
2026年4月のヤマハ関連のニュース・トピックスとしては、ライダーの快適性を追求した最新の電子制御技術の導入から、今なお海外で愛され続ける名車の存在、さらには過去の熱狂的なレーサーレプリカブームを振り返るコラムまで、幅広い話題が注目を集めた。とくに、街乗りからツーリングまでを見据えた最新機能の標準化や、実用性とスポーツ走行を両立する新型スクーターの発表など、今後のモデル展開への期待を高めるトピックが目立った。
●文:ヤングマシン編集部
電子制御で快適性向上、新型YZF-R7発売
大型スーパースポーツモデルの2026年仕様となる新型YZF-R7を5月29日に発売。最新モデルでは、長距離走行の疲労を大幅に軽減する電子制御スロットル連動のクルーズコントロールや、シフトダウンにも対応する第3世代クイックシフターを新たに採用した。
また、フロントシートの形状を見直すことでシート高を従来モデルより5ミリm低い830ミリmとし、足つき性と安心感を向上させている。さらに、新採用の5インチフルカラーTFTメーターはスマートフォンとのBluetooth接続に対応し、専用アプリを通じてナビゲーション画面をメーター上に直接表示可能とした。価格は116万6000円に設定されている。
スポーツバイクの「疲れる」「足が届かない」という悩みを一掃する カッコいいフルカウルスポーツに乗りたい。でも「前傾姿勢が辛そう」「長距離を走ると手首や腰が痛くなる」「信号待ちで足が届かず立ちゴケが怖い[…]
名車の血統を継ぐ、北米仕様の万能オフ車XT250継続中
日本国内では惜しまれつつ販売を終了した名車セローの血統を受け継ぐデュアルパーパスモデルXT250が、北米市場において展開を続けている。北米仕様の当該モデルは、国内仕様よりも大型の丸型ハロゲンヘッドライトとフレキシブルマウントの大型ウインカーを備え、実用性とタフな印象を強調した外観が特徴である。
車体は装備重量で約132kgという軽量さを誇り、シート高も約810ミリmに抑えられているため、街乗りから本格的な林道走行まで幅広い用途に対応する。フロント21インチ、リア18インチのホイールとストローク量の長いサスペンションを備え、オフロードでの高い走破性も健在である。現地価格は約80万円相当に設定されている。
重いバイクに疲弊する日々の”回答”は海を越えた先にあった 「休日に大型バイクをガレージから引っ張り出すのが、なんだか億劫になってきた」。そんな悩みを抱えるライダーは少なくないはず。車検費用やタイヤ代と[…]
夏発売の新スクーター群、モーターサイクルショーで公開
東京ビッグサイトで開催された国内最大級のモーターサイクルショーを振り返った。同ショーでは、スーパースポーツモデルの軽二輪・小型二輪クラスYZF-R3・R25には、未来感のある新色ライトグリーンを追加し、アシスト&スリッパークラッチを標準装備した2026年モデルが発表された。
また、東南アジアで絶大な人気を誇る155ccスポーツスクーター、シグナスXの国内導入が夏以降に予定されていることも明らかに。このモデルは可変バルブ機構を備えたエンジンと電子制御CVTを搭載し、走行モードの切り替えに対応する。加えて、125ccクラスの定番スクーターの新型や、ネオレトロスタイルの155ccモデルも今夏の発売予定として出展された。
新色ライトグリーンの爽やかボディが目を引いたYZF−R3 まず会場で目に入ったのが、ヤマハが誇るスーパースポーツのYZF−R3(市販予定アクセサリー装着車)。ライトグリーンの車体が際立ち、来場者たちの[…]
伝説的ライダーも絶賛、250cc4気筒FZの系譜
1980年代のレーサーレプリカ全盛期に登場し、250ccクラスに革新をもたらした4ストローク4気筒エンジンの名車FZR250&FZR250Rについて、その足跡を振り返った。1985年に誕生しFZ250フェーザーは1万6000回転からレッドゾーンという超高回転型エンジンを搭載し、伝説的なレーサーも絶賛する性能を見せた。
その基本骨格を引き継ぎ、1986年にフルカウルをまとって登場したFZR250は、レーシーな外観と扱いやすい出力特性で大ヒットを記録。その後もアルミフレームの採用や排気デバイスの装備など年次改良を重ね、走行性能を高めていった。環境規制が厳格化する現代において、ガソリンエンジンの鼓動と超高回転の快感を味わえる貴重な存在として再評価されている。
加速する市場のニーズに支持された、レーサーレプリカの時代 生産量と信頼性と高性能で長きに渡り世界市場を席巻してきたのは、紛れもなく日本の4気筒バイク達でした。 そのパイオニアであり筆頭は、1969年登[…]
走りの資質を高めた、第7世代スクーター・シグナスX発売
原付二種クラスを牽引してきたスポーティスクーターの第7世代シグナスXが、5月22日に38万9400円で発売される。本モデルは、日常の通勤用途からスポーツ走行までをカバーする伝統のコンセプトを継承しつつ、全面的なアップデートが施された。
新たに滑りやすい路面での挙動を安定させるトラクションコントロールシステムを採用し、現行エンジンに軽量ウェイトローラーなどを組み合わせた専用CVTを搭載して加速性能を向上させている。新設計のフレームは縦剛性を約19%高め、フロントタイヤのスリム化と大径ブレーキディスクの採用により軽快な操縦性を実現した。また、シート下には約28Lの収納空間を確保している。
継承されるスポーティDNA 第7世代に進化した「CYGNUS X」は、思いのままに操れる洗練されたスポーティモデルの実現を目指して開発された原付二種スクーター。新型には幅広いユーザーの「通勤とスポーツ[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
Ninjaの原点。世界最速を求めた革新モデル「GPZ900R」 特典として進呈されるカワサキ「GPZ900R」は、言わずと知れた歴史的な名車だ。1984年に誕生したこのマシンは、二輪では世界初ともいわ[…]
600台が夢を追った”アマチュアの甲子園”と彼女たちの夏 1980(昭和55)年にスタートした「鈴鹿4耐ロードレース」は、またたく間にバイクブームに沸く若者たちの情熱の受け皿となった。1980年代後半[…]
読者の魂に火をつけた、巨摩郡の「攻撃的すぎる走り」 『頭文字D』や『MFゴースト』など、モータースポーツ漫画の第一人者として知られるしげの秀一氏。その原点であり初の長期連載作品となったのが、1983年[…]
富士山・立山・白山を巡る日本三霊山ラリー 「日本三霊山ラリー2026」は、日本三霊山誘客促進協議会(石川県、静岡県、富山県)と一般社団法人日本ライダーズフォーラムが協力・主催し、新たなツーリングルート[…]
体感温度40℃超え。夏のライダーを苦しめる過酷な現実 真夏の太陽の下、ヘルメットとライディングウェアを身に纏い、高温のエンジンを抱えながら走る。さらにアスファルトからの照り返しが加わることで、夏のバイ[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
レプリカブームの始祖が放つ魅力と、夏のガレージで進める愛車リフレッシュ 1980年。排出ガス規制の波により4ストローク全盛となりつつあった時代に、ヤマハが放った水冷2ストロークパラレルツイン、RZ25[…]
2ストはヤマハが黄金時代を築いた スタジアムなどに大量の土砂を運び入れて特設コースを作り、椅子に座りながらレースを観戦するスーパークロス。その日本大会が初めて後楽園球場で開催された’82年、オフロード[…]
マットブラックに統一したスカチューンXSR155 タイ国内で今、一番勢いがあるといっていいカスタムブランド「K-SPEED」。ブランド代表のタナディッツ氏によって、2002年にタイ・バンコクのパーツシ[…]
YZF-Rの血統と電子制御CVTがもたらす新感覚の走り アクセサリーの紹介に入る前に、ベースとなる新型車「AEROX ABS」の特長をおさらいしておきたい。最大のトピックは、ライダーの操作に合わせて減[…]
目を奪われる新色「マットファントムブルー×フルーレッド」の衝撃 「フルカウルのスポーツバイクに乗るなら、誰とも被らない個性的なカラーリングで個性を主張したい」。そんなライダーの所有欲を強烈に刺激するの[…]
人気記事ランキング(全体)
夏の急な豪雨にも備える、コンパクトなイエローフォグ 夏は大気の状態が不安定になりやすく、ツーリング中に突然、雨が激しくなることも珍しくない。近年は局地的な大雨、いわゆるゲリラ豪雨も増えており、走行中に[…]
600台が夢を追った”アマチュアの甲子園”と彼女たちの夏 1980(昭和55)年にスタートした「鈴鹿4耐ロードレース」は、またたく間にバイクブームに沸く若者たちの情熱の受け皿となった。1980年代後半[…]
Ninjaの原点。世界最速を求めた革新モデル「GPZ900R」 特典として進呈されるカワサキ「GPZ900R」は、言わずと知れた歴史的な名車だ。1984年に誕生したこのマシンは、二輪では世界初ともいわ[…]
レプリカブームの始祖が放つ魅力と、夏のガレージで進める愛車リフレッシュ 1980年。排出ガス規制の波により4ストローク全盛となりつつあった時代に、ヤマハが放った水冷2ストロークパラレルツイン、RZ25[…]
新型『CB400 SUPER FOUR E-Clutch』のすべてが明らかに!? “すべての瞬間が、楽しさにつながる”を開発コンセプトに掲げ、扱いやすさ・安心感・上質さ・走行性能といったCBシリーズの[…]
最新の投稿記事(全体)
レプリカブームの始祖が放つ魅力と、夏のガレージで進める愛車リフレッシュ 1980年。排出ガス規制の波により4ストローク全盛となりつつあった時代に、ヤマハが放った水冷2ストロークパラレルツイン、RZ25[…]
Ninjaの原点。世界最速を求めた革新モデル「GPZ900R」 特典として進呈されるカワサキ「GPZ900R」は、言わずと知れた歴史的な名車だ。1984年に誕生したこのマシンは、二輪では世界初ともいわ[…]
連日の酷暑からライダーを救う、ワークマンの次世代ファン付きウエア 梅雨が明け、本格的な夏が到来した。一転して襲いかかる危険な暑さに対し、全国の自治体が補助金制度を拡充するほど、熱中症対策は急務となって[…]
【認定バッジ】 「B+COMアドバイザー」とは? 「B+COMアドバイザー」は、B+COM製品や最新の通信方式「B+FLEX」に関する深い専門知識と、高い接客スキルを習得した販売店のプロスタッフです。[…]
予想がピタリと的中! 待望の「501cc空油冷シングル」 2021年のGB350登場時から、そのシリンダーや車体設計には大排気量版を見越したマージンがあるのではないかと、当メディアのスクープ班は追い続[…]
- 1
- 2






































