
デイトナから、ソロツーリングの時間をより濃密にする1人用インカム「DT-S2」が登場。複数人での通話機能を持たない代わりに、自分だけの音楽空間やナビ音声の聞き取りに特化している。特筆すべきは業界トップクラスの音圧と、ヘルメットの負担にならないわずか30gの超軽量ボディだ。さらに1万円台前半という手の届きやすい価格設定も大きな魅力だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:デイトナ
自分のペースで走るライダーに最適なソロ専用設計
仲間とワイワイ走るのも楽しいが、時にはインカム越しの会話から離れて、自分だけの世界に没入したい日もある。デイトナの「DT-S2」は、そんなひとりで走るライダーの悩みに寄り添うソロ専用インカムだ。他インカムとの通信機能を省くことで、音楽再生やナビアプリの音声案内といった「個人の快適性」に特化。無駄を削ぎ落としたシンプルな構成が、純粋にバイクを操る楽しさを引き立ててくれる。
高速走行時の風切り音に負けない業界トップクラスの音圧
バイクで音楽を楽しむ際、もっとも不満を抱きやすいのが走行風による騒音だ。高速道路などでは風切り音が大きくなり、スピーカーからの音がまったく聞こえなくなることも珍しくない。しかし、DT-S2は1人用インカムにおいて業界トップクラスの音圧を実現。
走行風にかき消されがちな低音から高音まで、しっかりとライダーの耳へ届ける力強さを持つ。高速クルージング中でも、お気に入りのプレイリストを妥協せずに楽しめるというわけだ。
わずか30gの軽量ボディと15時間を超えるスタミナ
ヘルメットの側面に装着するインカムは、重すぎると首の疲労につながる。DT-S2ならそんな心配は無用。本体重量はわずか30gに抑えられており、装着していることを忘れるほどの軽快さを誇る。さらに、コンパクトな外見に反してバッテリー持ちは優秀そのもの。
最大連続使用時間は15時間以上を確保しており、早朝に出発して夜に帰宅するような日帰りロングツーリングでも、途中でバッテリー切れの心配は無用だ。
専用アプリと音声操作でスマホとの連携をスマートに
スマートフォンとの連携機能も充実している。専用アプリを使えば、ファームウェアのアップデートや着信時のアクション設定(手動・自動)などが画面上でスムーズに行える設計だ。さらに、本体のボタン操作でスマホの音声アシスタント機能の起動も可能。走行中にわざわざ画面を触らなくても、声だけで目的地の検索やルート変更を指示できるのは大きなメリットと言える。
レーダー機も同時待機できる2台接続の利便性
DT-S2のBluetoothはバージョン5.1を採用し、安定した通信を提供する。デバイス登録先は2種類用意されており、「デバイス1」にはスマートフォンを、「デバイス2」にはデイトナ製のMOTO Gps LASERなどのBluetooth対応レーダー機器を割り当て可能だ。
これにより、スマホの音楽を聴きながら、いざという時にはレーダーからの警告音声をしっかり拾うことができる。ソロツーリングでの安全と楽しさを両立させる、実用的な仕様となっている。
ヘルメットのタイプを選ばない柔軟なパーツ展開
商品にはフルフェイスヘルメットに最適なワイヤー型マイクが標準で同梱されており、クリアな音声で電話やアプリ通話を利用できる。ジェットヘルメットを愛用している場合でも、別売のブーム型マイクを用意すれば問題なく装着可能だ。
また、耳への圧迫感が気になるライダーに向けて、外径φ28×厚さ6mmという極薄のオプション用コンパクトスピーカーも設定されている。フィッティングを調整できるため、自分にあった装着感を見つけることができるぞ。
1万円台で手に入るソロツーリングの決定版
これだけの充実した機能を備えながら、標準価格は1万3200円(税込)というとてもリーズナブルな設定。他社インカムや同機種同士での接続機能が不要なソロライダーにとって、有力な選択肢となるはずだ。無駄な出費を抑えつつ、快適な音楽環境とスマートなスマホ連携を手に入れたいなら、DT-S2は間違いなく買いのインカムだぞ。
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