
ホンダは、中国で開催された重慶モーターサイクルショーにおいて、新型ネオクラシックモデル「CB250SSコンセプト」を世界初公開した。水冷250cc単気筒エンジンを搭載し、Z世代に向けたストリートスクランブラーとして提案された最新コンセプトの全貌を伝える。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:中国ホンダ
重慶ショーで「CB250SSコンセプト」が世界初公開!2027年春に市販
中国・重慶市で開催された「2026中国摩博会(重慶モーターサイクルショー)」。そこでホンダはニューレトロスタイルのコンセプトモデル「CB250SSコンセプト」を世界初公開した。
Z世代と呼ばれる若年層ユーザーをターゲットに開発された軽二輪クラスのネオクラシックバイクだ。モデル名に含まれる「SS」には「スタイル」「ストーリー」「スクランブラースピリット(SCRAMBLER Spirit)」といった意味合いが付与されており、乗り手自身が独自の解釈でカスタムを楽しめる余白を残した提案が行われている。
今回の発表は試作の披露であったものの、量産版の市販モデルが2027年春に中国市場にて正式発売の予定も同時に明かされている。
水冷250cc単気筒エンジンと独自クレードルフレーム&倒立フォークを採用
パワーユニットには、レブル250やCRF250Lと同系統の単気筒ユニットと推測される水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ250cm3エンジンを搭載。右側のクランクケースカバーはゴールド塗装で処理されている。
車体骨格には、ダイヤモンド型のレブル250やCRF250Lのフレームとは形状が異なる独自設計のクレードルフレームを採用。パワーユニットを包み込む構成をとる。
足回りには、フロントに倒立テレスコピックフォークを装備し、リヤサスペンションにはリンクを介して取り付けるリンク式モノショックを採用。排気系には右出しの2エンドタイプマフラーを装着し、エンジン下部には飛び石等に対応するアンダーガードを配置し、スクランブラースタイルを強調している。
赤ストライプの白タンクとブラウンシートが織りなすスクランブラーフォルム
外観デザインは、ホワイトのベースカラーに鮮やかな赤のストライプと「CB」「250SS」のロゴを配したスリムな燃料タンクで構成される。独立したサイドカバーには「SS」の立体的なロゴを配置した。
座面にはブラウンカラーのタックロールが入ったフラット形状のシートを装着。フロントマスクには、レブル250と共通形状の丸型4灯LEDヘッドライトを採用し、メッシュ状のヘッドライトガードと赤のアクセントが入った小型バイザーを組み合わせる。
足元にはトレッドパターンを配したブロックパターンタイヤを履き、ロードスポーツの要素を残したテールカウルとリヤフェンダーを配置することで、スクランブラースタイルを形成している。
空冷「CB190SS」からの進化!日本市場への展開にも期待が寄せられる
中国市場においては、五洋ホンダより空冷184cc単気筒エンジンを搭載した「CB190SS」が販売されてきた経緯がある。今回発表されたCB250SSコンセプトは、水冷250ccエンジンへの変更や倒立フォークの採用により、排気量と装備の双方において上級シフトを果たしたモデルに位置づけられる。
日本国内市場への導入に関する公式発表は現在のところ行われていない。しかし、軽二輪クラスにおけるストリートスクランブラーとしての車体構成は、汎用性を備えたネオクラシックモデルとしての側面を持つ。2027年春に予定されている現地での量産化に向け、今後の開発動向や日本国内への展開アナウンスに関する続報に期待したい。
HONDA CB250SS CONCEPT (2027model CN) COLOR
【HONDA CB250SS CONCEPT】●ホワイト×レッド(※コンセプトカラー)
HONDA CB250SS CONCEPT (2027model CN) SPECS
| 項目 | 諸元 |
|---|---|
| モデル名 | CB250SS CONCEPT |
| 発表イベント | 2026中国摩博会(重慶モーターサイクルショー) |
| ターゲット層 | Z世代 |
| エンジン形式 | 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ |
| 総排気量 | 250cm3クラス |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 懸架方式(前) | 倒立テレスコピックフォーク |
| 懸架方式(後) | リンク式モノショック |
| マフラー形式 | 右出し2エンドタイプ |
| タイヤ | ブロックパターンタイヤ |
| 市販予定時期 | 2027年春(中国市場予定) |
| メーカー希望小売価格 | 未発表 |
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