
ホンダは、「第42回 大阪モーターサイクルショー2026」、「第53回 東京モーターサイクルショー2026」、「第5回 名古屋モーターサイクルショー」に出展するブースの概要を発表。4気筒スポーツツアラーの「CB1000GT」を参考出品する。燃料タンクの上面に日本語のコーションラベルを貼付し、市販間近の予感!
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:真弓悟史、ホンダ ●外部リンク:ホンダ
EICMAで発表された電サス&快適装備の快速ランナー
ホンダが発表した第42回 大阪モーターサイクルショー2026」、「第53回 東京モーターサイクルショー2026」、「第5回 名古屋モーターサイクルショー」出展概要には、EICMAで発表されたばかりの「CB1000GT」もリストアップされている。
2025年の晩秋に開催された国内メディア向けミーティングでは“市販予定車”として姿を見せてくれたが、すでに燃料タンク上面には日本語のコーションラベルも貼付され、正式発表近し! を思わせるものだった。今回はモーターサイクルショー出展概要の事前撮影会にて、純正アクセサリー満載の車両の姿をとらえることができたのでお届けしたい。
EICMAで発表された時点では、CB1000ホーネットをベースとしながらシートフレームを専用品とし、フレームマウントのカウルや電子制御サスペンション『EERA』を搭載するなど、スポーツツアラーとしての資質を磨いた快速マシンということがわかっていた。
エンジンはCBR1000RR(SC77)系の並列4気筒を搭載し、FIや電子制御スロットルを専用に設定。双方向クイックシフターやクルーズコントロールはもちろん標準装備だ。
(参考)主要諸元■全長2135 全幅930 全高1290 軸距1465 シート高825(各mm) 車重229kg(装備)■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1000cc 149.6ps/1100rpm 10.4kg-m/8750rpm 変速機形式6段リターン 燃料タンク容量21L■ブレーキF=Wディスク R=ディスク■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ※諸元は欧州仕様 ※写真は国内仕様
そんな基本情報に加え、昨秋のメディアミーティングでマジマジと眺めたときの印象をお伝えしたい。
まずマシンの大きさだが、1000ccクラスの“クロスオーバー的な”スポーツツアラーの標準的なサイズ感だ。ライバルと想定するのはヤマハ「トレーサー9 GT+」やスズキ「GSX-S1000GX」だといい、ボリューム感や跨った感じもそれらに近い。外国車勢はあまり意識していないとのことで、カワサキ「ヴェルシス1100」も真っ先に名前が挙がる感じではなかった模様。
残念ながら足着きはチェックできなかったが、シート高がホーネットの809mmに対しGTは825mmに上がっており、一方で最低地上高はホーネット135mm/GTは136mmなので誤差程度。これによりシートとステップの間は少し離れることになり、膝の曲がりが少しゆったりしそうな印象だ。燃料タンクは容量が21Lと大きめだが、ニーグリップ部分は絞り込まれているため膝まわりをフィットしやすいという。
ステップ位置はやや前方に移動しており、シートの着座位置は高さのみ変わっていて前後位置はホーネットと同じだという。ハンドルのグリップ位置は明らかに高く手前に来ており、幅は広め。これらにより、上半身が直立に近いリラックスしたライディングポジションになっており、どんな状況も快適かつスポーティに走れるに違いない。
また、キャスター角は25.0度のままトレール量をホーネットやCB1000Fの98mmから106mmとしたことを技術説明で強調しており、軽快さと安定性の好バランスが期待できそうだ。
また、ウインドスクリーンは片手で操作できるアジャスタブルタイプで、5段階の調整は簡単にできそう。ホンダ的に推奨はしていないが、走行中の操作もやりやすそうだ。このほかスリムなナックルガードやグリップヒーター、メインスタンドなどを標準装備している。
Honda CB1000GT[参考出品車]
電子制御が充実しており、ライディングモードはSTD、RAIN、SPORT、TOUR、ユーザー1種の全5段階。コーナリングABS、ウイリーコントロールを備え、サスペンションはSHOWA製の電子制御EERAだ。
このほか標準装備としてブリップヒーター、スマートキー、メインスタンド、クルーズコントロール、クイックシフター(双方向)、ナックルガード、5段階調整式スクリーンがある。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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