
バイクいじりを趣味とするライダーにとって、工具の収納や管理は悩ましいところ。高価な特殊工具や愛用のハンドツールを埃や湿気から守り、使いやすい場所に整理整頓したいものだ。そんなニーズに応えるのが、高い耐久性とシステム性でプロからも信頼されるミルウォーキーツール(Milwaukee Tool)の「PACKOUT シリーズ」。そのブラックモデルが数量限定で、2025年11月4日(火)より発売される。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ミルウォーキーツール
高い耐久性、IP65防水性能がライダーのギアを守る
ミルウォーキーツールが誇るツールボックス、PACKOUTシリーズの最大の特長は、その「高い耐久性・防水性・防塵性」を備えているという点。ガレージや作業場での使用を念頭に置いた、タフさを実現しているのだ。防水性能に至ってはIP65に準拠しており、雨水やホコリから大切な工具類をしっかりと守ってくれる。湿気が多い日本の環境、とくに工具箱を屋外に近い場所やピットに置くライダーにとって、心強い性能といえよう。
キャリーから引き出しまで! 限定モデルの主要ラインナップ
そんなPACKOUTシリーズから限定で登場するブラックモデルには、多様な収納ニーズに応えるラインナップが揃っている。とくにライダーのメンテナンス作業やガレージ利用に最適なモデルをピックアップして紹介しよう。
移動性と大容量を両立する「キャリー式ツールボックス ブラック」
サーキット走行やイベントでのメンテナンスにも工具を持ち運びたいライダーにおすすめなのが、このキャリー式ツールボックスだ。移動に適した、コンパクトな高耐久の伸縮式キャリーハンドルを装備し、足まわりには228mmの全路面タイヤを完備。耐荷重は113.4kgを誇る。
サイド部は金属補強されており、内部には収納性アップに貢献するトレイも付属という充実ぶりだ。税込価格は3万580円だ。
整備効率を格段に上げる「引き出し収納」
ガレージでの定位置収納としてとても使いやすいのが、引き出し収納の2段/3段モデル。工具の種類や使用頻度に応じて細かく整理したい場合に役立つ。両モデルともボールベアリング式の引き出しトレイを採用しており、スムーズな開閉を実現している。
さらに、移動中の引き出し飛び出しを防ぐロック機能(キーホール式)も搭載されているため、持ち運びの際も安心だ。金属補強されたサイド部を持ち、簡単にアレンジできる間仕切りも付属する。
2段モデルは耐荷重22.7kgで、税込価格が2万8380円。3段モデルは同耐荷重で、税込価格は3万3880円となっている。
細かい部品やボルト管理に最適な「オーガナイザー」
整備においては、細かなボルト、ナット、クリップ、電装系の端子といった小物部品の管理がとても重要だ。そこで活用したいのが、PACKOUTのオーガナイザーシリーズ。滑り止め付きで小物がケースの隙間に引っかかりにくい設計となっている。
高さの異なる2タイプがあり、それぞれに容量の異なるSサイズとMサイズが用意されているという、選択肢の多さも魅力だ。自由に組み合わせ可能という点も利便性を高めている。
ニーズに合わせたコンパクトボックスもあり
これら以外にも収納内容によっては単体使用でも十分なラインナップが展開されている。トレイ付きで収納力がアップした「ツールボックス ブラック(Mサイズ)」(税込価格1万4828円)や、小物収納用トレイと運びやすいトップハンドル付きの「コンパクトツールボックス ブラック」(税込価格1万4828円)といった具合だ。
PACKOUTのブラックシリーズは2025年11月4日から数量限定販売。高機能でタフ、かつクールな工具収納を探しているなら、要チェックだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! カーシャンプーやワックスをはじめ、さまざまなカー用品を手がけてきた老舗ブランド「シュアラスター」。そのガソリン添加剤シリーズ「LOOP」のフラッグシップモデルが、[…]
入れないとどうなる?フロントフォークのオイル はいどうも、みなさんこんにちは。本日は愛車DT50のフロントフォーク定期メンテナンスをやっております。 トップのキャップボルトを外してカラーを取り出して、[…]
「特殊ボルト」で困ったこと、ありませんか? 今回は「でかい六角穴のボルト」を特殊工具なしで外してみようというお話。 バイクを整備していると時々変なボルトに出会うことがあります。今回は古い原付オフロード[…]
最新の関連記事(工具)
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
入れないとどうなる?フロントフォークのオイル はいどうも、みなさんこんにちは。本日は愛車DT50のフロントフォーク定期メンテナンスをやっております。 トップのキャップボルトを外してカラーを取り出して、[…]
「特殊ボルト」で困ったこと、ありませんか? 今回は「でかい六角穴のボルト」を特殊工具なしで外してみようというお話。 バイクを整備していると時々変なボルトに出会うことがあります。今回は古い原付オフロード[…]
40%OFFもある! オトクな7アイテム アストロプロダクツ AP ミニタイヤゲージ:32%OFF ツーリング先やガレージでの日常点検に役立つ、手のひらサイズのミニタイヤゲージだ。とてもコンパクトなの[…]
人気記事ランキング(全体)
プロテクター標準装備の冬用ライディングジャケット 一見するとカジュアルなパーカスタイルだが、中身は本格的なウインタージャケットである。本商品は、胸/肩/ひじ/背中の4部位にプロテクターを標準装備してお[…]
手軽な快速ファイター 1989年以降、400ccを中心にネイキッドブームが到来。250でもレプリカの直4エンジンを活用した数々のモデルが生み出された。中低速寄りに調教した心臓を専用フレームに積み、扱い[…]
Eクラッチと電子制御スロットルが初めて連携する750シリーズ ホンダが欧州2026年モデルの5車にEクラッチを新搭載。これまでにミドル4気筒の「CBR650R」「CB650R」、250cc単気筒の「レ[…]
着る季節を選ばない設計と、高速走行を意識したディテール 春から冬まで対応できる点が、このモデルの大きな魅力だ。表地には防風性とストレッチ性を備えたソフトシェル素材を使用しており、ライディング時の冷たい[…]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。FXに遅れること約1年、1980年6月に発売された[…]
最新の投稿記事(全体)
走るワクワクを現代・そして未来に…EVであの“VanVan”が復活!! 10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトにて開催されていた「ジャパンモビリティショー2025」。スズキのブース[…]
アプリリアの伝統を受け継ぐ、全ルート走破型スクーター SR GT 400は、ミドルクラスながらマルチパーパスを意識したアドベンチャースクーターだ。街中での俊敏なレスポンスはもちろん、林道ツーリングでも[…]
生活に根ざしたモビリティを模索する スズキがジャパンモビリティショー2023(JMS2023)で提案した「SUZU-RIDE(スズライド)」は、特定原付区分ながら、広く普及している電動キックボードとは[…]
関東のおすすめバイク神社一覧 ライダーのセーフティライドを支えるのは、交通ルールを遵守した適切なオートバイの乗り方と、愛車への深い理解、周囲の交通環境を確認して事故を未然に防ぐ観察眼などがあります。 […]
出力調整を極限まで最適化&他技術との連携で相乗効果 キャブやFIスロットルボディの吸気量を決めるバタフライの開閉をワイヤーで繋がったスロットルグリップで人間が直接調整していたのが旧来の方式。これに対し[…]
- 1
- 2


















































