
MSRやTHERMAREST(サーマレスト)など数々のアウトドアの名品を扱う「株式会社モチヅキ」が、米国モンタナ州発のクマ撃退スプレー『GRIZ GUARD(グリズガード)』の正規輸入元となり、2027年3月より国内販売を開始すると発表した。
●文:ヤングマシン編集部
「熊に襲われ重傷」創業者の壮絶な実体験から生まれた“極限ギア”
ツーリング先での絶景酷道や、奥深きキャンプ場…バイク乗りにとって自然と隣り合わせのシチュエーションは最高のご馳走だが、近年無視できないのが「クマとの遭遇」リスクだ。昨今では、日光や高尾山、天橋立でさえ彼らのテリトリーだ。
奴らのダッシュ力はバイクのローギアフル加速並み。鉢合わせたら足で逃げ切るのはまず不可能、まさに危機一髪の超緊迫状態に陥る。そんな「万が一」の瞬間に、我々の命を託せるガチのギアが日本にやってくる。その名も米国モンタナ州発のクマ撃退スプレー『GRIZ GUARD(グリズガード)』。
GRIZ GUARD(グリズガード)
この『GRIZ GUARD』、ただのペッパースプレーと一緒にしてはいけない。背景にあるのは、1992年に創業者マーク・マセニー氏がモンタナ州でグリズリーに襲われ、重傷を負ったという壮絶な実経験だ。
命からがら生き延びた彼が痛感したのは、「パニック状態で、ただ持っているだけのスプレーなんて何の役にも立たない」という恐ろしい現実。襲い掛かるクマを前に、狙いを定めてボタンを押すなんて芸当は不可能。だからこそ「一瞬で取り出せ、確実にバリアを張れる」プロフェッショナルな設計が追求された。
ここがスゴイ! バイク乗りも唸る『GRIZ GUARD』3つの凄み
1. 狙うな、壁を作れ!「ショットガン方式」
噴射距離は脅威の12m。しかし重要なのは「何秒出るか」ではなく「どう出るか」だ。高流量・ワイドフォグによる「ショットガン方式」を採用し、1〜2秒の短時間噴射で目の前に超濃密なスプレーゾーン(防御壁)を一気に形成。高速で突進してくるクマに対し、ピンポイントで狙う必要すらない設計となっている。
高流量・ワイドフォグによる噴射イメージ
2. 親指1本で即・発射! 脅威の即射型ホルスター
ライディングギアやバックパックに装着していても、モタついていたら一撃でアウト。『GRIZ GUARD』付属のホルスターは、親指1本で外せるセーフティクリップを採用。スリット構造により、縦方向だけでなく横や斜めからでも一瞬で引き抜ける。パニック状態の脳と身体でも直感的に扱える、究極のユーザーインターフェースだ。
即射型ホルスターの携行イメージ
3. マイナス18℃でも動く! 米国EPA認証の強力成分
有効成分にはカプサイシンおよび関連カプサイシノイド2.0%を配合(米国EPA登録製品)。缶は継ぎ目のない内部コーティング済みアルミ缶で、不燃性&油性ベースを採用。なんと-18℃の極寒環境でも動作確認済みというタフさ。使用期限も製造から3年間と長く、ツーリングのお守りとして長期間頼りになる。
ホルスターを使用した携行イメージ
GRIZ GUARD 製品概要
サイズラインナップは「225g」と「MAGNUM 260g」の2種類(国内発売時は日本語パッケージ予定)。ソロツーリングで奥地へ攻め込むライダーはもちろん、キャンプ好き、林業や山岳作業に携わる現場のプロまで、この「命を守る本物の装備」は必見だ。
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