
ネイキッド仕様のCB400スーパーフォアとともにコンセプトモデルとして公開され、多くのファンを熱狂させていたホンダの新型フルカウルスポーツ「CBR400R FOUR E-Clutch(CBR400Rフォア Eクラッチ)」の市販モデルがついにベールを脱いだ。新設計の直列4気筒エンジンに最新の電子制御を組み合わせたこのマシンは、2026年9月18日に発売される。走りそのものに集中するシーンで、ライダーにこれ以上ない充実感をもたらす次世代スポーツマシンを紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダ
58馬力の直4エンジンが放つ、突き抜けるような高揚感
「ヨンヒャクでも胸のすくような直列4気筒エンジンの吹け上がりを、フルカウルモデルでとことん味わい尽くしたい」。そんなスポーツ志向のライダーの渇望を、このマシンは正面から満たしてくれる。心臓部に搭載された新設計の399cc水冷直列4気筒エンジンは、最高出力58PSを1万1500rpmで絞り出す。スロットルバイワイヤシステム(TBW)の恩恵により、低回転域から高回転域まで極めてスムーズな出力特性を実現した。
さらに注目すべきは、ヘッドライト下部に備わるツインラムエアダクトだ。高速域でのシャープなエンジン回転上昇をもたらすだけでなく、チューニングされた吸気音と4-2-1マフラーからの伸びやかな排気音が交わり、ライダーの闘争心を激しく掻き立ててくれることだろう。
Eクラッチ標準装備。すべてを「操る楽しさ」に注ぎ込む
スポーツ走行を愛するライダーにとって、シフトチェンジに伴うクラッチ操作は楽しいものの、長時間にわたる場合は負担になりがちだ。しかし、CBR400Rフォアには最新の「ホンダ Eクラッチ」が標準装備されている。発進や停止、シフトチェンジの際にクラッチレバーを握る必要がなく、システムが最適な半クラッチ制御を自動で行う。シフトダウン時にはTBWがエンジン回転数を緻密に合わせるため、変速ショックは無いに等しい。
エンストの不安や左手の疲労から完全に解放されたライダーは、荷重移動しやすい専用のセパレートシートと前傾姿勢のポジションを存分に活かし、車体コントロールやスロットルワークという「スポーツライディングの核心」だけに深く没頭できることだろう。
洗練のスタイリングと、119万9000円のプライス
金属を削り出したようなソリッドな面構成と未来的な灯火器が織りなすスタイリングは、最先端のハイパフォーマンスマシンであることを静かに主張している。
コックピットには、スマートフォンと連携してナビや音楽操作が可能な「ホンダ RoadSync」対応の5インチフルカラーTFT液晶メーターを配置。メーター横にはUSB Type-Cソケットも備わり、ツーリングでの実用性も申し分ない。メーカー希望小売価格は119万9000円。
無機質なベータシルバーメタリックと、迫力のマットバリスティックブラックメタリックの2色が用意される。直列4気筒エンジンの官能と、最新電子制御の安心感が融合したこの1台は、あなたのバイクライフをかつてないほど刺激的なものに変えてくれるに違いない。
HONDA CBR400R FOUR E-Clutch (2026model) COLORS
【HONDA CBR400R FOUR E-Clutch】●マットバリスティックブラックメタリック
HONDA CBR400R FOUR E-Clutch (2026model) SPECS
| エンジン型式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
| 総排気量 | 399cc |
| 最高出力 | 43kW(58PS)/1万1500rpm |
| 最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m)/9750rpm |
| 全長×全幅×全高 | 2055×760×1125mm |
| シート高 | 780mm |
| 車両重量 | 187kg |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| トランスミッション | 常時噛合式6段リターン (HONDA E-Clutch標準装備) |
| サスペンション(前) | テレスコピック式(倒立サス) |
| サスペンション(後) | スイングアーム式(プロリンク) |
| タイヤ(前/後) | 120/70ZR17M/C(58W) / 160/60ZR17M/C(69W) |
| ブレーキ(前/後) | 油圧式ダブルディスク / 油圧式ディスク |
| メーカー希望小売価格 | 119万9000円(税込) |
| 発売日 | 2026年9月18日 |
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