ハードな林道探索もキャンツーも。フリーダムバイク女子/編集者コイって何者だ!?

  • [CREATOR POST]コイ

●文:[クリエイターチャンネル] コイ ●タイトル写真:長谷川徹

初めまして!! フリーダムなバイク女子で編集者のコイです。

みなさまこんにちは! フリーダム編集者のコイという者です。コイとお呼びくださいませ。

だいたいこんな感じで生きてます。山や旅をマシンとともに楽しみ、食べることが大好きで、ベース弾いてバンドマンしてます。最近はキーボード枠も楽しんでます

ヤングマシン誌とは、副編集長をしているオフロードマシン総合誌ゴー・ライドが少し前まで兄弟誌な関係でした(最新号から別の出版社になりました)。このしっぽについてるマシンってお揃いの響きがブラザーっぽくていいっすよね!!

今は心の中でだけのブラザーになったものの、今回ヤングマシンWEBにて「誌面みたいにかしこまるとかしなくていいから、そのままのコイでやりたい放題やって〜」とお声がけいただき、そのままがどのままか不明瞭で震えているけど、じゃあ本当にむき身のコイでやりますぜ( ‘□’)ってことでアウトドア愛をメインにコイ的バイクにまつわる疑問も交えてこちょこちょ書かせていただくことになりました。よろしくお願いいたします!

あ、第1回目だし君は誰だ? 状態だと思うので自己紹介をしつつ、ゆるっとオフロードの楽しさだったり、雑誌たちの宣伝や作りたてほやほやの発行本の告知も欲深く挟ませていただきまっす♪

バイクの原体験は映画『大脱走』

コイが生まれて初めてバイクという乗りものを認識&心の底から「カッコいい!! 」という感情を初めて持って冒険心を覚えたのがヒルツ大尉なマックイーンであり『大脱走』でした。ヒルツ大尉が大草原を駆け抜けながら国境ピョーンからの針金にかかっ……震えた!!

幼少期のコイはいつか大草原をあんなふうに走りたいと妄想しながらテーマソングを口ずさんでました。そして今もときどきフガフガ口ずさんでいます。

そういえばあれからなぜかドイツ(今思えばドイツ軍)を激しく好きに。 ちなみに次に震えたのはインディジョーンズなハリソンフォードのムチ技でした(余談がすぎたw)。

壁当て練習しちゃいますよね。狭い部屋にポツン状態を好きになっちゃいますよね。マイグローブ買っちゃいますよね。あの壁にもたれての独房での壁当て……ひぃカッコいい。

あの映画で子ども心ながらに、山を駆け抜ける/草原で風を感じる/穴や洞窟を進む冒険のようなもの/山を越え川を渡り旅をするということに憧憬を抱いたし、そこから映画音楽にハマって楽器を奏でたり曲を作りたいって思うようになっていったから、『大脱走』が旅やバイクや音楽やアウトドアを楽しむ今の自分の原点な感じです!

さらっとバイク遍歴1分:こだわり4台

オフばっかりの人と思われるかもですが、実はオンもクルマもチャリも好き。小〜大まで6台いろんな愛機たち+クルマ1匹etcを揃えています!! 身体はひとつでも用途がバラバラなら意外にすべてのマシンをまんべんなく楽しめるのがポイントです。コイ的こだわり強めなオン4台をちらりしちまいます。

プレスカブ50(1987年あたり式)→124改 ※いただきもの

メインベースのリッケンバッカー4003のターコイズグリーンカラーを現物を見せながら調色してもらってオールペン♪ 光の当たり具合で色が変わるとこまで同じ。プロの調色師の技は本当にスゴイ満足!

1980年代式プレスカブ50を80ボアアップから始まり可倒式ステップをつけて鉄板の溶接部分をすべて滑らかに仕上げ、途中からビッグキャブにしてみたり4バルブ化してみたりと迷走。でも不変のテーマは「ガリガリ走れる旅仕様なのにノーマルよりノーマル風に見えること」。

ドゥカティ モンスター400→900→1000→695 ※オール中古車購入

400はバイク仲間と一緒に走るには馬力不足、900/1000は後継の1000のほうがおもしろい&シャリシャリサウンドに痺れたけど日本の公道では回す楽しさが薄い。695は海外モデルならではの種馬トルクかつ回す楽しさや操る楽しさの余地がちょうどよい!

自動二輪免許を取って初めてのバイク。400を愛し愛されたけど同じモンスターで排気量別はどう違う? の疑問に取り憑かれて900/1000と増車してみるもピンとこなくて速攻おさらば。最終的に400を売って海外モデルの695をゲットし、一番しっくりくると自分的疑問が解消した1台。バイク仲間とのツーリング用マシン。

アプリリア RS125(2006年式)※中古車購入

北海道から九州までカブよりも一番旅している旅2ツースト。旅では2ストオイルとプラグとプラグレンチが必需品のかわいいやつ。

友達に預けている時に右折のクルマに突っ込まれて廃車状態に……。友達は左足を骨折したけど無事でした(;□;)! その友達が不死鳥のように蘇らせてくれた1台です。蘇り後のチェックで人生初の北海道へ。そういえば右折で突っ込んできた人曰く「見えてなかった」と。夕方はライトをつけてるクルマがいたりいなかったり、西日が視界を焼いたりと一番危険な時間。もしかしたら対向車に見えていない「かもしれない運転」を心がけましょう!

ホンダ スーパーカブ110(JA10) ※新古車購入

ボテっとしたシルエットからシュッとしたくて、レックカバーは馴染みのカブ屋のおじちゃんに教わりながらパルサー材を削ってFRPで自作。

変身願望強めの特殊旅に特化させたチャイナカブ。128ccにボアアップさせて軽2輪登録して高速走行を楽しみながら九州まで行ったあと、雪道走行を楽しむために原2バージョンにダウンしてスパイクタイヤを履いて初の真冬の北海道旅を楽しんだ。今は次の変身に向けてバラバラ。

思い入れのあるオフロードマシン誌『GoRIDE』

そんなコイがプロニートを脱ぎ捨てて出版業界に飛び込んだのは2015年秋のこと。WEB編集をしながら2017年よりガルル誌やロードライダー誌など雑誌編集に携わり、2019年に元ガルル編集スタッフで内外出版社発行で創刊したゴー・ライド誌(現在は造形社発行)の副編としてリニューアルコイしましたっ。創刊すぐに訪れたコロナ禍をステイ・ダートで乗り切り、現在22号まで発売されています。

「自由にオフロードマシンとの日々を楽しむ」をテーマに、林道ツーリング&林道情報やオフキャンプツーリングなどアウトドア遊び、トップライダーによるオフロードライテク、オフ車メンテナンス講座やレースやラリーイベント情報、ライテクにつながる身体作りのノウハウやオフロード装備&グッズ情報までゆるーりとしたオフ遊びの提案をしている雑誌です!!

オフロードビギナーの方やリターンからオフ転向の方でも、自分のペースでオフの楽しみ方に触れていけますぜー♪

オフロードマシン総合誌『GoRIDE』(創刊号〜第21号/内外出版社発行、第22号/造形社発行)

昨年突然ストップからの再開からのまたストップ !? となっていて、待ってくださってる読者さんのためにも、復活(滅びたわけじゃないはず……。本気でなにもわからない悲しみ)を想いながらちょいちょいセルフ盛り上げしてくんでよろしくです!! バックナンバーもちょっと残っているので気になる方はぜひ♪

記事の一部はWEBヤングマシンにも転載していたので、検索窓で「ゴーライド編集部」or「ゴーライド」って入れていただければ過去記事もでてきます。もしちょろりでも気になってくれたお方がいたらぜひにーっ。

旅が好きでキャンプが好きならオフ車と出会おう!

幼い頃から親に連れられて自然と戯れていたので、キャンプツーリングも大好き。コロナ禍での怒涛のアウトドア&キャンプブームでハマった人も多いと思います。

キャンプ地に快適な基地を作るが如くステキ装備をクルマに積んでいく人/厳選した装備をバイクに積んでキャンプをしたい人/さらにダート部分も走ってより深い場所でキャンプを楽しみたい人/グランピングでイェイ♪ などなど楽しみかたは人それぞれっすよね。

それぞれ〜と言いつつ、そんなみなさんにコイがイチオシしたいのはオフ車との出会い!!

普通車だったりオン車でもキャンプ場のちょっとしたダートなら余裕でシュルシュル入っていけるけど、場所によっては4WD車やオフ車じゃないとテントサイト横まで行けないキャンプ場もありますよね。

オフ車なら行けちゃうんです。しかもテント横にちょこなんってすると最高にカッコいいんす!

また、オフ車じゃないと少し厳しいような林道だったり山だったり森だったりには、キャンプ禁止区域になっていないテン場にできるステキポイントが残る場所もあるんです。

オフ車なら行けちゃうんです。しかもテント横にちょこなんってすると最高にカッコいいんす!

もちろんマナーの悪化や山での火の不始末が問題になったりするけど、それはキャンプ場でもどこでも同じ。自然の中で遊ぶことやキャンプが本当に好きな人たちなら、これからも気持ちよく楽しむために閉鎖や禁止を招くような愚かな行為はせず、火の扱いもしっかり気をつけるしゴミ袋持参でゴミを残すことなく撤収時には来た時と同じ状態に完全復元させる楽しみまで味わってくれるハズ!

水場もトイレも当然電気もない、あるのはラッキー月明かりと自分の装備のみ。圧倒的な暗闇にひとり包まれる感じはときどき心底怖いけど誇りあるひとりの時間を過ごせるんです……ザッツァ孤高!!

ほら、オフ車に乗ってキャンプしに行きたくなっちゃいますよね(‘□’)!

時々動物がガサッと音を立てる以外は風や葉ずれの音に虫の声だけ。そのうち虫も睡眠に。

林道ビギナーにもおすすめ『林道ツーリングガイドブック2024-2025』4/16発売!!

オフ車を手に入れたらまずはダートを走りたくなるもの。というわけでオススメしたいのが、コイも制作に携わった『林道ツーリングガイドブック2024-2025』です。

ゴー・ライド誌で紹介した林道(ヤングマシンWEBでお馴染みの谷田貝氏の林道企画や林道探索班の副編コイのツーリング企画より)を詳細マップとともに掲載!! 関東超広域+東北・四国など全37エリアを紹介しています。

林道ツーリングに行く前にチェックしておきたいメンテナンスポイントや装備、林道ツーリングでお役立ちグッズ&パーツ紹介や各種ノウハウも盛りだくさん。

【林道ツーリングガイドブック2024-2025(ブルーガイド・グラフィック)】近年、人気が高まっている林道ツーリング。初心者でも安全に走れる林道の情報をセレクト、ツーリングに役立つノウハウも満載!■出版社:実業之日本社 ■本の長さ:112P ■発売日:2024/4/16 ●価格:1760円

ギアにこだわるなら『OTONA GARAGE キャンプギアブック』

キャンツーするならギアにもこだわりたいところ。2023年に製作&編集に携わったキャンプギア本『OTONA GARAGE キャンプギアブック』にはバイク乗りにうれしい軽量&コンパクトなキャンプギアがドドンと282点掲載されてます。正直、この本を作りながら目移りしまくって、何点か校了後にポチりしちゃったくらい心踊るアウトドアギアが盛りだくさんな内容でっす。

【OTONA GARAGE キャンプギアブック】 バイクでのキャンプに求められる性能「軽量/コンパクト」をテーマに、キャンプ雑誌『ガルビィ』がキャンプギアセレクトサイト『OTONA GARAGE』とタッグを組み、軽さや使い勝手だけではなく、所有する満足度にもこだわったキャンプギア全282点をセレクトして掲載。「まず最初に何を揃えたらいいか」「どういう観点で選んだらいいのか」も丁寧に紹介しているので、初めてギアを購入する人にもとても参考になる一冊。■出版社:実業之日本社 ●価格:1650円

コイが子どもの頃の装備と比べると今の装備は素材や構造、コーティングなどなど神レベルなものばかり……。デザインもふつうにおうちで使ってもオシャレさんだなーってものも増えてるし。

でも、ずーっと使い続けているギアももちろんあるので、いいものは時代を超えていいしそこに思い入れなんて入っちまったらもう手放せるはずもなしっ。

とはいいつつ、キュピンときたりおもしろそうなアイテムを見るとすぐに手を出してしまうので、これからの連載でオススメアイテムなどがあればこの先いろいろ紹介してっちゃおうと画策してます!

もちろん、林道ツーリングやキャンプツーリングに役立つノウハウなんかもご期待あれ!!

それではここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました! またたーん(‘□’)ノ*

※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。