
古来より日本の山岳信仰の象徴として敬われてきた富士山、立山、白山。これら三つの頂をバイクで巡るツーリングラリー「日本三霊山ラリー2026」が、2026年10月10日(土)から10月11日(日)の2日間にわたって開催される。本イベントは、自然の尊大さと向き合いながら自己の精神と技術を高め、地域の歴史や文化を体感することを目指す観光振興プロジェクトだ。エントリーに向けた具体的な参加要項やレギュレーションについて詳しく解説しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:JRF
富士山・立山・白山を巡る日本三霊山ラリー
「日本三霊山ラリー2026」は、日本三霊山誘客促進協議会(石川県、静岡県、富山県)と一般社団法人日本ライダーズフォーラムが協力・主催し、新たなツーリングルートとして提唱するイベント。ラリーとはいえ、単に長距離を走るだけでなく、日本の歴史的足跡を未来へ繋ぐ新たな挑戦の場として位置づけられているのが特長だ。
起伏に富んだ「中部日本トライアングルルート」を走行することで、参加者は各地域の美しい自然と文化を深く味わうことができる。
静岡・富山・石川を横断する「中部日本トライアングルルート」の走行体験
本イベントは、静岡県から富山県、そして石川県へと抜ける壮大なルートで構成されている。イベントのスタート地点となるのは、静岡県御殿場市の「富士山御殿場口新5合目 駐車場」。そこから中間イベント会場である富山県射水市の「海王丸パーク」を経由し、ゴールとなる石川県白山市の「一里野温泉スキー場」を目指す行程となっている。
ラリーの進行には、GPS機能を有したスマートフォンやタブレットが不可欠となる。参加者は専用システムをインターネットに接続し、スタートやゴールの登録、各立ち寄りスポットでのポイント獲得、そして走行記録の送信を行いながらゴールを目指す。
先着2,000台限定。参加に向けたエントリー手順とレギュレーション
参加にあたっては、まずエントリー詳細と車両に関するレギュレーションを事前に確認しておこう。
エントリーの受付は、2026年7月21日(火)12:00から8月20日(木)23:59までの期間、専用サイト「JRF ENTRY SYSTEM」にて行われる。募集台数は2,000台となっており、先着順で定員になり次第受付が終了となるため、参加を希望される方は早めに手続きしよう。
参加費はソロが6,776円(別途システム利用料216円)、タンデムが9,776円(別途システム利用料312円)である。この費用には、期間中のシステム利用料やゼッケンステッカーシート、リストバンド、参加賞などが含まれている。なお、自己都合によるキャンセルは返金されないほか、コンビニ払いや銀行振込の期限を過ぎると自動キャンセルとなるため注意だ。
参加車両は、正規にナンバー登録され、自賠責保険に加入している二輪車であることが求められる。251cc以上の車両は車検に適合している必要があり、正確な距離を測定できるオドメーターの搭載が必須となる。特定二輪車やサイドカー、トライクでの参加や、レンタルバイクでの参加も認められている。
一方で、不正改造車やJMCAの定める音量規制に適合しないマフラーを装着した車両の参加は認められていない。また、各立ち寄り地点の営業時間や駐車位置を守り、交通の妨げにならないよう配慮できることが参加条件として明記されている。これらのルールを遵守することが、ラリーを安全かつ健全に楽しむための基本だ。
新たなツーリングの目標に。「日本三霊山ラリー2026」まとめ
富士山・立山・白山の三霊山を巡る「日本三霊山ラリー2026」は、2026年10月10日(土)と11日(日)の2日間にわたり開催される。中部日本を横断する充実したルートは、ライダーにとって大きな挑戦と発見の場となるはずだ。先着2,000台となるエントリー受付は7月21日(火)の正午から開始されるため、レギュレーション等を確認のうえ、新たなツーリングの目標として参加を検討してみてはいかがだろうか。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(イベント)
日本の海岸線をめぐり本州一周を目指す「BLUE RIDE」の仕組み 『BLUE RIDE』は、およそ3500kmにも及ぶ本州の海岸線を区切り、地域ごとのラリーに参加しながら少しずつ本州一周を目指してい[…]
業界の変化を前向きに捉える「バイクの日」イベント 2026年のバイク業界は、50cc以下モデルの生産終了と新基準原付への本格的な移行など、一つの転換点を迎えている。また、自工会の調査によれば新車購入者[…]
免許不要で転ばない。4輪構造がもたらす「圧倒的な安心感」 「ブレイズ イーカーゴ」の最大の魅力は、自転車にはない「転倒の不安からの解放」と、自動車のような「免許の縛りがない」という2点を両立しているこ[…]
ドゥカティしか実現できない豪華絢爛なゲストライダー陣 WDW(イタリア語ではヴーディーヴーと発音する)は、ドゥカティにとってホームともいえるミサノ・サーキットで行われる。ここは「ミサノ・ワールド・サー[…]
歴代モデルが浜松に集結する「KATANAミーティング」の魅力 「KATANAミーティング」の最大の魅力は、新旧様々な排気量のKATANAが一堂に会する圧倒的な光景にある。昨年開催された「KATANA […]
最新の関連記事(ツーリング)
体感温度40℃超え。夏のライダーを苦しめる過酷な現実 真夏の太陽の下、ヘルメットとライディングウェアを身に纏い、高温のエンジンを抱えながら走る。さらにアスファルトからの照り返しが加わることで、夏のバイ[…]
日本の海岸線をめぐり本州一周を目指す「BLUE RIDE」の仕組み 『BLUE RIDE』は、およそ3500kmにも及ぶ本州の海岸線を区切り、地域ごとのラリーに参加しながら少しずつ本州一周を目指してい[…]
前後ドライブレコーダーを標準装備で映像を残せる オートバイ用品ブランド「CIEL(シエル)」を展開するLINKS(リンクス)から、前後ドライブレコーダーを標準装備した新型スマートモニター「M18」が、[…]
安宿での睡眠不足はツーリングの大敵。音の悩みを和らげる専用設計 宿泊費を極力抑え、その分をガソリン代や現地の美味しい食事に回したい。そう考えるライダーにとって、カプセルホテルやネットカフェは非常にあり[…]
時代を超えて響く1000cc空冷Vツインの美学「XS-V1 Sakura」 ヤマハが企業理念である「感動創造」をモーターサイクルという形で具現化し、アートの世界観で乗り物の楽しさを表現したコンセプトモ[…]
人気記事ランキング(全体)
純正ミラーを活かしながら後方視界をアップデート 純正ミラーのデザインは気に入っているものの、「もう少し後方が見やすければ」と感じたことはないだろうか。デイトナの「ハイビジ貼り付けタイプミラー」は、その[…]
ワークマンプラス上板橋店で実地調査! 関東甲信越地方では梅雨明けを宣言。早くも40℃オーバーの「酷暑」を記録した地域も出てきている2026年の夏。そんなハードなシーズンを乗り越え、日々のライディングを[…]
転ばぬ前の絶対必須装備! Eクラッチ機構を守る「パイプエンジンガード」 万が一の転倒時に車体へのダメージを劇的に軽減するエンジンガード。デイトナからはスタイルの好みに合わせて選べる2タイプがラインナッ[…]
巨大なフロントノーズに収まる8リッターV10エンジン そもそも1989年のデトロイトショーでダッジ・バイパーR/Tが発表された時点で、クルマ好きはもとより、評論家筋まで「コブラがダッジから復活した」と[…]
1940年代の伝統と現代技術の結晶「Thunderstroke 116」 近年、世界的な排出ガスや騒音規制の強化により、大排気量の純空冷エンジンは絶滅の危機に瀕している。油冷や水冷機構を部分的に取り入[…]
最新の投稿記事(全体)
富士山・立山・白山を巡る日本三霊山ラリー 「日本三霊山ラリー2026」は、日本三霊山誘客促進協議会(石川県、静岡県、富山県)と一般社団法人日本ライダーズフォーラムが協力・主催し、新たなツーリングルート[…]
ペアリング不要で瞬時に繋がる新通信方式「B+FLEX MESH」 まずベースモデルとなる7X EVOについて振り返っておこう。最大の強みは、新開発された「B+FLEX MESH」の搭載だ。これにより、[…]
体感温度40℃超え。夏のライダーを苦しめる過酷な現実 真夏の太陽の下、ヘルメットとライディングウェアを身に纏い、高温のエンジンを抱えながら走る。さらにアスファルトからの照り返しが加わることで、夏のバイ[…]
ツーリングから帰って愛車を見ると、フロントカウルやスクリーン、ヘッドライト、ヘルメットなどにびっしりと付着した虫の汚れ。特に春から秋にかけては虫の活動が活発になるため、高速道路や夜間の走行では短時間で[…]
ヤングマシン電子版2026年9月号[Vol.646] 【特集】いつかはSSTR!ラリー初参加者に密着“自分だけの冒険”で味わうバイクの楽しさとは SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリングラリー)が[…]
- 1
- 2



































