
日本のバイクシーンに、かつての熱狂が蘇る。ホンダが誇る新世代の直列4気筒ヨンヒャク、「CB400スーパーフォア Eクラッチ」と「CBR400R FOUR Eクラッチ」の発売が正式に決定した。58馬力の新設計エンジンや画期的なEクラッチの搭載など、スペックシートだけでも胸が躍るが、ライダーが最も気になるのは「実際のサウンド」と「取り回し・足つき」だろう。いちはやく実車に触れる幸運に恵まれたので、両モデルの魅力と特長を振り返りつつ、その詳細をお伝えしよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダ
直4の咆哮。心震わす吸排気サウンド
「エンジンを回した瞬間、鳥肌が立った」。そう言いたくなるほど、両車のサウンドチューニングは秀逸だ。
新設計の399cc水冷直列4気筒エンジンは、最高出力58PSを1万1500rpmで絞り出す。CB400スーパーフォアは、名車CB400FOURを彷彿とさせる4-2-1マフラーを採用。ダウンドラフト式の吸気ダクトと相まって、低中回転域からのエモーショナルな吸気音と、直4ならではの伸びやかな排気音を奏でる。
【エンジンを回せたぞ!】Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutchのエンジンサウンドチェック
一方のCBR400Rフォアは、ヘッドライト下部のツインラムエアダクトにより、高速域でのシャープなエンジン回転上昇フィーリングを実現。スロットルを大きく空けることは叶わなかったが、低回転でもライダーの闘争心を激しく掻き立てるレーシーな咆哮を響かせてくれた。
【エンジンを回せたぞ!】Honda CBR400R FOUR E-Clutchのエンジンサウンドチェック
身長171cmで検証! 安心感抜群の足つきとポジション
「直4エンジンは重くて足つきが不安」。そんな悩みを持つライダーに朗報だ。身長171cm、体重70kgのライター寿氏による実車またがりインプレッションをお届けしよう。両車ともにシート高は780mm。CB400スーパーフォアは「着こうと思えば、かかとも届くくらい」と抜群の足つき性を誇る。ハンドル位置も近く余裕があり、取り回しも驚くほど軽いという。
58馬力を絞り出す新設計の直列4気筒エンジン 「もう一度、あの甲高い直4サウンドを響かせて走りたい」。そんなライダーの切なる願いに、ホンダの技術陣は新設計の399ccエンジンで完璧に応えてみせた。 最[…]
フルカウルのCBR400Rフォアも同様に良好な足つきを確保。ポジションはCB400スーパーフォアに比べて少し前傾姿勢となり、スポーツライディングへの没入感を高めている。ただし、カタログ上の車両重量は両車とも187kgで同じだが、CBR400Rフォアのほうが少し重さを感じ、取り回しも重厚感があったとのこと。セパレートハンドルやカウル類の重心バランスの違いが影響しているといえよう。
58馬力の直4エンジンが放つ、突き抜けるような高揚感 「ヨンヒャクでも胸のすくような直列4気筒エンジンの吹け上がりを、フルカウルモデルでとことん味わい尽くしたい」。そんなスポーツ志向のライダーの渇望を[…]
Eクラッチがもたらす、純粋な操る楽しさ
魅力的なエンジンと車体をさらに輝かせるのが、標準装備された「ホンダ Eクラッチ」だ。
発進、変速、停止の際にクラッチレバー操作が一切不要となり、電子制御スロットル(TBW)との協調制御により変速ショックを極限まで低減。渋滞やロングツーリングでの左手の疲労から完全に解放される。これにより、ライダーは直4サウンドを楽しみながら、純粋なスロットルワークや車体コントロールだけに深く没頭できることだろう。
伝説の新たな幕開け。日本の公道を熱くする2台
メーカー希望小売価格は、CB400スーパーフォアが99万8800円で8月21日に発売。CBR400Rフォアが119万9000円で9月18日に発売となる。
5インチフルカラーTFT液晶メーターやスマートフォン連携機能「ホンダ RoadSync」など、最新装備も抜かりはない。伝統のジャパニーズネイキッドか、最新鋭のフルカウルスポーツか。直4エンジンの快感と最新テクノロジーが融合したこの2台は、あなたのバイクライフをかつてないほど刺激的なものに変えてくれるはずだ。
HONDA CB400 SUPER FOUR E-Clutch (2026model) COLORS
HONDA CBR400R FOUR E-Clutch (2026model) COLORS
【HONDA CBR400R FOUR E-Clutch】●マットバリスティックブラックメタリック
HONDA CB400 SUPER FOUR E-Clutch (2026model) SPECS
| エンジン型式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
| 総排気量 | 399cc |
| 最高出力 | 43kW(58PS)/1万1500rpm |
| 最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m)/9750rpm |
| 全長×全幅×全高 | 2110×770×1085mm |
| シート高 | 780mm |
| 車両重量 | 187kg |
| 燃料タンク容量 | 15L |
| トランスミッション | 常時噛合式6段リターン (HONDA E-Clutch標準装備) |
| サスペンション(前/後) | テレスコピック式(倒立サス) / スイングアーム式(プロリンク) |
| タイヤ(前/後) | 120/70ZR17M/C(58W) / 160/60ZR17M/C(69W) |
| メーカー希望小売価格 | 99万8800円(税込) |
| 発売日 | 2026年8月21日 |
HONDA CBR400R FOUR E-Clutch (2026model) SPECS
| エンジン型式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
| 総排気量 | 399cc |
| 最高出力 | 43kW(58PS)/1万1500rpm |
| 最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m)/9750rpm |
| 全長×全幅×全高 | 2055×760×1125mm |
| シート高 | 780mm |
| 車両重量 | 187kg |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| トランスミッション | 常時噛合式6段リターン (HONDA E-Clutch標準装備) |
| サスペンション(前/後) | テレスコピック式(倒立サス) / スイングアーム式(プロリンク) |
| タイヤ(前/後) | 120/70ZR17M/C(58W) / 160/60ZR17M/C(69W) |
| メーカー希望小売価格 | 119万9000円(税込) |
| 発売日 | 2026年9月18日 |
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