上手近道・工具あれこれ[モトメカニック]

薄暗い作業環境でのバイクメンテナンスがはかどる最新型LEDライト×3選〈ストレート〉


●文/写真:モトメカニック編集部 ●取材協力:ストレート

明るく長持ちするLEDライトで快適なメンテ作業を

メンテナンスのキャリアを積めば積むほど、手元の明かりが必要になる。冗談みたいな話だが、ジェットの番手が見えない、ドライバーの先端がビスを捉えられないなど、加齢とともに増えるガッカリは薄暗い作業環境ゆえに起こることが多い。

LEDライトはCOB(チップオンボード)タイプの普及によって大きく変化した。発光面が薄く広範囲を照らせるようになったおかげで、狭い隙間で手間がハレーションを起こして奥が見えないというストレスがめっきり減少したのだ。

さまざまな機能やデザインを持つライトが次々と登場しているが、性能向上に反比例するように価格がリーズナブルになっているのは確かだ。

ちょっと前に比べてメンテ作業で疲れを感じるようになってきたら、LEDライトを新調してみてはいかがだろうか?

充電式LEDライトスリム:このサイズで大光量。赤色点滅付きで車載工具にも使える

厚さわずか10mmというスティック状のスリムな本体は狭い隙間にも容易に挿入でき、2段階に光量調整できるので状況に応じて照らせる。また通常の白色光に加えて赤色と赤色点滅も選択できるので、夜間のアクシデント時に効果的にアピールできる。

【ストレート 充電式LEDライトスリム 38-960】●ストレート会員価格1300円

付属のUSBケーブルで2時間充電すれば連続3時間使用できる(メインLOW点灯時)。本体はアルミ製で表面はシャープ感のある赤色アルマイト仕上げ。

正面のサブライトは懐中電灯のようなスポット光となる。

4気筒のキャブレターバンドなど光が届きづらい場面で威力を発揮。本体裏側にマグネットがあり、金属面に貼り付けられる。

充電折り畳み式LEDライト調光機能付きCOBタイプ:大容量バッテリーで長時間点灯。コンパクトに収納可能

LED部分を折り畳むと全長150mm、伸ばすと最長270mmになる。上のスリムライトに比べバッテリー容量が4倍あるためグリップ部にボリューム感はあるが、自立や吊り下げができ使い勝手は良い。スイッチ部のインジケーターでバッテリーの残量が分かる。

【ストレート 充電折り畳み式 LEDライト調光機能付きCOBタイプ 38-841】●ストレート会員価格:2170円

ライト部分を折り畳むとサブライトを懐中電灯のように使える。メインLEDもサブライトも、スイッチを長押しすることで光量が2段階に切り替わる。

グリップ底部には垂直面に貼り付けても落下しないマグネットと吊り下げ用のクリップがある。フル充電までの所要時間は約4時間。

エアーゲージ デジタルタイプ:デジタル表示で空気圧が一目瞭然。バックライトとLEDで夜間作業も楽々

数字は大きめ&バックライト付きで、暗い場所でも使いやすいデジタルゲージ。測定範囲は20~1034kPaでバイクや乗用車向けにはレンジが広すぎるように思えるが、最小目盛りは1k P aなのでアナログゲージのワイドレンジタイプより細かく読み取れる。

【ストレート エアーゲージ デジタルタイプ 15-589】●ストレート会員価格:2180円

UNITボタンを押すと電源が入り、ボタンをタップするとkPa/PSI/BAR/KG/CM2の順で測定単位が切り替わる。また下のライトボタンを押すと夜間作業で便利なLEDライトが点灯。単4電池2本で作動する。

エアーホースを接続せずタイヤにセットすると現状の空気圧が表示されるので、アナログゲージと同じ感覚で使用できる。

加圧する際はレバーを握り、表示を確認しながらリリースボタンを押して減圧する。


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