愛車のサスペンション、汚れてませんか? 気合を入れて分解/掃除をやってみました!【素人でもここまでできる】
そんなわけでバラバラになったサスペンションの部品。まな板の鯉ですなっ!
サスペンション単体では難しいと思える作業も、バラバラになってくれると簡単ですね~。
まずメッキ部品のサビは表面だけで、深刻ではありませんでした。これくらいなら「ボンスター」で磨いてサビを落とせますね。単体でも磨くことはできますが、潤滑剤を吹き付けながら磨くと効果増大&ホコリの減少が望めます。
とりあえずこれでメッキ部品はオッケー! この状態のうちにメッキ部品専用の保護剤を吹き付けておけばより長期にわたって輝きをキープすることができるでしょう。
スプリングの塗装は普通の塗料ではダメですよね?
ここから、サスペンション本体とスプリングの塗装をやっていきますが、気になってる方も多いのではないでしょうか→「スプリングは常に動くから塗料が割れて剥がれるのでは?」…と。
実はその通りで、通常のラッカースプレーはもちろん、自動車塗装に使う二液タイプの塗料も、スプリングに塗ってしまうと最初の段差を通った瞬間に「パリッ!」と割れてしまいます(涙)。
プロの場合は塗料に「軟化剤」を混合して、硬化後も柔らかい塗膜を作るのですが、サンデーメカニックにはこれがお勧めです↓↓↓
「シリコンラッカースプレー」
傷に強い塗膜を形成して、しかも硬化後も割れにくいという特性があるので、スプリング塗装にうってつけです!!
さらに密着性を高めるためにプライマー(今回はミッチャクロンを使用)も吹き付けます。
サスペンションの本体は、汚れと錆を落として、しっかり脱脂してから、プライマーとシリコンラッカースプレーの明るめのブルーで塗装します。
スプリングも足付けと脱脂をしっかりして、同じくプライマーを吹き付けて乾燥後に、シリコンラッカースプレーのブラックで塗装しました。
生まれ変わったサスペンション。ちょっと大変だったけど素人でもここまでできたっ!!
汚れを落として、サビを落として、磨いて、そして塗装をしたサスペンションの部品たち。こうして並べてみると、ちょっと感動ものです。
すごく綺麗になった!!!
最後の難関の組み立て作業ですが、これはとにかく傷をつけないように丁寧に丁寧に時間をかけて組み立てていきます。そして完成したサスペンションがこちら↓↓↓
よっしゃあああ~~~!!!!
思わずガッツポーズレベル。正直、こんなに綺麗になると思わなかった。
最初は「塗装したほうがいいかな~?」ぐらいの気持ちだったのですが、実際に塗ってみると、最初はいかにみすぼらしかったかを痛感しますね。いやはや、全然違う。別物になりました~。
オイルが漏れていたり、ダンパーが効かなくなっていた場合は、見た目をきれいにしても性能的に問題がありますが、まだまだ使えるサスペンションの場合は、こうして綺麗にすることによって車体全体のリフレッシュが可能になります。
やっぱりスプリングの分解が最大の難関になってしまいますが、分解せずに掃除したのとは一味違うリフレッシュ感があるので、興味がある方はぜひともトライしてみてください。愛車を見るたびにニヤニヤできますよ(笑)。
この記事が、どこかの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!
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