MotoGPマシンのデスモセディチと同様のセミドライサンプを採用。オイル循環システムは4 つのポンプで構成され、その内の1 つがデリバリーポンプで、3 つがリカバリーポンプ(スカベンジポンプ)。リカバリーポンプの1 つはギヤポンプで、2 本のダクトを介してヘッドからオイルを抜き取り、残り2 つのポンプはあらゆる状況下で効率的にオイルを回収してクランクケースを低圧に制御し、ポンピングロスとオイルの飛散によって生じるパワーロスを抑制する。オイルタンクはフィルターハウジングとしての役割も備え、クランクケースの下のサンプ内に設置されるが、クランク室とは隔離されている。エンジンの写真は左側がMotoGPマシンで、右側がパニガーレV4。オイルパンが尖っているのは、加減速やコーナリング時にオイルの偏りを少なくするためだ。
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