
ハーレーダビッドソンにとって、“カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回はGLEAMING WORKS(大阪府)が仕立てたスポーツスターだ。
●文:青木タカオ(ウィズハーレー編集部) ●写真:夏目賢司(GLEAMINGWORKS)、宮下豊史(SIDEARM CYCLES、SSK) ●外部リンク:GOODS CO.、SIDEARM CYCLES、SSK
先進的な3Dスキャナーや3Dプリンターを駆使しながら、熟練工によるハンドメイドにてひとつずつ丁寧に仕上げられるプロダクツはクオリティが高く、スポーツスター乗りからも絶大な人気を誇っている。ハーレー専門のアフターパーツブランド「グリーミングワークス」だ。
圧倒的な軽量化を実現するFRP製のオリジナルタンクは、スクエア基調で直線が効いた引き締まるデザイン。コンパクトなサイズ感ながら、長距離走行時の不安を解消させる9Lの容量を確保。インジェクションモデルに対応する構造で、完全ボルトオンを実現したのもユーザーには嬉しいかぎりとなっている。
ナロー&スタイリッシュなデザインのステップアップシートは、腰部の段差によりホールド性を高め、加速時のズレを防ぎ安定したライディングポジションを生み出す。クラブスタイルやスピードクルーザーなど、スポーティーなフォルムにもよく似合う。また、アップエンドにロングテーパーサイレンサーを2本出しにするフルエキゾーストの存在感が際立つ。
3Dスキャナーで車体から直接形状データを収集し、純正品のような秀逸なフィッティングを生み出すことを実現したフューエルタンクキット(8万0300円)は、長さ約455mm×幅約260mm×高さ約200mmのサイズ。エキゾーストパイプを車体に寄せたレイアウトで、バンク角を確保したXL-FTツインハンマーフルEX(12万1000円)はスポーツスターの運動性を高め、ブラックのほかヘアラインも選ぶことができる。ステンレス製/2004〜2022年対応。
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