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ロスマンズのスポンサードを失った1994年のホンダワークスは、HRCカラーで参戦(レプソルとの契約は1995年から)。1992年型を起点にして堅実な熟成を続けてきたNSR500を駆るミック・ドゥーハンが、2位のルカ・カダローラ+YZR500に143ポイントもの大差をつけ、自身にとって初となる世界GP500チャンピオンを獲得した。