
スクランブラースタイルで街中から郊外まで自由自在に駆け抜けるホンダ「CL250/500」。その軽快な走りは多くのライダーを魅了しているが、一方で「荷物が積めない」という現実に直面する人も多いのではないだろうか。リュックを背負っての長距離走行は、思いのほか疲労が溜まるものだ。そこで注目したいのが、デイトナの専用サドルバッグサポート。CLシリーズの美しいシルエットを崩さず、安全かつ快適に荷物を運ぶための最適解といえるカスタムパーツだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダ
自由な旅を加速させる、CLシリーズの魅力
ホンダのCL250やCL500は、街乗りからちょっとした未舗装路まで、ライダーの冒険心をくすぐるスクランブラースタイルが魅力のモデルだ。大人気モデルであるレブルシリーズと基本骨格を共有しながらも、専用のシートレールやアップマフラー、そしてフロント19インチ、リア17インチのホイールを装備することで、よりアクティブな走破性とスタイリングを手に入れている。
さらに、CL250にはクラッチ操作を自動化しつつマニュアルの楽しさも残した「Honda E-Clutch」搭載モデルも追加された。これにより、渋滞時の左手の疲労やエンストの不安が見事に解消され、よりリラックスしてライディングを楽しめるようになった。デザインの良さと、どこへでも行けそうな身軽さ。CLシリーズは、まさに現代のライダーが求める「自由」を体現したバイクと言えるだろう。
軽快なバイクだからこそ直面する「荷物問題」
しかし、CLシリーズのようなスタイリッシュなバイクに乗る際、多くのライダーが「積載性の低さ」という悩みに直面するのも確か。ノーマルの状態では、荷物を積むスペースはほぼ無に等しい。
日帰りツーリングでお土産を買いたい時、あるいは少し遠出して一泊したい時。リュックを背負うのもひとつの手だが、長時間の走行では肩や腰に負担がかかり、せっかくのEクラッチによる快適性も半減してしまう。
そこで行き着くのが「サドルバッグ」という選択肢だ。しかし、サドルバッグをそのまま装着すると、走行中の振動や風圧でバッグが車体側に巻き込まれ、リヤサスペンションやタイヤの可動部に接触してしまう危険性がある。安全かつスマートに荷物を運ぶためには、確かな土台が必要なのだ。
準備の煩わしさを省く「ベルトループ一体型」
そんなCLライダーの悩みをスマートに解決してくれるのが、デイトナから発売された「サドルバッグサポート(ベルトループ一体型) CL250/500(’23~’25)/ 左側専用」だ。
このアイテムの最大の特長は、サドルバッグ装着における「煩わしさ」を解消してくれる点にある。通常、サドルバッグを取り付ける際には、バッグを吊るすためのハンガーを別途用意しなければならないことが多い。しかし、このサポートはベルト掛けループが本体に一体化して設計されているため、余計なパーツを買う手間も、複雑な取り付けに頭を悩ませる必要もない。
デイトナ製のサドルバッグはもちろん、ベルトの左右ピッチが190mm前後のバッグであれば幅広く対応し、ワンタッチサドルバッグも簡単に装着できる。
巻き込みの不安を払拭する、綿密な設計
そして何より重要なのが、走行中の安全性だ。デイトナのサドルバッグサポートは、サポート部のパイプが縦方向に十分な長さを持って設計されている。これにより、装着したバッグがリヤサスペンションやリアアクスルに接触するのを物理的に防いでくれるのだ。
走行中に「バッグがタイヤに擦れていないか」「サスペンションに干渉していないか」と気にするストレスは想像以上に大きい。このサポートがあれば、ライダーはそんな不安から完全に解放され、目の前の景色とライディングにのみ集中することができる。
最大積載重量は5kg、推奨バッグサイズは12L以下(ワンタッチサドルバッグの場合は9/12/15Lに対応)と、日常使いから小旅行まで十分にカバーできるスペックを備えている。
拡張性が広げる、さらなる旅の可能性
さらに、このアイテムは単なる「バッグの支え」にとどまらない工夫が施されている。一体化されたベルト掛けループは、サドルバッグを使わない時でもユーティリティーネットのフックを掛けるポイントとして活用できるのだ。ちょっとした荷物をリアシートに括り付けたい時など、日常のふとした場面でその便利さを実感できるだろう。
また、より多くの荷物を積みたいライダーにとって嬉しいのが、同社製の「グラブバーキャリア」と同時装着が可能であるという点だ。サドルバッグで重心を低く保ちつつ、リヤキャリアにトップケースや大型のツーリングバッグを積載すれば、長距離のキャンプツーリングも視野に入ってくる。
CL250やCL500は、ライダーに「どこか遠くへ行きたい」と思わせるポテンシャルを持ったバイクだ。その足枷となる荷物の悩みを、デイトナのサドルバッグサポートは極めてシンプルかつ安全に解決してくれる。価格は1万3750円(税込)。
この投資は、単なるカスタムパーツを買うことではない。リュックの重みから解放された快適な背中と、愛車とともに気兼ねなく走り出せる自由を手に入れるための、確かな一歩となるはずだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
ネオクラの大本命に「極上の足つき&座り心地」をボルトオン! 往年のCB-Fを彷彿とさせるスタイリングで注目を集める2026年型CB1000F。ノーマルのシート高は795mmと比較的親しみやすい数値では[…]
2つのスタイルでスタイリングや好みに合わせて選べる 立ちゴケや万が一のスリップダウン……想像するだけで胃が痛くなるが、転倒時に真っ先に地面へヒットしやすいクランクケース周辺を保護してくれるのがこのアイ[…]
120馬力の3気筒と歴代最軽量フレーム!「YZF-R9」が誇るトータルバランス ヤマハのスーパースポーツラインナップにおいて、新たな中核を担っている「YZF-R9 ABS」。”Re-DNAed Sup[…]
XSR155&Z900RS SE用 純正のボテッとした大型リアフェンダーを削ぎ落とし、リフレクターやLEDライセンスランプまでセットにしたオールインワン仕様。追加パーツ不要のボルトオン設計で、届いたそ[…]
レバー比変更で力いらず!劇的な「軽さ」を実現するメカニズム このパーツの肝は至ってシンプルかつ合理的。エンジン側のクラッチレリーズアーム長(テコ比)を変更することで、力学的にレバー操作に必要な握力を引[…]
最新の関連記事(デイトナ)
こんなキャンパーに特におすすめ! 高剛性A7075超々ジュラルミンを採用し、耐荷重120kgのタフさとコンパクト収納を両立。不快なきしみ音を極限まで抑え、快適な睡眠を誘うコットが誕生した。 バイクツー[…]
2つのスタイルでスタイリングや好みに合わせて選べる 立ちゴケや万が一のスリップダウン……想像するだけで胃が痛くなるが、転倒時に真っ先に地面へヒットしやすいクランクケース周辺を保護してくれるのがこのアイ[…]
備えあれば憂いなし! 万が一に備える、コンパクトなパンク修理キット デイトナの「ハンディパンク修理セット(チューブレスタイヤ用)96422」は、いざという時のタイヤのパンクトラブルに対応できる、コンパ[…]
XSR155&Z900RS SE用 純正のボテッとした大型リアフェンダーを削ぎ落とし、リフレクターやLEDライセンスランプまでセットにしたオールインワン仕様。追加パーツ不要のボルトオン設計で、届いたそ[…]
スポーティな走りを予感させる空力フォルムとリアスポイラー 一目見て惹きつけられるのが、引き締まったスポーティなサイドシルエットだ。デザイン性だけでなく空力性能もしっかり考慮されており、後頭部には大型の[…]
人気記事ランキング(全体)
一度は希少になった「400cc×4気筒」が、いま再びアツい! いま、400ccクラスの4気筒エンジンに再び注目が集まっている。 そもそも400ccと4気筒の組み合わせは、日本のバイク史において決して新[…]
フレディのヒザ擦りに沸くも80sライダーは個性派揃い!! ケニー・ロバーツによって確立された“ハングオフ”は、瞬く間にGPシーンに浸透。イン側のヒザを路面に擦るシーンも目にするようになったが、ロバーツ[…]
「Z1超え」を果たした世界最速の伝説。GPZ900R Ninjaが持つ永遠のロマン カワサキモータース全面協力!3Dスキャンで純正車を1/4スケール再現 本シリーズで完成するのは、現存する実車が極めて[…]
400cc4気筒が若者たちの憧れになった時代 日本で400ccクラスのスポーツバイクが大きな存在感を持つようになった背景には、1975年に変更された二輪免許制度がある。新たな制度では400ccを境に免[…]
7月の欧州発表から待望の日本解禁!「SV-7GX」が10月13日発売 スズキは、2026年7月8日に欧州で公開されていた新型クロスオーバーモビリティ「SV-7GX」を、2026年10月1日に日本国内向[…]
最新の投稿記事(全体)
二輪安全運転診断アプリの実証実験が開始 ホンダは、ライダーの安全運転を診断するスマートフォン向けアプリを開発中であり、ウーバーイーツジャパンと共同で実証実験を開始した。期間は2026年9月1日から28[…]
ドゥカティ初のレーシング・スーパーモト「Desmo450 SM」登場 ワールド・ドゥカティ・ウィーク2026において、ドゥカティ初となるレーシング・スーパーモト「Desmo450 SM」がお披露目され[…]
移転先は、交差点を渡ったすぐ近所 今回移転するドゥカティ大阪ノースは、自動車メーカーで、自動車販売ディーラーやBMW Motorradディーラーを展開する光岡自動車が経営するドゥカティ部門のショップだ[…]
2026年11月1日(日)に開催される「SKTR SHIMANAMI 2026」は、“いつ・どこから出発してもOK、決まっているのはゴールだけ”という超自由度の高いフリースタイル・ツーリングイベントだ[…]
ツーリングの「冷え」を克服!ライダーを支えるワークマンの防寒性能 秋が深まり冬の気配が近づくにつれて、バイク走行時の冷風や道の駅での休憩、キャンプツーリング時の冷え込みは増していく。特に首元や手首・足[…]
- 1
- 2





































