有言実行で手に入れた、ハーレーとの充実した毎日〈ハーレーダビッドソンのある暮らし〉

ハーレーダビッドソンのある暮らし

手に入れれば、生活のすべてが変わる可能性を秘めている。それがハーレーダビッドソンという乗り物だ。そんな暮らしを満喫中の個性派オーナーたちを、『ウィズハーレー』誌が全国を渡り歩いてピックアップ。今回は1200NSアイアンに乗るMさんのハーレーライフを紹介しよう。


●文/写真:ウィズハーレー編集部(栗田晃) ●外部リンク:ハーレーダビッドソン所沢

子どもの頃から夢、ハーレーにいつか乗ると公言

ベストにニット、ニーハイブーツというスタイルでアイアン1200を乗りこなすTさん。2020年に購入した愛車は、ハンドル/エアクリーナー/マフラーを交換し、シーシーバーやキャリアを装着するが、カジュアルなファッションとの組み合わせでハードな印象が大きく和らげられている。

「ハーレーは子どもの頃から夢のバイクで、私もいつかは乗ると公言していました」というMさんに大きな影響を与えたのは、ダンディーでオシャレ、外国車に乗ってアメリカンカルチャーが大好きなお父さんだった。

普通二輪の免許を取ると、周囲が4気筒ばかりだった職場環境もあって400cc4気筒モデル、大型免許取得後はカワサキZRX1200と乗り継いだMさん。

「高速道路をハイスピードでツーリングできる4気筒も好きでしたし、その頃は『私にハーレーが乗れるのかしら?』という気持ちもありました」

転機となったのは、ZRXで遭遇したワインディングでの転倒だった。「まわりの仲間が速いので、知らず知らずオーバーペースになっていたのだと思います」

またこの頃、Mさんのバイク観を形成したお父さんとの悲しい別れもあった。「親子で大型教習に通い、『免許が取れたらハーレーを買ってあげるよ』と言ってくれていました。またそれ以前にも『買うならこれがいいな』とスポーツスターの写真を見せてくれていたんです」

そうした出来事が重なって、「お父さんのためにもハーレーに乗ろう!!」という思いが強くなり、足を運んだのがハーレーダビッドソン所沢だった。初めてのハーレーディーラーは敷居が高く思えて緊張したものの、店長を筆頭に丁寧な接客で、女性スタッフが在籍していることもあってすぐに打ち解けることができた。

ここで出会ったのがアイアン1200。タンクグラフィックがオシャレでビキニカウルがスタイリッシュ、シート高が低く足つき性が良く、これまで所有してきた4気筒エンジンとはまったく異なるVツインのサウンドにも「これが憧れ続けてきたハーレーなんだ!」と感動。

日本製のバイクを乗り継いできた女性ライダーが、最初にハーレーディーラーに足を踏み入れる際は緊張するもの。だが女性スタッフの小松さん(後列右)/浦田さん(同左)のおかげで、あっという間に打ち解けることができた。一番のお気に入りは愛車のアイアン1200だが、絶賛試乗受付中のスポーツスターSにも興味津々。

4気筒時代からのバイク仲間とはペースが違い、また車両を購入したのがコロナ禍だったため、休日にはひとりで走ることが多くなったが、飛ばさなくても楽しい感覚が新鮮で、「今の私、カッコいい〜」とほくそ笑むこともしばしば。また街で女性から声をかけられることも多くなったそうだ。ハーレーは純正アパレルがオシャレだから、ウェア選びを楽しめるのも新たな喜びとなっているそう。

最近はSNSでつながったスポーツスターグループでツーリングに出かけるなど、ハーレーライフを満喫するMさん。一緒にツーリングする夢は叶わないが、空の上のお父さんもMさんとアイアン1200を見守っていることだろう。

スポーツスターに乗るようになってから、ツーリング先でちょっと停めた時にも声を掛けられることが増えたそう。

オシャレに欠かせない純正アパレルの品数、クオリティも高く、新作チェックを欠かさないそうだ。

ストライプ入りのガソリンタンク、小ぶりなビキニカウル、足つき性の良さとアップライトなハンドルなど、ひと目見て跨がった途端に「これがハーレーなんだ!!」と感激した1200S。アレンネスのエアクリーナー、ローランドサンズのグリップなどのアルミビレットパーツをチョイスしながら、スマホ&ドリンクホルダーやリヤキャリアなどの実用性向上パーツも装着。シフトペダルカバーはシューズに気を遣うハーレー女子ならでは。


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