
’20年の道路交通法改正で厳罰化されたものの、相変わらず危険なあおり運転に関する報道は絶えない。車間を詰められたり急ブレーキをかけられた時のバイクのリスクは自動車とは比べものにならず、”君子危うきに近寄らず”でいたとしても、自分の身は自分で守らなくてはならない。そんな時に味方になるのがドライブレコーダーだ。本記事では、従来版をさらに進化させ、製品名に「α」を纏い新登場したミツバサンコーワ「EDR-21Gα」を紹介する。
●外部リンク: ミツバサンコーワ
色分けカプラーと専用マイクロSD カードでバージョンアップ
振動が大きく雨水やホコリを浴びやすいバイク用ドライブレコーダーは、自動車用よりシビアで開発のハードルが高い。そうした点に真正面から取り組み、多くのユーザーから信頼されているのがミツバサンコーワだ。同社はバイクや自動車用部品の開発製造を行うミツバグループの用品メーカーとして、純正部品品質で製品開発を実践しているのが大きな特長。
前後2カメラ+GPS搭載のEDR-21Gを進化させた「EDR-21Gα」には、上書き録画時にエラーが出にくい高耐久性や適応温度幅の拡大などバイク用にチューニングした、ドラレコ専用スペックのマイクロSDカード(32GB)を標準装備。EDRシリーズ用にフォーマット済みで、本体に挿入するだけですぐに録画できるのも専用品ならでは。また前後カメラ/電源/GPSアンテナ/手動スイッチのハーネスのコネクターが色分けされて一目瞭然となったのは、DIY派にとって朗報だろう。
さまざまな走行条件における画質や視野角など、一瞬のアクシデントも見逃さない動画性能に関しても、今までのモデルと同様、SONY製CMOSセンサーによる200万画素フルHDによってバッチリ残るから安心。楽しいツーリングの思い出も万が一のトラブルも、EDR-21Gαを活用することで記憶とともに記録に残すことができる。
EDR-21Gαと同時に、過酷なバイク用ドラレコに特化した性能を作り込んだEDRシリーズ専用マイクロSDも開発。専用フォーマット済みなのですぐに使える。EDR-21Gα標準装備の32GB(3828円)/64GB(6578円)/128GB(1万780円)の3種類。 [写真タップで拡大]
配線を工夫してスマートに取り付けよう
バージョンアップしたソフトウェアでツーリング動画も!
ドライブレコーダーは、大きな衝撃が加わらないかぎり延々と上書き録画されるだけだが、PC用の専用ソフトを使えば動画の管理や編集ができる。前後カメラの動画は鮮明で、景色の良いツーリング先ではアクションカメラのように美しい風景の撮影にも使える。万が一あおり運転に遭遇した場合は、手動スイッチで録画することで上書きされないフォルダにデータ保存できる。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
関連する記事
人気ユーチューバー・KenChannelが主催するイベントが’21年5月に神戸で開催された。そのイベントと合わせて『ウィズハーレー』読者撮影会も開催。本記事ではハーレー女子の皆さんをフィー[…]
中古車市場でも高値がつく大人気モデルとなった、ハーレーダビッドソンXL1200Xフォーティエイト。もはや入手困難、諦めるしかないのか……。ならば発想を転換して、他のスポーツスターをベースに48スタイル[…]
ツーリングや仲間との出会いなど楽しみは尽きないが、ハーレーのオーナーなら人とは違う自分だけの1台に愛車を仕上げるカスタムこそ、この上ない楽しみと感じる人も少なくないだろう。本記事では理想のカスタムハー[…]
バイクメーカーや販売店のイベントが大々的に開催できない状況の中、ハーレー乗りのユーチューバー「KenChannel」がミーティングを企画。ボランティアの仲間たちが集結し、HDJ正規販売網のハーレーダビ[…]
7月14日0時に、動画にて世界同時発表されたばかりのNEWモデル『スポーツスターS(SPORTSTER S)』の実車を早くも目の当たりにした。ハーレーダビッドソンジャパン[HDJ]の野田社長と一緒に日[…]
最新の記事
- 水冷150ccで高速道路も乗れる!! 軽二輪の小さな新顔「ミニ150」が間もなく上陸!【ハートフォード from 台湾】
- 遊べる予感大! ホンダ新型 CL250/CL500詳報〈スタイル/カラー/取り回し編〉
- ヤマハを堪能する一日。ヤマハモーターサイクルデー 取材レポート【ファン必見のブース”ヤマハの手”】
- 超官能マシン「ニンジャZX-25R」をガチ速スペックにすると「ニンジャZX-4R」に?! 超話題の新型4気筒を妄想大比較!!
- ドゥカティ デザートX 試乗インプレッション【オフローダーでもドゥカはドゥカだった!】
- 1
- 2