
2017年に鮮烈なデビューを飾り、今なお高性能250cc2気筒スーパースポーツとして人気を集め続けているホンダ「CBR250RR」。歴代モデルの写真とともに、その変化を振り返る。2025年モデルでは、カラーリングを一新。よりデザインが引き立つラインナップとなった。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ
完熟した性能に刺激をプラス
発売は、2025年3月6日のこと。2017年の登場以来、2020年モデルの3psのパワーアップ、スリッパークラッチの標準装備や、2023年モデルのさらなる1ps向上、ホンダセレクタブルトルクコントロール(トラコンに相当)、SFF-BP倒立フロントフォーク、ハザードランプ、エマージェンシーストップシグナルの新採用など、年々完成度を高めてきたこともあり、2025年モデルではカラーの変更に留まった。
力強い印象とシャープなスタイリングを強調する「マットビュレットシルバー」、CBRシリーズの伝統的なイメージを持たせた「パールグレアホワイト」、レーシングイメージを演出するトリコロールの「グランプリレッド」の全3色設定。価格はマットビュレットシルバーが90万2000円、パールグレアホワイト/グランプリレッドが94万500円で、年間の販売計画台数は2000台だった。
HONDA CBR250RR[2025 model]
主要諸元 ■全長2065 全幅725 全高1110 軸距1390 シート高790(各mm) 車重168kg ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 249cc 42ps/13500rpm 2.5kg-m/10750rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=110/70R17 R=140/70R17 ●色:銀/白/赤 ●価格:90万2000円~ ●発売日:2025年3月6日
【HONDA CBR250RR[2025 model]】グランプリレッド
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