
2026年3月27日(金)〜29日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて開催された日本最大級のバイクの祭典「東京モーターサイクルショー2026」。53回目を迎える今回は、前年を上回る11万9266人もの来場者が国内外各地から集まり、盛況のうちに幕を閉じた。全186の企業および団体がブースを出展。544台もの車両が出品された会場のなか、2025年に創立70周年を迎えたヤマハのブースにてヤングマシンが注目したニューモデルは、鮮やかなニューカラーが追加された同社スーパースポーツのYZF−R3と今年の夏リリース予定のスポーツスクーターAEROX(アエロックス)、CYGNUS(シグナス)Xの3モデルだった。
●文/写真:竹野由志雄(ヤングマシン編集部)
新色ライトグリーンの爽やかボディが目を引いたYZF−R3
まず会場で目に入ったのが、ヤマハが誇るスーパースポーツのYZF−R3(市販予定アクセサリー装着車)。ライトグリーンの車体が際立ち、来場者たちの注目を集めていた。5月28日に発売予定のこの2026年モデルは、この爽やかなグリーンのほかブルー・ブラックのボディカラーを刷新。
ライトグリーンは未来感やテックムードをまとい、Z世代に支持されるY2Kトレンドを取り入れたカジュアルなカラーになっている。このミントカラーをベースに燃料タンクやフレームなどにブラックのカラーとし、レッドの差し色を加えてクールな印象にしている。
さらに装備面ではレバー操作荷重を低減するA&S(アシスト&スリッパー)クラッチ、スマートフォン専用アプリY-Connect対応、USB Type-A端子対応ソケットなどが標準採用されている。なお価格は250ccモデルが69万800円、320ccモデルが72万6000円となっている。
写真のライトグリーンのほか、ブルーとブラックの新色が追加されたYZF−R3の2026年モデル。
東南アジアで人気のスポーツスクーターAEROX(アエロックス)が新エンジン搭載で日本でも登場!!
さらに注目は新型スクーター。ヤマハのスーパースポーツマシンのシルエットをまとった東南アジアで人気のスポーツスクーターAEROX(アエロックス)の登場だ。
かつてヨーロッパで展開されていた2ストロークスクーターの流れをくんだアエロックスは、インドネシアをはじめとした東南アジア市場にてアエロックス155として展開。日本でも注目を集めていた。そのアエロックスが刷新され、日本のスクーターシーンにもこの夏以降にエントリーすることとなったのだ。
YZF-R1Mのシルエットを受け継いだそのシルエットはシャープかつレーシー。睨みのきいたフロントマスクがスポーツスクーターと呼ぶにふさわしいフォルムを見せている。155ccのBLUE COREエンジンに可変バルブ機構VAAを組み合わせた新世代パワーユニットを搭載。さらに新開発の電子制御CVT「YECVT」を採用。市街地走行用のTモードとスポーツ走行用のSモードの切り替えができるうえ、3段階の加速モード変更も楽しめる。
またシート下には24.5Lの収納スペースを確保。走りを愉しむだけでなく、実用性にも優れたスクーターになっている。モーターサイクルショーのブースでは、このエアロックスに触れ、またがっていた来場者の多くがこのシートを開け、収納スペースも実際に目にして確認していた。
今年夏以降発売予定とされるスポーツスクーター、AEROX(アエロックス)155。街乗りとスポーツ走行をモード変更で愉しめる上、大容量の収納スペースを確保するなど実用性にも優れたマシンになっている。
今夏発売予定の125ccスクーターニューモデルも登場! CYGNUS(シグナス) Xが帰ってきた!!
ヤマハスクーターにはもう1台注目モデルが登場。125ccの原付二種スクーターの新型、CYGNUS(シグナス)Xが東京モーターサイクルショーでも発表された。シグナスXは2003年にデビューし、スポーティな走りと扱いやすさで人気を集めていたモデルで、現行車は「シグナス グリファス」の車名で継承されていた。そのシグナスXが2026年夏以降発売予定のニューモデルとして帰ってきたわけだ。
ニューモデルのシグナスXは従来モデルのコンパクトで走りやすいキャラクターを継承しつつ、よりシャープでスポーティなデザインに刷新。フロントまわりはLEDのヘッドライトを前面に押し出し、スパルタンな顔つきになっている。
LEDヘッドライトは3灯の構成で、左右2灯はロービーム、センター1灯がハイビームと使い分けられている。
パワーユニットは新世代125cc水冷単気筒エンジンを搭載。燃費性能の向上とスムーズな出力特性を両立した、街乗りもスポーツ走行も楽しめるセッティングとなっている。
ヤマハの原付二種スクーターが今年夏に新たに登場。「シグナスX」の名が復活した!
XSRシリーズにもニューモデル「155」が登場!!
ヤマハブースではさらに、XSRシリーズのニューフェイス、XSR155を展示。今夏発売予定モデルとして発表された。これまで125、700、900、900GPと4モデルがラインナップされ、ネオレトロなスタ言えると独特なパフォーマンスが人気を集めていたXSRに、155ccが新たに追加されたわけだ。
ネオレトロマシンXSRシリーズにニューモデルが追加!
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