●文/写真:モトメカニック編集部 ●取材協力:ストレート
明るく長持ちするLEDライトで快適なメンテ作業を
メンテナンスのキャリアを積めば積むほど、手元の明かりが必要になる。冗談みたいな話だが、ジェットの番手が見えない、ドライバーの先端がビスを捉えられないなど、加齢とともに増えるガッカリは薄暗い作業環境ゆえに起こることが多い。
LEDライトはCOB(チップオンボード)タイプの普及によって大きく変化した。発光面が薄く広範囲を照らせるようになったおかげで、狭い隙間で手間がハレーションを起こして奥が見えないというストレスがめっきり減少したのだ。
さまざまな機能やデザインを持つライトが次々と登場しているが、性能向上に反比例するように価格がリーズナブルになっているのは確かだ。
ちょっと前に比べてメンテ作業で疲れを感じるようになってきたら、LEDライトを新調してみてはいかがだろうか?
充電式LEDライトスリム:このサイズで大光量。赤色点滅付きで車載工具にも使える
厚さわずか10mmというスティック状のスリムな本体は狭い隙間にも容易に挿入でき、2段階に光量調整できるので状況に応じて照らせる。また通常の白色光に加えて赤色と赤色点滅も選択できるので、夜間のアクシデント時に効果的にアピールできる。
充電折り畳み式LEDライト調光機能付きCOBタイプ:大容量バッテリーで長時間点灯。コンパクトに収納可能
LED部分を折り畳むと全長150mm、伸ばすと最長270mmになる。上のスリムライトに比べバッテリー容量が4倍あるためグリップ部にボリューム感はあるが、自立や吊り下げができ使い勝手は良い。スイッチ部のインジケーターでバッテリーの残量が分かる。
エアーゲージ デジタルタイプ:デジタル表示で空気圧が一目瞭然。バックライトとLEDで夜間作業も楽々
数字は大きめ&バックライト付きで、暗い場所でも使いやすいデジタルゲージ。測定範囲は20~1034kPaでバイクや乗用車向けにはレンジが広すぎるように思えるが、最小目盛りは1k P aなのでアナログゲージのワイドレンジタイプより細かく読み取れる。
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