
みなさん、AI使ってますか!? 最近のネット広告やSNSを見ていると、まるで「AIを使えないと時代遅れ」と言わんばかりのプレッシャーを感じることもありますよね。正直なところ、そうした風潮に少し疲れを感じたり、漠然とした不安を抱いたりしている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、仕事や真面目な悩み相談はいったん横に置いておきましょう。純粋に「AIと楽しく共同作業をしてみる」という、ちょっとワクワクする提案をお届けします~!
●文:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
楽しいツーリングも計画はタイヘン?
ツーリングの計画を考えている時間は楽しいものですよね! どこへ行こうか、何を食べようか、どこに寄り道しようか・・・そんなことを考えている時間そのものが、すでにツーリングの一部とも言えます。
しかし、妄想段階をすぎて具体的なプランを考え始めると、ちょっと様子が変わってきます。
行きたいところへの地図を確認してルートを考えて、いい感じの立ち寄りスポットがないか探して
美味しい飲食店を調べて探して、営業時間をチェックして、それに合わせてルートを組み直して・・・
とかとか。やることが一気に増えていきますよね。
行きたいお店の営業時間タイミングが合わなくなってしまったり、ルートがズレてしまったり、時間がオーバーしてしまったりして。気づけば「出発前なのにちょっと疲れている」という事態に陥ってしまったという経験、筆者だけではないはずです。
・行きたい場所はあるけど、うまく繋げられない
・寄り道を入れすぎて時間が読めなくなる
・このルートで無理がないのか判断しにくい
こういった悩みは、多くのライダーが一度は感じたことがあるはずです。上手いやりくりですべてをきっちり組み立てられる人もいますが、それはなかなかハードルが高い。
そんな時はアレですよ。近年ブイブイいわせてる文明の利器「AI」の登場なのです! 今回は、AIと会話しながらツーリングプランを組む方法を試してみました。
ツーリングプランとGeminiは相性が良い
今回使用したのはGoogleの「Gemini」(もちろん無料版です!)。なぜGeminiかというと、なんたってGoogleが作ったAIなので当然ながらGoogleマップとの相性がよく、ツーリングのように「複数の要素をまとめたい場面」で使いやすいのが特徴です。
そして、AIの最大の強みは、正確な答えを一発で出すことよりも、バラバラの条件をひとつの流れに整理してくれること。これがツーリング計画ととても相性がいいのです。
また、Googleマップと提携しているということは、マップ上にある口コミも考慮した生成が可能なので、ふんわりとした要望でもくみ取って考えてくれるので、手作業の検索では時間がかかる作業も一瞬でこなしてくれます。それがどんなカンジなのか、実際にやってみますよ~!
実際にAIとプランを組んでみる
まずはシンプルな条件からスタートします。ツーリングの出発地とゴールは筆者が住んでいる神奈川県相模原市とします。そして、目的地はよく行く定番コース、山中湖としました。そして通る道はこれまた定番の国道413号線(道志道)です。
・出発:相模原
・目的地:山中湖
・途中で「道の駅どうし」に寄る
この程度のざっくりした条件でも、AIは基本ルートを提示してくれます。
●ツーリングルート案
相模原市内 → 国道413号(道志みち) → 道の駅どうし(休憩) → 山中湖(目的地) → パノラマ台(絶景スポット)→ 相模原へ帰る
いたってシンプルなルートですが、山中湖を目的地としたことで、山中湖明神山パノラマ台をサクッとはさんでくれました。うん、たしかに景色がいいよね! まずは“たたき台”として十分な内容です。ここから、会話形式で要望を追加していきますよ?
要望を足していくとプランが育っていく
ここで、AIに追加したい要望を伝えます。「富士吉田まで足を延ばして、浅間神社にも行きたい」と伝えると、Geminiが要望を自然に組み込んだルートを返答してくれます。
●富士吉田ツーリング:北口本宮 参拝プラン
ルート概要:相模原市内(R413) → 道の駅どうし → 山中湖 → 北口本宮冨士浅間神社 → 相模原へ帰る
なんか「北口本宮参拝プラン」とかタイトルがつきましたね? さあ、ここからさらにどんどん行きましょう。要望を追加していきます!
「吉田うどんと、ほうとうも食べたい。ハシゴはきついから時間をあけて」と追加すると・・・
●吉田うどんから神社、そしてほうとうを巡る「グルメと参拝を堪能するルート」
出発:相模原市内
国道413号(道志みち)を楽しみながら富士吉田方面へ。
11:00頃:「手打うどん 麺許皆伝」
12:30頃:北口本宮冨士浅間神社
14:00頃:山中湖周辺・パノラマ台
15:30頃:「甲州ほうとう 小作(山中湖店)」
再び道志みちを通り、安全運転で相模原へ。
夕方:相模原へ帰還
といった具合に、食事や移動時間を考慮した流れが提示されます。ついでに、タイトルもなんかノリが良くなってきましたね!
リクエストに遠慮は無用!ワガママ言っちゃおう
ここで重要なのは、AIは会話形式でどんどん条件を追加できること。
検索だとひとつずつ調べる必要がありますが、AIならまとめて調整してくれます。遠慮は要りません。ガンガンに使い倒してこそのAIですからして!
面白くなってきたのでもっとワガママに要望を追加します。
「ほったらかし温泉に行きたい」「お土産にワインを買いたい」「あと、河口湖から笛吹市へ抜ける途中に絶景スポットの茶屋あったよね?」
といった要素も追加してみました。すると、まさかのここでAIからの苦情が出ました。
ご提示いただいたルートはとても魅力的なのですが、一点だけ「営業時間」の観点から調整が必要なポイントがあります。「吉田のうどん」のお店(麺許皆伝含む)は、多くが14時頃に閉まってしまいます。一方で「ほうとう(小作)」は夜まで通しで営業しているため、お昼に「うどん」、午後に温泉を楽しんだ後、夕食に「ほうとう」という順番にすると、時間を有効に使えてお腹の具合も調整しやすくなります。
なんと! 営業時間を考慮してルートのリスケジュールを提案してくれました。そこで、回る方向を逆にして「先に中央道からほったらかし温泉へ向かおうか」と提案したところ(↓)、こうなりました。
相模原から中央道で一気に山梨・笛吹まで向かい、そこから下道で相模原へ戻ってくる「逆ルート」ですね!この順序だと、朝一番に絶景風呂を楽しみ、お昼に吉田のうどん、午後に道志みちを走るというとてもスムーズな流れになります。
タイムスケジュールの目安を作成しました。
07:00:相模原市内 出発(八王子ICから中央道へ)
08:30:ほったらかし温泉
朝の絶景露天風呂でリフレッシュ。
10:00:マルス山梨ワイナリー 本坊酒造
笛吹市の名産ワインをお土産に。
11:00:天下茶屋
旧道・御坂峠からの富士山を堪能。
12:00:手打うどん 麺許皆伝
【ランチ】富士吉田で「吉田のうどん」を堪能。
13:30:北口本宮冨士浅間神社
厳かな空気の中、旅の安全を祈願。
14:30:甲州ほうとう 小作(山中湖店)
【おやつタイム】山梨に来たなら外せない「ほうとう」を堪能。
15:30:森の駅 旭日丘(FUJIYAMA BAZAAR)
湖畔で最後のお土産を購入し、道志みちに向けて一休み。
16:00:道志みち(R413)
帰路のライディングを楽しみます(道の駅どうしで缶コーヒー休憩♪)
17:30:相模原市内 帰還
カンペキ!! ついでにこんな続きも語ってくれました(↓)
このルートのメリット
温泉が空いている: 朝の「ほったらかし温泉」は、午後の混雑に比べてとても快適です。うどんの営業時間に間に合う: 確実に「麺許皆伝」の営業時間内(14時まで)に滑り込めます。
帰りの渋滞回避: 週末の中央道(上り)は夕方に大渋滞しますが、このルートなら帰りは「道志みち」の下道なので、渋滞を気にせずマイペースに帰れます。
Gemini上から、そのままグーグルマップのルート作成も可能です!
・・・いかがでしょうか? 今回はあえて自分が詳しいルートを出してもらったのですが、Geminiが作ってくれたプランはとくに無理なポイントもなく、情報もほぼ正確で、十分参考になりうるプランでした。
費用の目安まで出せる
そこで、ここでさらに質問を続けます。「燃費20km/lのバイクとして、かかる費用を教えて」
合計費用(概算)約10,000円~12,000円
●費用の内訳まとめ
交通費燃料代 + 高速代(勝沼ICまで)約3,000円
ガソリン代(ガソリン¥170/L 燃費20km/lとして): 1,360円
高速道路通行料: 1,650円
食費吉田のうどん + ほうとう約3,000円
レジャーほったらかし温泉 入浴料900円
お土産ワイン + 山中湖土産約4,000円
合計約10,900円
すっげえ! ここまで来ると、単なるルート提案ではなく“ツーリング全体の設計”に近い感覚ですよね。もちろんAIなので間違った情報も含まれているので注意は必要なのですが、ここまでプランと費用をまとめてくれたら、あとは詳細を詰めるだけなので、格段に手間が減るのは間違いないでしょう。
今回はあくまで一泊二日としてプラン作成を行いましたが、このプランに「一泊二日にして、徹底的に遊べるルートにして」とか、「カノジョが楽しめる様なスイーツを食べるプランに変えて」とかとか。思いつくままにプランの再考が何回でも行うことができます。
使ってみて分かったポイント
実際に使ってみて感じたのは、次の3つです。
・最初はざっくりでOK
・会話しながら詰めていくのが前提
・遠慮せず要望を出したほうが精度が上がる
とくに「遠慮しない」は重要で、細かい条件を追加するほどプランの完成度が上がります。
また、通常のネット検索ではより正確なワードが必要になったりしますが、AIの場合はむしろ逆で、もっと感情的なものでもしっかり受け止めてくれるのが最大の武器です。「もうちょっと安いの」とか「もっとぱぱっと回りたい」とか、逆に「ここはマッタリさせて」でもオッケー。
会話を重ねれば重ねるほど、より正確でより確かなプランを作成することが可能となります。
AIは“全部決めるもの”ではない
注意点として、あくまでネット上の情報をもとにしてプランを作成するものなので、
・営業時間
・定休日
・道路状況(交通規制等)
・天候
といった最終確認は、必ず自分で行う必要があります。とくに営業時間や定休日に関しては、Googleマップの情報自体が間違っていることが多々あるので(←経験ありますよね?)、ぜひとも、電話などでの最終確認はするようにしてくださいね!
AIはあくまで「たたき台」を作る存在です。ただし、ゼロから組み立てる手間を大きく減らしてくれる存在です。これだけでも十分に価値があると思います。
まとめ:AIは使える相棒!
ツーリング計画においてAIは、「答えを出す道具」ではなく「一緒に考える相棒」に近い存在だと思ってます。実際に、筆者がツーリングだけでなく、旅行や、そしてYouTubeの企画などでもAIを使うことが増えてきています。
なんとなしの「こんなカンジ」要望を入れれば、予想もしなかったプランを作成してくれるので、これまでの検索とはまったくの別物ですよね~。
あとは自分で微調整して仕上げるだけ。計画作りに時間がかかってしまう人ほど、この方法は効果を実感しやすいはずです。
「ツーリング前に疲れてしまう」
そんなときは一度、AIと会話しながらプランを組んでみると、少し違った楽しみ方が見えてくるかもしれません。
ツーリングで見たいもの、食べたいもの、感じたいこと、出会いたいもののイメージをしっかり膨らませてから、AIをガンガンに使い倒して、ぜひとも最高のツーリングを作り上げてみてください。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!
最後に、AIから皆様へのメッセージです(↑)
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
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