【こんなオシャレな125ccスクーターが欲しかった!】ヤマハ ファツィオ ’26モデル試乗レポート

124ccの原付二種クラススクーターに、ファッショナブルなスタリングとカラーリングを纏ったファツィオ(Fazzio)が登場! こんなオシャレなスクーターで通勤・通学できたら毎日がとっても楽しくなりそうだ!
●文:谷田貝洋暁 ●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:YAMAHA [Y’S GEAR]
2026年4月24日に新登場したファツィオ。カラーリングは写真のライトブルーに加え、リーフグリーンとパステルイエロー、ブラックの4色展開。価格は税込36万8500円。
ファッショナブルスクーター・VinoのポストはFazzioが引き継ぐ!?
Fazzio/カラー:ライトブルー
排出ガス規制の強化により2025年11月で50cc原付バイクの国内生産が終了。ジョグやビーノといったヤマハの50ccスクーターももれなく生産終了となってしまった。
その50ccスクーター代わりとなる新基準原付のJOG ONEなども登場しているものの、ビーノのようなファッショナブル路線のスクーターはまだこれからという感じ。
そんなタイミングでリリースされたのが、124ccエンジンを搭載したファツィオだ。
Fazzio/カラー:ライトブルー
ひとあたりのいい丸みを帯びたフォルムに、パステルカラーを基調としたカラーラインナップで登場したファツィオ。
その開発コンセプトは“Simple & Casual Mover as a Lifestyle-wear(機能性とファッション性を兼ね備えた普段着のような シンプルでカジュアルな移動具)” 。
そのコンセプトにぴったりの、老若男女誰もが親しみやすいデザインに仕立てられている。
Fazzio/カラー:ライトブルー
面白いのは、ここまで見事にファッショナブル路線を走っておきながら、実用性もしっかり考慮されていること。
フロアスペースは洋装和装を問わず誰もが使いやすいフルフラットなフロアボードを備え、2ヶ所のコンビニフックやフタ付き&オープンタイプの小物入れなど、ユーティリティ面も充実。
もちろんシート下には19ℓのトランクスペースも確保している。
Fazzio/カラー:ライトブルー
そんなファツィオの広めのシートに座ってみると、思いのほかポジションは広めでゆったり。前後235mmというフロアボードも広くなんだか快適なのだ。
走り出してもその印象は変わらず、むしろ程よく安定感のある走りがファツィオの走りを快適にしている。
日常の足としてのコミューターを超える心地いい乗り味がそこにはあるのだ。
Fazzio/カラー:ライトブルー
今回の試乗に当たっては二人乗りもしてみたのだが、これがなかなか快適。二人乗りしても大きな前後荷重の変化がないから、フロントが妙にフラつくなんてことがなく運転しやすい。
また広めのパッセンジャーシートや可倒式タンデムステップ、握りやすいグラブバーのおかげで、パッセンジャーも非常にリラックスして乗っていられたようで、「このスクーター、座り心地がなんだか快適」なんてお褒めの言葉も頂いた。
Fazzio/カラー:ライトブルー
気になって調べてみると、このファツィオの軸間距離は1280mmとやや長め。NMAXやシグナス グリファスの1340mmほどではないのだが、アクシスZ(1275mm)やジョグ125(1205mm)よりはやや長い。
この軸間距離に前後12インチのやや大きめなタイヤを組み合わせることで、見た目以上の安定感を作り出している感じだ。
このファツィオとなら、日々の移動がクルージング感覚となるうえに、二人乗りで出かけてみるのも楽しいだろう。
パワーアシスト機能で発進加速が軽快なファツィオ
新機能パワーアシストを搭載したファツィオは信号待ちからのスタート加速がいい。
ファツィオには、見た目の可愛らしさからは想像できない秘密がもう一つ隠されている。
エンジン始動用スターターモーターと、発電機(ジェネレーター)としての機能を兼ねるスマートモータージェネレーター(SMG)を備えているのは、ジョグ125やアクシスZと一緒。
……なのだが、ファツィオはさらにアイドリングストップ機構に加え、パワーアシスト機構という新たな機能が付加されている。
パワーアシスト機構が発動するのは3秒間だけだが、停止状態からのスタート加速がとてもスムーズ。
このパワーアシスト機構は、発進時にスマートモータージェネレーター(SMG)を使って、電気の力で加速をアシスト。
発進時にスロットルを速く、大きく開けると約3秒間に渡ってパワーアシスト機構が発動し、エンジンによる加速をSMGが追加アシストするというわけだ。
スマートモータージェネレーター(SMG)を使ったパワーアシスト機構を初搭載。パワーアシスト発動時はメーターの「ASSIST」表示が強調される。
このパワーアシスト機構によるトルクアップの恩恵は、信号待ちからのスタートはもちろん、二人乗り時の発進でも感じられる。125ccスクーターで二人乗りした際の非力さを感じにくくなるのだ。
またその加速に変な唐突感や駆動力変化による挙動が少なく、ごく自然なフィーリングで加速をアシストしてくれるのがいい。
スマートモータージェネレーター(SMG)のおかげで燃費もいいファツィオ。WMTCモード値による燃費は56.4km/ℓ。
このファツィオ、オシャレでファッショナブルなのが取り柄のコミューターと思いきや、日常の足以上の乗り物として作り込まれていたというわけである。
こんなマシンが相棒なら、日常の移動が楽しくなること間違いなし!
たまの休日には、自然とこのファツィオと街へ繰り出したくなりそうだ。
’26モデル ファツィオのポジション&足つき考察
シート高は765㎜。二人乗り可能な原付二種クラスなので、50ccスクーターに比べると車格はやや大柄だが足着き性はいい。
筆者の体格(身長172cm/体重75kg)だと踵までべったりついた。
オプションにはシート高を約20mmダウンするローダウンシート(1万1000円)も用意されている。
Fazzio (8BJ-SEL6J) 主要諸元
■全長1820 全幅685 全高1125 軸距1280 シート高765(各mm) 車重97kg(装備) ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.3ps/6750rpm 1.00kg-m/5000rpm 変速機形式CVT 燃料タンク容量5.1ℓ ■ブレーキ F=ディスク R=ドラム ■タイヤF=110/70-12 R=110/70-12 ●価格:36万8500円
Fazzio/カラー:ライトブルー
’26モデル ファツィオのディテール
オプションとして、フロント周り同様7色のカラーリングから選べるテールライトリングカバー(3520円)や、リヤウインカーリングカバー(3520円)も用意されている。
【TESTER:谷田貝洋暁】
『レディスバイク』『Under400』『タンデムスタイル』など、初心者向けバイク雑誌の編集長を経てフリーランス化したライターで、二輪各媒体に寄稿したバイク試乗記事は1500稿超。“無理”“無茶”“無謀”の3無い運動を信条としており、毎度「読者はソコが知りたい!」をキラーワードに際どい企画をYM編集部に迫る。……“ファッショナブル”という言葉から一番遠い存在だ。
※本記事はYAMAHA [Y’S GEAR]が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。











































