
2017年に鮮烈なデビューを飾り、今なお高性能250cc2気筒スーパースポーツとして人気を集め続けているホンダ「CBR250RR」。歴代モデルの写真とともに、その変化を振り返る。2019年モデルでは、初のトリコロールとなるHRCワークスカラーが登場した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ
カラーリングの変更で新4色ラインナップに
2019年型CBR250RRには、新たなカラーリングが追加された。それが、色鮮やかな「グランプリレッド」と、グランプリレッドに躍動感のあるブルーストライプを配し、レーシングイメージをより高めた「グランプリレッド(ストライプ)」の2色。後者は、全日本ロードレース選手権でTeam HRCが使用したファクトリーマシン、「CBR1000RRW」と同じカラーリングということもあり、話題を呼んだ。
さらに継続色のマットガンパウダーブラックメタリックのストライプデザイン/パールグレアホワイトのアンダーカウルカラーが、グレーからブラックに変更。全4色の新カラーバリエーションとなって、2018年11月22日から順次発売された。
ホンダのラインナップにおいて軽二輪スーパースポーツモデルとして位置づけられる「CBR250RR」は、低中回転域での力強さと高回転域までシャープに吹け上がる出力特性を備えたエンジンに、電子制御の「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を組み合わせ、〈Sport〉〈Sport +〉〈Comfort〉3種類のライディングモードを楽しむことが可能。また、強くしなやかな鋼管トラス構造フレーム、倒立式フロントサス、スイングアーム式リヤサスペンション(プロリンク)が、その動力性能と操縦性をより高い次元でサポートする。
HONDA CBR250RR[2019 model]
主要諸元 ■全長2065 全幅725 全高1114 軸距1095 シート高790(各mm) 車重165[167]kg ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 249cc 38ps/12500rpm 2.3kg-m/11000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=110/70R17 R=140/70R17 ●色:黒/白/赤/赤×白×青 ●価格:78万8400~[80万6760]円 ●発売日:2020年11月22日 ※[]内はABS仕様
【HONDA CBR250RR[2019 model]】グランプリレッド(ストライプ)
【HONDA CBR250RR[2019 model]】パールグレアホワイト
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