しているシルエットで、その後どの時代でも常に魅力を失わないカスタムと言えるだろう。

数多くの旧車を扱う山梨県のマイパフォーマンスは、アメリカ本国で製作された当時のチョッパーを輸入して、現在の日本の道路事情にマッチングさせるようフィニッシュワークを施した上で販売しているショップ。ここに紹介するモデルは、’70年代のチョッパーをベースに’16年にエンジンをフルオーバーホールしたもの。

左サイドのシルエットは、より一層ロングホイールベースを強調する。ハンドルバーの位置よりもはるかに高いシッシーバーも個性的。タンデムでのライディングも楽しいだろう。

排気量はストックの1200ccで、セルモーターは装備しないキック始動オンリーというハードな設定。スプリンガータイプのロングフォークと、長いシッシーバーやシートが、いかにもオールドスクール感を主張する仕上がりとなっている。

撮影時はまだフィニッシュワークの途中で、超小型のフロントドラムブレーキや保安部品が仮組みの状態だったが、もちろん納車時には車検取得可能な状態に仕上げられる。

ロングホイールベースにアップハンドル。収まりの良さそうなカスタムシートやフォワードコントロールステップというライディングポジションは、きっと乗り出した瞬間からタイムスリップが始まるような乗り味に違いない。

エンジンはストックの1200ccをフルオーバーホールしたもの。

キャブレターはS&S製のEタイプである。

オープンプライマリーにプロクラッチを装備する。

マフラーはアップスイープ。もちろんワンオフ製作もの。

ハンドルバーはワンオフ製作。プルバックではなく、素直な角度にグリップがあることが特徴だ。

ロングフォークスプリンガーとハンドルバーのデザインが個性的だ。

フロントホイールは21インチ。超小型のドラムブレーキを装備する。

ガソリンタンクは6Lほどの容量で、ゴールドフレイクカスタムペイントを施す。

ウインカーはパウダーコート塗装を施したフレームマウント。

リヤホイールはベーシックな16インチスポークをチョイス。

リヤブレーキキャリパーは強力な対向2ポッドタイプを装着。

カスタムシートもワンオフで、シッシーバーに合わせた形状に。


※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

ウィズハーレー

ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓

最新の記事