
株式会社はとやが取り扱う「SCOYCO(スコイコ)」から、同ブランド史上最安となる8000円台のライディングシューズ「MT100」が登場。スニーカーライクな見た目で街乗りに最適ながら、プロテクターやスチールシャンクを内蔵するなど、ライダーのツボを押さえた作りになっている。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:SCOYCO
驚異の「8000円台」を実現した戦略的モデル
ライディングシューズといえば、高い機能性と防御性能が求められることもあり、高価になりがちだ。しかし、今回スコイコが投入した「MT100」は、税込で8980円という驚きのプライスを実現。
もちろん、安かろう悪かろうではない。ビギナーからベテランまで幅広い層に支持されるスコイコらしく、コストパフォーマンスを徹底的に追求しつつも、ライディングに必要な基本性能はしっかりと確保されているのだ。
2026年のバイクシーズンに向けて、最初の一足としてはもちろん、ベテランライダーの「ふだん履き用」のセカンドシューズとしても有力な選択肢になるだろう。
街に溶け込む「スニーカーライク」なデザイン
MT100の最大の特徴は、そのカジュアルなルックスだ。一見するとごく普通のスニーカーに見えるデザインは、ライディングパンツだけでなく、ジーンズやカーゴパンツといったふだん着と相性抜群。
ガチガチのレーシングブーツやアドベンチャーブーツでは、バイクを降りて街を歩く際にどうしても違和感が出てしまうものだ。しかしMT100なら、ツーリング先での観光や食事、あるいは通勤してそのまま仕事に入るといったシチュエーションでも自然に振る舞える。
主張しすぎないスタイリッシュさは、ネイキッドからアメリカン、スクーターまで車種を選ばずに合わせられるだろう。
構造はサイドジッパーやダイヤル式ではなく、あえてベーシックなシューレース(靴紐)式を採用している。これにより、ふだんのスニーカーと同じ感覚で脱ぎ履きができるほか、シンプルな構造ゆえの「軽量感」も実現しているという。重くてゴツいシューズが苦手なライダーにとっては、歩くのが苦にならないこの軽さは大きな武器になるはずだ。
カジュアルでも「中身」は本格派
安全面への配慮も抜かりない。転倒時にダメージを受けやすいつま先とかかと部分には、しっかりとインナープロテクターを内蔵。さらに、足首まで覆うハイカットスタイルであることも見逃せない。シューレースをしっかりと締めておけば、万が一の転倒時にもシューズが脱げてしまうリスクを軽減できる。さらに、かかと部分には反射材(リフレクター)を配置。夜間走行時の被視認性も確保されている。
見えない部分で貢献する「スチールシャンク」の恩恵
個人的に注目したいのが、アウトソールに内蔵された「スチールシャンク」の存在だ。これは靴底の土踏まず部分に入っているプレート状の補強材だ。
スニーカーでバイクに乗ると、ステップに足を乗せた際に靴底がグニャリと曲がってしまい、疲れやすかったり踏ん張りが効かなかったりすることがある。しかし、MT100はスチールシャンクがアーチを支えることで剛性を確保。
これにより、ステップワーク時の荷重移動やペダル操作がスムーズになり、長時間のライディングにおける疲労低減にも効果的なのだ。
また、ソール形状自体もライディングに適したフラットなものが採用されている。ステップに無用な引っかかりを生じさせず、シフトチェンジやブレーキ操作を阻害しない設計だ。
イージーケアが嬉しいマイクロファイバーレザー
アッパーには「マイクロファイバーレザー」が採用されている。これは本革に近い質感を持ちながら、手入れが簡単というメリットがある素材。完全防水ではないものの、汚れや水濡れに強く、履き心地もソフトだ。
シューズ内部にはメッシュ素材が使われており、蒸れを抑制する工夫もなされている。左足のシフトペダルが当たる部分には当然のようにシフトガードが装備されており、靴の擦り切れや汚れを防ぐとともに、確実なシフト操作をサポートしてくれるのだ。
カラーバリエーションは「ブラック/ホワイト/レッド」「ブラック/ホワイト」「ブラック/グレー」の3色展開。サイズは25.5cmから28.0cmまで用意されている。「ふだん使い」と「安全性」、そして「価格」のバランスをとても高い次元で成立させた「MT100」。足元の相棒となる一足に迎えてみてはいかがかな。
SCOYCO MT100製品概要
- 価格:8980円(税込)
- サイズ:25.5cm~28.0cm
- カラー:BLACK/WHITE/RED、BLACK/WHITE、BLACK/GRAY
- 素材:マイクロファイバーレザー、メッシュ、ゴム
- 国内総販売代理:株式会社はとや
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイク用品)
ハンドルブレースは何のためにある? ハンドルブレースとは、バーハンドルの左右をつなぐように取り付けるパーツである。もともとはハンドルの剛性を高める目的で使われてきたが、最近ではスマートフォンホルダーな[…]
レース対応最新フルフェイスは全3色のラインアップに充実 『X-Fifteen 02』にこのたび追加される新色はマットブラック(つや消し黒)で、精悍な印象をさらに深めたカラーだ。これにより、既存カラーの[…]
ガレージ作業の悩みを解消!プロクオリティを誇るワークマン「Wonderシリーズ」 愛車のメンテナンスやカスタムを楽しむDIYライダーにとって、作業着の性能は作業効率を大きく左右する。油汚れやツールの引[…]
爽やかな秋風の中、愛車との佇まいを格上げする特別な限定ヘルメット 澄み渡る空と爽やかな風が心地よい10月。全国各地でツーリングイベントや秋のドライブが盛り上がりを見せる中、愛車に合わせるギアにもこだわ[…]
オートバイにもドリンクホルダーが欲しい! クルマなら、コンビニで買ったペットボトルや缶コーヒーをドリンクホルダーにポンと置けばいい。しかし、オートバイはそうはいかない。バッグにしまうのもひとつの方法だ[…]
最新の関連記事(シューズ&ブーツ)
【ジャケット&インナー】連結ギミックと異素材ミックスで冬風を完全攻略! 今回のテーマは、高い安全性と極上の防寒・快適性をハイレベルで両立させつつ、ライディング時の「動きやすさ」と降車後の「シルエット」[…]
操作性と歩きやすさを両立する「八の字」カットと2層構造 ステップに足を載せた瞬間の違和感をなくすため、ヒール部分は大胆な「八の字状」にカット。ステップ上で足を左右にスムーズへ動かせるうえ、土踏まずから[…]
判明!あのブーツはイタリアの名門「スティルマーティン」だった 岩城さんの足元を支えていたのは、ずばりイタリアが誇るモーターサイクルフットウェアの老舗ブランド、スティルマーティン(Stylmartin)[…]
ストリートカルチャーと融合。限定コラボが生み出す極上シルエット:ニューエラ×クシタニ リミテッドエディション メジャーリーグベースボール唯一の公式キャップブランドであり、ストリートファッションやカルチ[…]
酷暑日も爽快にライディング 今年も40℃を超える酷暑日の日数が増えることが間違いない中、ライディング時に体を冷やす装備として、メッシュジャケットやメッシュパンツ、そしてメッシュグローブや冷却ベストなど[…]
人気記事ランキング(全体)
水平対向6気筒とダブルウィッシュボーンサスがもたらす独創の走り ホンダのプレミアムツアラーとして君臨するゴールドウイングの2027年モデルが北米で発表された。日本国内で展開されるモデル同様に低重心設計[…]
ZGMF-X10Aを再現!フリーダムガンダムのグラフィックワーク 新大洲ホンダの原付二種スクーターラインナップに加わった「NS125FX フリーダムガンダムコラボ限定版」は、劇中機体の配色とメカニカル[…]
Z1から11年、新基準を打ち立てた カワサキが水冷6気筒のZ1300を発売したのは’79年だったが、この頃からすでにZ1系に代わる次世代フラッグシップが模索されていた。Zに改良を加えて世代交代を進めて[…]
机上航続距離 354.57㎞にどこまで迫れるか !? ワンタンクチャレンジのルール!●完全ガス欠するまでツーリング!●燃費走行&アイドリングストップなし!●一般的なツーリングペースで検証!●マシンのキ[…]
エントリーライダーも意識した軽量スリムなシングルスポーツ インドで先行発売されたモデルに仕様変更を加え、ʼ20年4月に新発売されたのが、ネイキッドのジクサー250と基本構造を共有するフルカウルスポーツ[…]
最新の投稿記事(全体)
デザインだけじゃない!極上の打感と耐フェード性を生むモノ創り 「デザインが全てであり、それに見合った品質を実現する」──。シンプルかつ骨太な理念を掲げるモートーンカスタムズ。 今回登場したブレーキディ[…]
初期型ゼファーの第一印象は「遅い!」だった 1989年に発売されたカワサキ・ゼファーは、レーサーレプリカ全盛期にデビューし、その後の「ネイキッドバイクブーム」の立役者となった一台です。 ちなみに「ゼフ[…]
中部地方初の拠点「名古屋BASE」が庄内通にオープン 地下鉄鶴舞線の庄内通駅エレベーター口から徒歩5分というアクセスしやすい場所に、ビークルファンの新拠点「名古屋BASE」が開設された。関東や関西、九[…]
ハンドルブレースは何のためにある? ハンドルブレースとは、バーハンドルの左右をつなぐように取り付けるパーツである。もともとはハンドルの剛性を高める目的で使われてきたが、最近ではスマートフォンホルダーな[…]
「ハイビジミラー」がライダーに選ばれる2つの理由 広角R1000鏡面で死角を低減! 純正ミラーの曲率(R1200〜1300)に対し、よりワイドな視界を確保できるR1000の曲率を採用。コンパ[…]
- 1
- 2













































