カワサキモータースジャパンは、並列2気筒エンジンを搭載するネイキッドスポーツ「Z650」にニューカラーを設定し、2024として発売すると発表した。2023年モデルでマイナーチェンジされ、KTRC(カワサキトラクションコントロールシステム)を採用、“カワサキケアモデル”への指定を受けている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
鮮烈なキャンディパーシモンレッド×エボニー!
カワサキモータースジャパンはZ650の2024年モデルを発表。従来のメタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニーに代わり、新たにキャンディパーシモンレッド×エボニーを設定した。
2023年モデルでマイナーチェンジを受け、今年4月8日に発売されたばかりだが、早くも2024年モデルの登場だ。これは物流の正常化にともなってリリースタイミングも従前のスケジュール間隔に戻ってきたということだろう。
2段階/オフにセッティング可能なKTRCは、レベル1ではホイールスピンを制御しながら最大限の加速を得ることができ、レベル2は舗装の悪い道路や濡れたマンホール、石畳などの難しい条件に適している。また、必要に応じてオフにすることも可能だ。
68psの扱いやすい並列2気筒エンジンはアシスト&スリッパークラッチを備え、スチール製トレリスフレームにに組み合わされるリヤサスペンションは、ニンジャZX-10Rなども採用するホリゾンタルバックリンク式。ABSやETC2.0車載器を標準装備する。メーターはスマートフォンと接続可能で、カワサキのオリジナルアプリ“ライディオロジー アプリ”にも対応している。
カラーバリエーションは新色のキャンディパーシモンレッド×エボニーのみとなり、価格は101万2000円で、従来型からは5万5000円上昇している。この価格には、1か月目点検と3年間の定期点検&オイル交換(フィルター交換含む)を無償で受けられる“カワサキケアモデル”の新設定も含まれている。
KAWASAKI Z650[2024 model]
車名(通称名) | Z650 |
型式 | 8BL-ER650S |
全長×全幅×全高 | 2055×765×1065mm |
軸距 | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 790mm |
キャスター/トレール | 24°0′/100mm |
装備重量 | 189kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 649cc |
内径×行程 | 83.0×60.0mm |
圧縮比 | 10.8:1 |
最高出力 | 68ps/8000rpm |
最大トルク | 6.4kg-m/6700rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 15L |
WMTCモード燃費 | 23.6km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 |
タイヤサイズ後 | 160/60ZR17 |
ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 101万2000円 |
発売日 | 2023年9月22日 |
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