バックミラーは万能じゃない! 慣れてきた頃こそ危ない、追い越し時の”死角”


●記事提供: ライドハイ編集部

車線変更する際には真横も見て確認を

ツーリングも休暇をとって長距離を行くシーズン。そうなると必然的に高速道路を利用する。そこで気をつけたいのが、追い越しなどで車線変更をするシーンだ。

右側バックミラーで隣の車線を来る後続車を確認しつつ……と思った途端! 真横にトラックが並走していてビックリ! 場合によってはクラクションを鳴らされた経験があるかも知れない。

なぜこのように、降って湧いたように突然クルマが出現するのか……実は右後方の至近距離は、バックミラーの死角、ミラーに映らないエリアを生みやすいのだ。

ということで、後方から隣の追い越し車線を走ってくる車輌が見えないと思っても、車線変更をするときに真横をチラッと見て確認するのを忘れずに。

薄明薄暮の時間帯は、車間距離と他車の速度が特に読みにくい

さらにバイクのバックミラーは、反射を抑える関係でやや暗く映る。これが夕闇の時刻になると、いきなり見づらくなるのはご存じの通り。とりわけ車間距離をはかるのは、正確さを欠くというかボンヤリとしか見えていない状態へ陥ることが多い。

ただよく見えないからといって、バックミラーを注視している時間が長いと、前方を見るのが疎かになり、気づかないうちに前車との車間が詰まって慌てることになる。

車線変更は真横も必須だが、後方をよく確かめる必要があるのを心しておこう。

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