
全日本ロードレース第6戦が大分県オートポリスで開幕した。初日の金曜日はART合同走行が午前中と午後に40分ずつ2本行われた。
●文:Racing Heroes(駒井俊之) ●写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
「中須賀さんに勝つには持ちタイムを上げておかないと」
台風12号の遠い影響か午後の走行は小雨でドライでもウェットでもない中途半端な路面。ほとんどのライダーが走行せず貴重な40分間を使えない初日となってしまった。
総合トップは岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1’48.460
岡本裕生:「中須賀さんに勝つには持ちタイムを上げておかないと」
「事前テストでマークした新品タイヤのアベレージタイムとほぼ同じタイムを中古タイヤで出せたので調子は良いです。中須賀さんよりタイムは速いですが決勝レースになるとそんなの簡単にひっくり返されてしまいます。強いブレーキングでどこでも抜いてきます。だから今は中須賀さんより少しでも速いタイムを持てるように努力しています」
2番手は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1’48.640
中須賀克行:「午後の時間を使えなかったのが残念ですが準備はできています」
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