
群馬県の太田市に拠点を置く遠藤自動車サービス。オールドスタイルのカスタムバイクを数多く販売するスペシャルショップとして有名で、その独特な低く構えたシルエットは、今や「遠藤スタイル」という認識で、数多くのファンを魅了している。今回神奈川県横浜市に開店することになった横浜ギャラリーの特徴とその狙いを聞いた。
●文/写真:モトメカニック編集部(森下光紹) ●外部リンク:遠藤自動車 横浜ギャラリー
首都圏近郊のハーレー乗りに朗報! 遠藤自動車の完成車が横浜で見られる
現在、遠藤自動車のホームページを開くと、カスタムバイクの新たな注文はオーダーストップの状態だ。あまりの人気によって、製作が間に合わないのだが、このショップの大きな特徴は、常に完成車がプライスを付けられた状態でショールームに展示されていることだろう。
「群馬のショールームに来ていただければもちろん全部見ることができますが、遠くてなかなかという声も多数いただいておりまして、今回ギャラリーとして横浜でも開店することになったんです」
このギャラリーの特徴は、シュアラスターとコラボしているということ。愛車の手入れに欠かせないケミカルや、メンテナンス用品を数多く販売する老舗メーカーであるシュアラスターとのコラボレーション企画で誕生したその理由はと尋ねると…、
展示されているすべての完成車が遠藤自動車オリジナルのカスタム車両であり、そのまま乗り出し可能なコンディションに仕上げてある。プライスタグが各車両に掲げてあり、初めて訪れるお客様にも親切な設定だ。 [写真タップで拡大]
プレオープンは’21年末のこと。現在は完成車が7台ほどプライスタグを付けた状態で展示されている。可能な限りスタッフが常駐するという体制だが、固定電話もレジスターもまだない状態なので、現金でのやり取りは現時点では不可能である。シュアラスターの製品展示もまだ行われてはいない。
「横浜のギャラリーは、まずとにかくバイクを見に来てほしいということが重要ですが、オイル交換等の日常メンテナンスはできるようになっていますので、近辺のお客様のアフターケアもできます。ただし、重整備やカスタムの依頼についてはやはり本店での業務ですから、ここはショールームとしての役割が大きいですね。これから奥に美容院が開店することも含め、かなりユニークなギャラリーとして発展させていくつもりです」
場所は横浜の中華街からすぐ近く。山下公園や大さん橋、みなとみらい方面にもアクセスが簡単という立地だ。ショールームはビンテージ色の濃い外観で、落ち着いた雰囲気。古き良きヨコハマの香りがする心地良さが大きな特徴である。
首都圏近郊のハーレー乗りには朗報であると同時に、横浜に集う一般の人々の関心もかなり集めそうなこの企画。週末などの来客状況においては、まだ免許のない人々の関心も高くなっているという。
【遠藤自動車 YOKOHAMAギャラリー】●住所:神奈川県横浜市中区山下町127-1 ●電話:0276-47-4170(遠藤自動車サービス)
※本記事は”ウィズハーレー”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
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