’22最新ヘルメットカタログ〈シャーク/ウインズ/ノーラン/ジーロット/コミネ/テイト〉高いコスパに秀逸デザイン

シャーク/ウインズ/ノーラン/ジーロット/コミネ/テイト

東西モーターサイクルショーに展示され、話題を呼んだヘルメットをメーカーごとに一挙紹介! 本記事では、シャーク/ウインズ/ノーラン/ジーロット/コミネ/テイトの6社の新型ヘルメットを紹介する。


●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●外部リンク:シャーク ウインズ ノーラン ジーロット コミネ テイト

目次

ビビッドな新カラー!〈シャーク〉

シャークはフランス発のメーカーで、オンロード系を得意とする。東京ショーでは、カーボン帽体のスパルタンカーボンに初のカラーモデルを追加した。またD-スクワール2に新色の4カラーが登場。初夏頃に発売予定だ。

【スパルタンカーボン カーボンスキン】●色:ホワイト レッド ●価格:5万3900円

【D-スクワール2】●色:シガングリーン オリベイラファルコ ●価格:3万8500円~4万150円

自然素材や快適なマイナーチェンジが話題に〈ウインズ〉

コストパフォーマンスの高いモデルで人気の日本ブランドがウインズ。ショーでは、石油原料を使用しないセルロースナノファイバー(CNF)を用いた試作ヘルメットを展示した。また、既存製品をマイナーチェンジ。インナーバイザーをロングタイプとし、Sサイズの帽体を順次設定していく。

【カーボンニュートラルに対応】カーボン並みに軽く、衝撃吸収性も高い自然由来の素材を帽体に採用。強度やコストなどの問題をクリアし、3年後の市販化を目指すという。コスパ良好のウインズだけに「カーボンより安くしたい」と話す。

【明暗差が少ない新バイザー】内蔵バイザー仕様を数多く展開するウインズ。ユーザーの要望を受け、ノーズガードとのすき間が少ないロングタイプの内蔵バイザーを開発した。既存モデルを順次ロングタイプに切り替えていく。なお後付けは不可。

【独自の曇り止めが進化】シールド内側に貼り付け、曇りを抑えるフォグウイン。新作「フォグウインマックス」ではエアフィルターを設け、曇り止め効果を1.2倍増とした。

50周年記念カラーや新作ツアラー登場〈ノーラン〉

イタリアの老舗ヘルメットメーカーで、レースモデルからジェットまで多彩なラインナップを展開。カーボン製品などには「X-ライト」のブランド名を使用する。’22年は、新作ツーリングフルフェイスのN80-8を発売するほか、創業50周年を祝う記念カラーを数量限定で投入する。

【N80-8】ノーランで最も人気が高かったツーリングモデルN87の後継作。最高峰モデルで培った空力性能や快適内装を採用しつつ、ワンプッシュ式の内蔵バイザーを搭載する。今秋頃の発売予定だ。●価格:3万4980~4万4800円

【50周年を祝うトリコロール】’22年に創業50周年の節目を迎え、白×赤×黒をあしらった「50thアニバーサーリー」カラーを3モデルに設定する。最高峰のX-803RSウルトラカーボン(9万2840円)と、システムのN100-5プラス(6万3800円)は数量限定。新作のN80-8は通常モデルの扱いだ。

ヘルメットに本腰、新作が一挙充実〈コミネ〉

ヘルメットメーカーとして出発し、現在は様々な用品を展開するコミネ。従来もジェットを販売していたが、改めて原点に立ち帰り、今年8月にフルフェイス、来年にシステムタイプを投入する。いずれもコミネらしい高コストパフォーマンスが魅力だ。

【フルフェイスヘルメットHK-170FL】●価格:1万7600円

【システムヘルメットHK-171FL】フルフェイスと同様、ABS帽体に、日本メーカー初のドイツ製マグネット式バックルを採用。システム版は内蔵バイザーも搭載する。●価格:2万4200円

【コンポジットFRPジェットヘルメットHK-172】FRP帽体を採用した本格ジェット。マグネット式バックルが便利だ。グレーや緑、ガンメタルのニューカラーが新発売される。●価格:2万3100円

【エーラ-IIKH-1651】教習所の教官がよく被っているエーラの正統後継バージョン。オリーブ(写真)/グレー/ガンメタの新色が8月に登場する。●価格:1万2650円

TOTに似合う’80年代テイスト〈ジーロット ブレードランナー〉

愛知発のブランド「ジーロット」は、3年の開発期間を費やした新作「ブレードランナー」を今秋発売予定。軽量FRP帽体は空力を考慮した設計だ。

【ブレードランナー】●予価:3万4980円~テイストオブツクバ参戦車のような’80〜’90年代カスタムに似合うデザイン&色を採用。スリットがイイ。

サイド〜リヤは巻き込み風を抑え、ダウンフォースを稼ぐ設計。カーボン帽体も検討中。

カーボンモデルほか新作を世界初公開〈テイト〉

配達バイク用ルーフキットなどで有名な帝都産業が新たに自社製ヘルメットを開発。東京ショーで初公開した。年内発売予定で、価格に期待できそうだ。

多彩なカラーのフルフェイス/ジェット/システムを展示。帽体はABSとカーボンがある。


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