
以前使ってみて反響が大きかった「硬化ゴム弾性回復剤ラバゲイン」経年劣化でカチカチになったゴム部品がプニプニになっちゃった衝撃ったらありませんでしたよね。だけど同時に気になるのが「どれぐらい持つの?」ってトコ。そうそう、ソレソレ。やっぱ気になりますよね? ってことで、二か月経過した上にめっちゃ寒くなった今どうなってるかレポートいたします!
●文:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
お待たせしました経過報告です
前回のラバゲイン記事、おかげさまで大反響をいただきました。ありがとうございます! そして同時に、「続編が知りたい!」「その後どうなったの?」「どれぐらい持つの?」「いつまで柔らかいの?」…といった声が雪崩のように届く、届く。
だよね。やっぱりそうですよね? 言われなくてもわかってますってば。なんたって、気になってるのは私が一番なんですからッ(笑)!
「ナンノコッチャ?」な方は、まずは前回の記事(【DIY整備の裏技】レストア革命! 古い”カチカチゴム”を柔らかくしちゃう㊙ケミカル教えます【ラバゲイン】)をどうぞ。カチコチに硬化していたマニホールドが、ラバゲインで“ぷにょん”と蘇る衝撃映像をご覧いただけます。
古いゴムは硬化するのが自然の節理、だが・・・ ゴム部品は古くなると硬くなります。これは熱・酸素・紫外線などによる化学変化(酸化劣化)で、柔軟性の元である分子の網目構造が変化したり、柔らかくする成分(可[…]
ざっくりおさらい。ラバゲインってどう使うの?
ラバゲインの基本的な使用の流れはこんな感じです。実際の作業はほとんどが放置なのでとても簡単でした。
部品を外す
硬化してカチカチになってしまった…そんなゴム部品を取り外します。
ラバゲインを浸す
PPまたはPEの袋に入れてラバゲインを注入。できるだけパーツ全体に均等に行き渡るように浸けこみます。
一定時間放置して浸透させる
部品の硬化状態に応じた時間放置します。モノによっては数分で効果が現れることも。
十分柔らかくなったら袋から出して、その状態でまた1時間放置。最後にウエス等で余分な液をふき取れば完了!
あれから約2か月後・・・冬のマニホールドはどうなった?
そして今回経過検証するのがこちら。約2か月前にラバゲインで柔らかさを取り戻したDT50のインテークマニホールドです。あれから二か月。はたしてまだ柔らかいのか?ちょっとドキドキしながら見てみますね。
見た目は…それほど変化を感じません。まだ艶を見て取れます。まだまだイケそうな感じなのですが、しかしここでひとつ重要なポイントなのが“気温が別物”なことです。
忘れてませんよね? 今年の秋はほとんど“終わらない夏”でした。確かラバゲイン施工時は30度オーバーの真夏日でした。汗かきながらの作業でしたもんね。でも、本日の朝の気温は3度。今この瞬間も寒くて予報によれば8℃前後という状況です。
ゴムは気温で硬さが全然違う素材です。夏に柔らかかった部品が冬に硬いのはある意味当たり前。そのうえで、どこまで柔軟性が残っているのか・・・さっそく見ていきます!
まだ柔らかいのか検証してみたら
経過検証いってみましょうか。個人的に一番気になるのがコレ、まずはキャブの脱着テスト。
柔らかさが残っているなら、キャブは“ぽこっ”と気持ちよく外れるはず。どうだ…?
ぽこっ。ふおっ! めちゃくちゃ普通に外れたんだが??? 冬のゴム部品とは思えない柔らかさで、あっさり外れてしまいました。この時点で作業性としては十分合格ライン。でも、せっかくなのでさらに踏み込みます。
マニホールド単体で柔らかさをガチ検証!
ほい。エンジンから外しました。これなら部分的ではなくて全体の柔軟性をチェックできます。
まさに“まな板の鯉”もう誤魔化せないし逃げ場はないぞよ、フハハ。いきますよ。
せーの。
ムニャッ。まだ柔らかいいぃーーーー!
思わず声が出ました。こんな冬の日でも、まだあの“ぷにょっと感”が残っているなんて。
部分的のみならず、全体的な柔軟性はまだ失われていませんでした!!
正直に言ってしまおう。ここまでは、期待してなかった!
それもそのはず、メーカー説明書には「時間が経つと元に戻る場合があります」と書いてあるし、そもそも「作業を容易にする」と書いてあるだけで「レストア用」とは書いてないのですよ。
さらにはいただいたコメントの中に「2週間でカチカチに戻った」とか「二ヶ月で効果がなくなった」といった報告もあったのです。
なので「今回はさすがにダメかもしれない」と覚悟していました。だから、気温が低くなったからウンヌンとエクスキューズを挟んでいたわけですが・・・どうっすか、この柔軟性! やったあ♪
結論:ラバゲインはスゴかった
これ、忖度なしに言います。ラバゲイン、普通にスゴいです。今回の検証も小細工や噓偽りなし。ガチ検証です。真夏に施工し、冬まで柔らかさを維持。これはイチユーザー目線で見ても想定以上の効果。
マジで嬉しいのですよ。
もちろん永久に柔らかい保証はありませんが「レストア整備の助けになるケミカル」としては十二分に優秀ではないでしょうか。古いバイクのオーナーにとって頼もしい存在ですよね~。
気になる今後の展開
そうなるとやっぱ気になりますよね? 「半年後はどうか?」「一年後はどうか??」。ワタシも気になるのでぜひとも経過報告したいところ。
で、それとは別に・・・他のゴム部品(ゴムホース、グリップ、エアクリダクト等)でも効果検証してみたいですね。もっと古いゴム部品集めておきます!
まとめ:作業のしやすさ向上に補修パーツの救世主に!
ラバゲインは「作業性改善ケミカル」だけじゃありません。今回の検証ではそれ以上の結果を見せてくれました。
もちろんゴム自体の劣化や硬化を根本的に止められるわけではありません。しかし、キャブの着脱がしやすくなったり、入手が難しい旧車補修パーツのには救世主的存在になったり。そして、とても扱いやすい。こうしたメリットを実感できました。
続編も必ずやりますので、お楽しみに! この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!
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