
●記事提供:モーサイ
ハーレーダビッドソンのイベント「BLUE SKY MEETING in日光」でストリートグライド・スペシャルベースの白バイを展示
去る2023年5月13日、栃木県日光市日光霧降高原にて開催されたハーレーダビッドソンの1DAYイベント「BLUE SKY MEETING in日光」で、栃木県警による全面協力のもと、2023年2月に寄贈されたばかりのハーレーダビッドソン車ベースの白バイのエンジン始動デモンストレーションが行われました。
「ハーレーダビッドソン ストリートグライド スペシャル」をベースに白バイ装備が架装されたこのバイク、ディテールを探っていきましょう。
エンジン始動セレモニーの前に、交通機動隊の方々(白バイ警官)自らが車体を掃除! このハーレー白バイだけでなく、一般的な白バイはいつでもピカピカに磨き上げられており、バイカーの鑑と呼んでも差し支えないでしょう(笑)。
ハーレーダビッドソン車ベースの白バイは2023年2月に栃木県警に寄贈されたもの
実は、栃木県警に寄贈されたのは今回展示された「ストリートグライドスペシャル」ベースのものだけでなく、3輪モデルの「トライグライドウルトラ」ベースのものも同時に贈られました。車両の価格はストリートグライド スペシャルが369万3800円、トライクグライド ウルトラが533万2800円、ここに白バイ仕様への改装費などを含めると2台あわせて約1390万円にもなるといいます。
2台を寄贈したのは中村和男さんという県内の会社役員をしている男性。中村さんはこのハーレー白バイを寄贈する前にもレクサスLC500のパトカー仕様車も寄贈したという超太っ腹な人物で、中村さんの地元・栃木県宇都宮市のハーレーダビッドソンディーラーによると「中村さんはご自身でもハーレーにお乗りになったことがあるそうです」とのことで、どうやら乗り物大好き! しかもチャリティ気質あふれる好人物のようです。
ノーマルのストリートグライドスペシャルでも圧倒的な存在感を持っていますが、白バイになるとさらに「強」なオーラが漂っています。こんなのがバックミラーに映ったら……なにも悪いことをしていなくても緊張してしまいそう(笑)。なお、会場には展示されませんでしたが栃木県警にはもう一台トライグライドスペシャルの白バイも寄贈されています。
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