![[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_01.jpg)
現行ラインナップには存在しなくなった魅力的なハーレーたち。同じ名前を冠していても、スタイルや搭載エンジンはその時代によって違う。この企画では、そんな過去の魅力的な車両をレッドバロンの豊富な中古在庫車からピックアップし、そのヒストリーに迫る。
●文:青木タカオ●写真:栗田 晃 ●外部リンク:レッドバロン
FLHRロードキング[2002年式]
ハーレーダビッドソンが1999年に満を持してリリースしたツインカムエンジン。従来(エボリューション)までのワンカム構造を改め、カムシャフトを2本配置。伝統のOHV空冷45度Vツインを守りながらの大改革であった。
2017年に現行のミルウォーキーエイトが登場するまで、熟成と進化を繰り返しつつ排気量をスケールアップ。デビュー時は1449ccだったが、最終的には1801ccにまで拡大されている。
昨今、中古車市場で熱視線を浴びているのが、ツインカム初期のモデルたちだ。値頃感があると同時に、空冷Vツインならではの味わい深さがあり、ハーレービギナーにとってもコアユーザーにとっても、狙い目となっている。
なかでもロードキングは引き合いが強い。1960年代のデュオグライドを彷彿とさせる、言うならば古き良きハーレーの定番的スタイル。前後16インチの足まわりにディープフェンダーがセットされ、ヘッドライトナセル/フォークカバー/タンクコンソールなどは、光沢の美しいクロームで仕上げられる。
今回紹介する2002年式FLHRは、ウルトラモデル用のロワーフェアリングを追加装備し、迫力のあるスタイルをより強調。ボア95.3×ストローク101.6mmで総排気量を1449ccとするツインカム88は、吸気機構がまだキャブレターで、トランスミッションは5速だ。
2007年式で全車インジェクションとなり6速化されるから、アナログ派にとっては見逃せない。ストレッチしたリヤまわりをスムージング加工するなど、カスタムトレンドの要素をふんだんに盛り込んでいるのもセンスが光る。
トラディショナルなヘッドライトナセルが、クラシックムードをよりいっそう高めるフロントマスク。こちらの車両ではトリプルライトをLED化し、被視認性を向上したのをはじめ、ウルトラモデル用のロワーフェアリングを追加装備し、クリアで重厚なサウンドを奏でるKICKERのスピーカーをインストゥールするなど、センスよくカスタムが施されている。
トレンドのバガースタイルを強く感じさせるのはテールエンドで、ハードサドルケースやリヤフェンダーが大胆にまでストレッチされ、マフラーを覆い尽くすスムージング加工によって優美な流線型に仕上げられた。3in1のテールライト&ウインカーによって、シンプルな装い。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
見た目は変わらないのに乗り心地が良く、走りがスポーティ 跨った瞬間から、スッとリヤショックが沈み込む。サスペンションの入りが良ければ、戻りもスムーズだ。路面追従性が高まり、大きな段差を乗り越えた際も車[…]
オイル交換だけでなくオイルフィルター交換も重要 エンジンオイルには冷却や潤滑、コンプレッション維持など重要な役割があり、定期的な交換が不可欠。ただし「オイル交換しているから安心」というのは間違いで、オ[…]
ペダルを漕いでエンジン始動! ペダルを漕いでクランクを回し、フライホイールに運動エネルギーを蓄える。十分に勢いがついたところで、その回転(力)を利用してエンジンを始動する。 現代のオートバイしか知らな[…]
圧巻な整備力でちょい古でも大安心 カワサキのZシリーズや2ストロークのマッハを筆頭に、バイク好きを鷲掴みにする絶版車。それはハーレーダビッドソンの世界でも同様。最新の2026年モデルが魅力的なのは間違[…]
美しい仕上がりと高い保護性能。HUGCUSTOMステッカーの施工開始! 人とは違う、自分だけの個性あふれる外装に仕上げたい。けれどペイントは費用がかさみ、飽きたときに簡単には変えられない。そんな悩みを[…]
最新の関連記事(名車/旧車/絶版車 | ハーレーダビッドソン)
ペダルを漕いでエンジン始動! ペダルを漕いでクランクを回し、フライホイールに運動エネルギーを蓄える。十分に勢いがついたところで、その回転(力)を利用してエンジンを始動する。 現代のオートバイしか知らな[…]
やっぱりドゥカティ!小さくても高速域の信頼性は抜群⁉【ドゥカティ125スポーツ(1950年頃)】 今やスポーツバイクのハイエンドといえば、ドゥカティこそ真っ先に上がるメーカーですが、会社設立当初(19[…]
売上げ増大のためにあえて小型マシンを発売 ハーレーダビッドソンは1969年に経営難から株式を公開し、AMFという機械メーカーの傘下に入ったことがあります。ハーレー/AMF時代が1984年まで続いたこと[…]
サイドバルブ方式を採用した”フラットヘッド” WシリーズはショベルヘッドやエボといったOHVエンジンよりはるか昔、1937年に3世代目、739ccのサイドバルブ(フラットヘッド)エンジンとして登場。 […]
ハイパワーだけでなく、本来持つテイスティさを損なわず、より“らしさ”を強調するストロークアップ エンジンを強化する際、排気量アップが効果的なのはたやすくイメージできるだろう。ハーレーダビッドソンはエボ[…]
人気記事ランキング(全体)
夏の急な豪雨にも備える、コンパクトなイエローフォグ 夏は大気の状態が不安定になりやすく、ツーリング中に突然、雨が激しくなることも珍しくない。近年は局地的な大雨、いわゆるゲリラ豪雨も増えており、走行中に[…]
600台が夢を追った”アマチュアの甲子園”と彼女たちの夏 1980(昭和55)年にスタートした「鈴鹿4耐ロードレース」は、またたく間にバイクブームに沸く若者たちの情熱の受け皿となった。1980年代後半[…]
読者の魂に火をつけた、巨摩郡の「攻撃的すぎる走り」 『頭文字D』や『MFゴースト』など、モータースポーツ漫画の第一人者として知られるしげの秀一氏。その原点であり初の長期連載作品となったのが、1983年[…]
タイヤの負担を抑える、正統派ライディングスタイルで勝利を獲得 MotoGP第10戦オランダGPで、ついに小椋藍選手(SuperFile Trackhouse MotoGP Team)が優勝しましたね![…]
技術的チャレンジ精神の結晶 まずは、特徴的なスタイリングこそボーラの目玉。ウェッジシェイプの鋭利なプロポーションでありながら、ステンレス製ルーフの質感や柔らかなリアフェンダーの曲線に、ジウジアーロの気[…]
最新の投稿記事(全体)
レプリカブームの始祖が放つ魅力と、夏のガレージで進める愛車リフレッシュ 1980年。排出ガス規制の波により4ストローク全盛となりつつあった時代に、ヤマハが放った水冷2ストロークパラレルツイン、RZ25[…]
Ninjaの原点。世界最速を求めた革新モデル「GPZ900R」 特典として進呈されるカワサキ「GPZ900R」は、言わずと知れた歴史的な名車だ。1984年に誕生したこのマシンは、二輪では世界初ともいわ[…]
連日の酷暑からライダーを救う、ワークマンの次世代ファン付きウエア 梅雨が明け、本格的な夏が到来した。一転して襲いかかる危険な暑さに対し、全国の自治体が補助金制度を拡充するほど、熱中症対策は急務となって[…]
【認定バッジ】 「B+COMアドバイザー」とは? 「B+COMアドバイザー」は、B+COM製品や最新の通信方式「B+FLEX」に関する深い専門知識と、高い接客スキルを習得した販売店のプロスタッフです。[…]
予想がピタリと的中! 待望の「501cc空油冷シングル」 2021年のGB350登場時から、そのシリンダーや車体設計には大排気量版を見越したマージンがあるのではないかと、当メディアのスクープ班は追い続[…]
- 1
- 2


![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_02-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|ヘッドライト|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_03-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|メーター|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_04-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|スイッチ|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_05-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|フロントまわり|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_06-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|タンク|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_07-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|スピーカー|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_09-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|エンジン|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_08-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|プライマリー|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_10-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|プライマリー|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_11-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|シート|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_12-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|リヤまわり|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_13-768x512.jpg)
![ハーレーダビッドソン|2002年式 ロードキング|スペック|[名車ハーレー] ツインカム88時代のロードキングはキャブレター&5速でノスタルジック!](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/07/RedBaron_FLHR_table-768x576.jpg)


































